部下や上司など、職場で退職や異動する人へのプレゼントで迷うことはありませんか?
毎日の仕事で忙しくしていると、「プレゼントを考える暇なんてない!」となりがちです。
かといって、テキトーに選ぶわけにもいかず、正直考えるのが面倒なこともあるでしょう。
そこで今回は、私自身、異動や退職が多い職場で10年働き、自分自身が異動したり、退職者を見送った経験ともとに、プレゼントの定番についてまとめました。
また、プレゼントを選ぶときに気になりがちなポイントである、
- 相手にとって迷惑になるかもしれないグッズ
- 花を送るのはアリかどうか
についてもまとめました。
※7000字近い長文になっていますので、いきなり頭から読まず、目次を確認のうえ、必要な項目を見てください。
目次
男性へのプレゼント定番7選!
まずは、男性へのプレゼントでの定番プレゼントを7つ紹介します。
職場の人へのプレゼントを考えるときには、部下や上司などの立場よりも、性別によって大きく変わります。
そのため、男性であれば、上司でも部下でも、これから紹介するグッズを選ぶのが良いでしょう。
ネクタイ
職場の男性に送るグッズとしては、やはり定番です。
価格も3.000円から、良いものだと10,000円くらいになるので、個人なら3.000程度、集団なら1万円程度のものを渡すとちょうどよいでしょう。
毎日替えるものなので、本人の好みにドンピシャじゃなくても、使ってもらえる可能性も高いです。
また、高級なネクタイを気に入ってもらえると、勝負ネクタイにしてくれることもあります。
ハンカチ
ネクタイ同様、ハンカチも定番で無難です。
あまり目立つものではないので、ネクタイなどに比べて色やデザインの好みが合わないという心配もありません。
ちなみに、若い男性だとハンカチを使わないこともあり、プレゼントしても宝物の持ち腐れ状態にさせてしまう可能性があるので注意です。
ボールペン
高級な雰囲気のボールペンや多機能ペンなども、プレゼントしては定番です。
相手が営業職など、客先でペンを使うことがあれば、高級な雰囲気のあるペンをプレゼントすると特に喜ばれるでしょう。
ちなみに、万年筆もギフトの候補として挙がることもありますが、普段から使ってない人だと、使うのに手間がかかります。
また、普段から使っている人は、そもそも自分のこだわりのペンを使っています。
そのため、どちらにしても、ありがた迷惑になる危険が強く、避けた方がいいでしょう。
タイピン
ネクタイを留めるタイピンも、チョイスされることが多いです。
ファッションに敏感な人なら、タイピンにもこだわりがちなので、そういう人にタイピンの選択肢を増やしてもらう思いを込めれば、ありがたがられると思います。
逆に、ファッションの細かいところにこだわらない人は、適当な一つのタイピンを毎日使いまわすので、ありがたさが伝わらないかもしれません。
タイピンを送るなら、おしゃれに気を遣う人の方が喜ばれる気がします。
名刺入れ
名刺れは、客先と会う職種なら、ほとんどの人が使う定番アイテムです。
ネクタイのようにローテーションせず、基本的には一つのモノを使い続けるので、「古くなったので買い替えよう」と思っていた人には喜ばれるでしょう。
ちなみに、名刺入れを送る場合は、毎日使う&長く使い続けるので、5,000円以上の高級よりのものを送ったほうが良いと思います。
食器
お皿やグラスなどの食器類は、退職や異動の贈り物としてはマイナーですが、プレゼントとしてはハズレの少ないど定番です。
料理が好きだったり、お酒が好きな人には喜ばれるため、そういう情報が事前にある人ならば、贈るのもありです。
普段自分では選ばないような、すこし高級感のある雰囲気の食器をチョイスすると喜ばれることが多いでしょう。
ただし、相手の好みに合うかどうかという問題もあるので、相手の好みが不明だったり、チョイスに自信がない場合は無難な商品にした方がいいです。
お菓子やお酒
職場の人からのプレゼントというと、ネクタイなどのビジネスグッズというイメージがあるかもしれませんが、お菓子などを送るケースもあります。
食べ物や飲み物など、いわゆる「消えもの」は、食器同様プレゼントとして、ど定番です。
消費すれば手元に残らないので、保管場所をとらないという点で喜ばれやすく、ありがた迷惑になる可能性がかなり少ないです。
また、お酒が好きな人なら、日本酒やワインなどのお酒はめちゃくちゃ喜ばれます。
実利度が高いので、サバサバしていて、現実主義なタイプの人なら、ビジネスグッズもよっぽど喜ばれます。
普段自分では買わないような、ちょっと高級寄りのお酒(1本5,000円以上)のものを贈ると喜んでもらえるでしょう。
女性へのプレゼント定番7選!
