中間管理職は、人間関係中心に何かとストレスが多い仕事で、日々疲れきっている人も多いと思います。
その疲れやストレスを癒すため、プライベートの時間に癒しを求めたくなるものです。
自分に合ったリラックスの方法を身につけられれば、仕事で溜まったストレスをしっかり癒すことができるでしょう。
そこで今回は、私自身が色々試したり、人から聞いたなかで効果的だと思ったリラックスや癒しになる10個の方法(メソッド)を紹介します。
目次
とにかく眠る
メリット:お金がかからない
デメリット:あっという間に時間が過ぎる
こんな人にオススメ:面倒くさがり屋
寝ることは、お金もかからず簡単にできる癒しメソッドですが、その効果を侮ってはいけません。
睡眠を取ることで、体の疲れも取れるのはもちろん、ストレスによって乱れがちな自律神経の働きが整うため、ストレスからのダメージが回復します。
睡眠の効能については、こちらのサイト(睡眠の重要性をカラダへ及ぼす効果 グリコ POWER PRODUCTION)でも詳しく説明されています。
私が思うに、睡眠で心身を回復させるために大切なポイントは、
- 十分な睡眠時間を確保すること
- 睡眠の質を高めること
この2点です。
十分な睡眠時間を確保するためには、なかなか寝付けない状態を回避することが重要です。
人が寝付けない理由の大きなものは、精神的な不安や緊張と運動不足です。
もし寝たいのに寝られないという人は、運動(ページ内リンク)を心がけましょう。
そのほかにも、瞑想をしたり、入浴することで物理的にリラックするするほか、作品鑑賞をして頭の中をリセットすることも効果的です。
また、寝てもすぐ起きてしまう、十分寝たつもりでも疲れが取れないという場合は、睡眠の質が良くない可能性があります。
睡眠の質をあげるために効果的なのが、良い寝具を使うことです。
私も実際、有名な寝具である「トゥルースリーパー」を購入してみたところ、それなりの金額がするだけあって、翌朝の体の疲れが少なくなったように感じました。
2万円以上する購入なタイプもありますが、個人的には、1万円程度のスタンダードなタイプの商品で十分だと思います。
入浴する
メリット:誰でもリラックス効果が高い
デメリット:湯船にお湯をはるのが少し手間
こんな人にオススメ:普段はシャワー派だと効果てきめん
普段シャワーしか浴びていない人は、たまにはお風呂に浸かってみてはどうでしょうか。
ぬるめのお湯に浸かることで、副交感神経が活発になり、リラックスした状態になるというのは聞いたことがあると思います。
実際、こちらのサイト(バスクリン 知っておきたい!入浴の3つの健康効果)によると、
入浴には、「温熱作用(温まって疲れが取れる)」「水圧作用(全身の血行が良くなる)」「浮力作用(気分がリラックスする)」などの効能が、医学的に証明されているとのことです。
シンプルに家の湯船に浸かるものもいいですし、より癒しを求めるなら、バスソルトなどを使って、少し豪華な雰囲気にするのもありでしょう。
また、ちょっと足を伸ばしてスーパー銭湯にいってみるのもいいと思います。
そして、お金と時間に余裕があるなら、思いきって温泉宿に行ってみるのもリフレッシュになるのではないでしょうか。
マッサージ・ボディケア
メリット:体の痛みに直接効く
デメリット:専用の道具を用意する必要がある
こんな人にオススメ:体のコリが激しい人
マッサージやボディケアで、体のコリや疲れを物理的にほぐすことで、スッキリする効果が期待できます。
マッサージ師が施術してくれる専門店に行くもの良いですし、専門の器具を購入して、家でのんびり行う方法もあります。
ネックマッサージ
肩こりや背中、腰の痛みは体の痛みの定番です。
ひと昔前までは、大きなマッサージチェアが主流でしたが、高価で場所も取ります。
最近ではもっと気軽にマッサージできる器具も増えており、私が実際に使用しているのが、ネックマッサージャーです。
コンセントにつないで、背負うような感じで使用するので、押されたい場所を自分で自由に調整することができます。
(出典:「株式会社クロシオ」)
また、背負う強さを変えることで、押される強さも自分で調整できるところも便利です。
マッサージ機とは違い、自分で押される場所や強さを自由に調節できるので、コリを直接ほぐすことができるのが大きなメリットだと思います。
レッグマッサージ
立ちっぱなしや外回りの仕事など、足が重点的に疲れる人にはレッグマッサージがおすすめです。
例えばこんな商品が売れ筋です。
足を覆うように装着するので、本格的なマッサージが期待できます。
ネックマッサージャーと同じように、マッサージチェアに比べて場所もとらないので気軽に購入できると思います。
アイケア
長時間のデスクワークによる目の疲れも馬鹿になりません。