続いて、女性の部下や上司が退職(異動)する時に贈るプレゼントの定番を紹介します。
男性と共通するものも多いですが、女性ならではのグッズもあるので、本人に合わせたものを選ぶのいいでしょう。
プリザーブドフラワー
花束を贈るのもよいですが、プリザーブドフラワーのように、キレイに装飾され、枯れずに残り続けるものを贈るのもよいでしょう。
部屋の装飾にもなるので、あまり大きすぎないものをチョイスすると、長く飾ってくれそうです。
ハンカチ
ハンカチは、女性であれば誰もが使うもので、定番で無難でしょう。
あまり目立つものではないので、名刺入れや、ポーチなどに比べて色やデザインの好みが合わないという心配もありません。
その人の普段使っているハンカチよりも、高級なものを贈ることができれば、より重宝されるでしょう。
ボールペン
高級な雰囲気のボールペンや多機能ペンなども、プレゼントしては定番です。
女性で事務職の場合は、100円程度のボールペンしか使わないことが普通ですが、営業職など、客先でペンを使うことがある人なら、高級な雰囲気のペンをプレゼントすると喜ばれるでしょう。
名刺入れ
事務職の場合は使わない人が多いですが、客先と会う職種なら、ほとんどの人が使う定番アイテムです。
ハンカチのようにローテーションせず、基本的には一つのモノを使い続けるので、古くなったので買い替えようかと思っていた人には喜ばれるでしょう。
それほど頻繁に買い替えるものでもないので、長く使ってもらえる可能性もあります。
名刺入れを送る場合は、毎日使う&長く使い続けるので、5,000円以上の高級よりのものを送ったほうが良いです。
ちなみに、最近買ったばっかりだったり、今使っているものへの思い入れが強かったりすると、ありがた迷惑になる危険があります。
特に、女性は自分の好みに合うものを使いたいことが多いので、事前にそれとなく、ニーズがあるか探りを入れておいた方が無難です。
化粧ポーチ
ペンや名刺入れは、客先と会う職種の人にしか贈りにくいですが、化粧ポーチの場合は、ほぼすべての女性が使う必須アイテムでしょう。
名刺入れと同様、古いものを使っているときに、相手の好みにあったものを渡すことができると、喜ばれて長く使ってもらいやすいです。
安いものもあると思いますが、3,000円以上のしっかりしたものを渡すと、なお喜ばれると思います。
食器
お皿やグラスなどの食器類は、退職や異動の贈り物としてはマイナーですが、プレゼントとしてはハズレの少ない、ど定番です。
普段自分では選ばないような、すこし高級感のある雰囲気の食器をチョイスすると喜ばれることが多いです。
ただし、相手の好みに合うかどうかという問題もあるので、相手の好みが不明だったり、チョイスに自信がない場合は無難な商品にした方がいいです。
お菓子やお酒
職場の人からのプレゼントというと、ボールペンなどのビジネスグッズというイメージがあるかもしれませんが、お菓子などを送るケースもあります。
食べ物や飲み物など、いわゆる「消えもの」は、食器同様プレゼントとして定番です。
消費すれば手元に残らないので、保管場所をとらないという点で喜ばれやすく、ありがた迷惑になる危険性がかなり少ないです。
自分が食べなくても、周りにおすそ分けという形で消費できるのもメリットです。
また、職場でお酒好きキャラが定着している人なら、日本酒やワインなどのお酒はめちゃくちゃ喜ばれます。
思い出や雰囲気よりも、実利を好むタイプの人なら、ビジネスグッズよりもよっぽど喜ばれるでしょう
この場合、普段自分では買わないような、ちょっと高級寄りのお酒(1本5,000円以上)のものを贈ると喜んでもらえるでしょう。
そのプレゼント、ありがた迷惑になっていませんか?
ここまで、ざっと職場の人の退職や異動に送る定番プレゼントを紹介してきました。
しかし、プレゼントをもらったものの、「センスが合わず、使わない」「とはいえ、うかつに捨てられなくて困る」という、ありがた迷惑な経験はないでしょうか。
せっかくプレゼントを贈るならば、本当に相手に喜ばれるものを渡したいところです。
そこで、プレゼント別にありがた迷惑になるリスクと、その回避方法を紹介しておきます。
小物家電 ありがた迷惑リスク:★★★★
ギフトグッズを紹介しているサイトの中には、鍋やポットなどの小物の家電が入っていることがあります。
確かに、ちょうど買い替えようと思っていたところに、最新の高性能のものをもらえると、すごく喜ばれます。
しかし、同じようなものをすでに使っている場合、邪魔以外の何物でもありません。
同じように、マッサージ機もギフトとして紹介されることもありますが、これも危険です。
もしプレゼントしたい場合は、相手が欲しがっているものかどうか、同じようなものをすでに持っていないかをヒアリングしておいたほうがいいです。
リスクは大きいですが、相手が欲しがっていたものをプレゼントできると、他のプレゼントよりもかなり喜ばれるので、事前調査を重視しましょう。
一点ものグッズ ありがた迷惑リスク:★★★
名刺入れや化粧ポーチなどは、自分が気に入ったデザインが気にっているものを長く使うものです。
このようなプレゼントは、本人が気に入るようなデザインや機能のものをプレゼントできればいいですが、そうじゃないとゴミになってしまいます。
しかし、小物家電と同じように、ハマれば感謝され、長く使ってもらえるというメリットもあります。
相手が欲しがっているかどうかを、さりげなくヒアリングしたほうがいいでしょう。
使いまわしグッズ ありがた迷惑リスク:★★
ハンカチやネクタイ、グラスやお皿などは、名刺れのように、一つのものを使い倒すのではなく、複数のものを順番に使いまわすのが普通です。
このようなグッズは、いくらあっても困らないので、相手の好みに多少合わなかったり、本人のお気に入りのものがすでにあっても迷惑にはなりません。
とにかく無難なプレゼントを渡したい場合は、このカテゴリに入るグッズをプレゼントしておくのがいいでしょう。
消えもの ありがた迷惑リスク:★
食べ物や飲み物などの、いわゆる「消えもの」は消費すれば残らず、スぺースをとったり、処分に困ることが無いので、圧倒的に迷惑度が少ないです。
消えものをチョイスする場合は、生ものやフルーツなど、消費期限があったり、好き嫌いが激しいものは避け、お菓子を送るのがベストです。
また、相手がお酒好きな場合は、日本酒やワインを贈るのも喜ばれます。
ただし、持ち運びが大変なので、相手が車で持ち帰れる場合に渡すか、自宅に発送してあげるかなどの対応も必要でしょう。
花を贈るのは迷惑になりませんか?
最終出勤日にちょっとしたセレモニーをする場合、花をプレゼントすると華やかになります。
しかし、花は持ち帰ったあとの手間があるのも事実です。
花瓶に水を入れて活けておいて、枯れてきたら捨てる・・というのを面倒くさがる人もいます。
そのため、花を贈るべきか、ためらうこともあるかもしれません。
やはり女性は花のプレゼントを喜ぶことが多く、花瓶に活ける手間も面倒に思わず、素直に喜んでくれることが多いです。
忙しい人なら、生花ではく、見た目が華やかなプリザーブドフラワーを送ると喜ばれるでしょう。
一方で、男性はあまりそのような気持ちにはならず、面倒くさいと感じてしまう傾向にあります。
ただし、男性でも家族を持っている場合は、奥さんが喜ぶことがあります。
花をもらう=感謝されている、祝福されているというイメージがあります。
そのため、最終出勤日から帰ってきた旦那さんが花を持って帰って来ると、奥さんも喜んでくれることが多いです。
これらのことを考えると、
- 女性には贈ったほうがよい(忙しい人ならプリザーブドフラワーを)
- 一人暮らしの男性は避けた方がいい
- 男性でも、家族と同居なら贈っても喜ばれる
と言えるのではないかと個人的に思います。
無難にいきたいか、相手を喜ばせたいか
以上のように、部下や上司が退職(異動)するときに贈るプレゼントについてまとめてきました。
一口にプレゼントといっても、色々な種類があり、これでいいのかと不安になることもあるかもしれません。
とにかく無難にいきたいなら、ネクタイ・ハンカチ・グラスやお菓子などをチョイスし、役に立つもの、相手に喜ばれるものにしたいなら、名前を入れたり、名刺れや小物家電などに挑戦してみるとよいでしょう。
ちなみに、相手へのメッセージについて不安な人はこちらのページを参考にしてください。