目の疲れは、肩こりや頭痛も引き起こすことが多く、私もデスクワークとストレスの合わせ技で、しばしば頭が痛くなります。
そんな人におすすめなのがアイケアです。
アイケアグッズは、色々な商品が出るほど人気のジャンルになっており、直接目の周りを温めたり冷やすことで、目の周りの筋肉をほぐすことができるようです。
デスクワークで目、肩が疲れる人は一度試してみるのもいいでしょう。
ちなみに、私は肩甲骨はがしの運動をよく実践しています。
うまくできるようになるまで時間がかかりますが、仕事中でも気軽にできるので、おすすめです。
やり方はこちらのサイト(肩こりを楽にする簡単メソッド!今話題の“肩甲骨はがし”って?)に詳しく乗っています。
適度な運動をする
メリット:健康にもよい
デメリット:運動が苦手な人には億劫
こんな人にオススメ:眠れない人、運動不足を指摘される人
運動をすると余計疲れてしまいそうなものですが、適度な運動は脳をリフレッシュさせて、ストレス解消の効果があることが言われています。
可能ならば、昼の時間や朝に日の光を浴びながらウォーキングすると、良い気分転換になるでしょう。
また、もともとある程度運動をやっていた人なら、ジムに通って本格的に筋トレをするのもいいかもしれません。
日ごろから忙しくて、ジムやウォーキングが難しい人なら、部屋でもできるエアロバイクで汗をかくという方法もあります。
部屋であればテレビなどを見ながら運動することも簡単です。
Amazonだと売れ筋のエアロバイクなこちらのようですが、安いものだと2万円弱で購入できるのもあるみたいです。
運動に関しては、他にも色々な方法が考えられるので、自分にあった運動を考えてみるのもいいかもしれません。
瞑想(めいそう)
メリット:いつでもどこでもできる
デメリット:慣れるまで時間がかかる
こんな人にオススメ:日ごろから強いストレスにさらされる人
瞑想は、最近「マインドフルネス」という名前で取り上げられるようになったので、聞いたことがある人もいるかと思います。
Google社の社員研修で取り上げられたことでも有名で、こちらのサイト(Googleが社員研修に取り入れた「マインドフルネス」の効果と実践方法)などで、詳しく取り上げられています。
私も頻繁に実践していますが、本格的にやろうとすると結構大変なので、以下の2点だけに集中して、気軽な気持ちでやっています。
- なるべくゆっくり深呼吸(鼻から吸って、口から吐く)
- 余計なことを考えず、呼吸することだけに集中する
ストレスで不安になると、胸が苦しくなるような感じにならないでしょうか?
そんな時は、深く呼吸することに集中することで、気持ちが落ち着く感じになります。
また、「失敗したらどうしよう?」「怒られたらどうしよう?」などと不安になることはないでしょうか?
仕事の不安を、四六時中いつも抱え続けるのはかなりストレスで、自分で自分を傷つけている状態に陥っています。
そんな時は、瞑想によって呼吸のことだけに集中すれば、不安や雑念から心を解放させることができるようになります。
瞑想は、このような効果があるだけでなく、お金もかけずに、簡単に行うことができるのもメリットです。
私はふと寝転がったときなどに寝ながらやったり、休憩時間に座った体制でやったり、仕事中にストレスが溜まったときに、仕事をするふりをしながらやることもあります。
アクアリウム鑑賞
メリット:眺めるだけで癒される
デメリット:専用グッズを購入する必要がある
こんな人にオススメ:水族館、海が好きな人
水族館で、小魚やクラゲが泳いだり浮かんでいるのを見て癒されるという人は多いです。
そのため、水族館が好きな人なんかは、アクアリウムや水槽を見ることで、癒しを得る方法もあります。
ただし、水槽を用意して熱帯魚などを飼う・・となると、水槽の掃除や餌やりなど、手間が多く、ストレスでエネルギーが湧きにくい状況だと大変だと思います。
そこで私がおすすめしたいのが、人口クラゲのアクアリウムです。
シリコン製の人工クラゲなので餌やりの必要はなく、水の取り換えもそれほど必要ありません。
水族館のように色んな色のライトで照らされるので、部屋の明かりを薄暗くして、きれいに光るクラゲをぼんやり眺めれば自然とリラックスできると思います。
水槽はちょっと・・という人でも、卓上アクアリウムならば、手間をかけなくても、手軽に癒やしが得られます。
自然音を聞く
メリット:聞くだけで癒される
デメリット:イヤホンが必要
こんな人にオススメ:音楽や自然の音が好きな人
アクアリウムのように見ることで癒されるだけでなく、聴覚から癒しを得る方法もあります。
ストレス解消という意味では、私は自然音を聞くのがおすすめです。
youtubeでは、焚火の様子を撮影した動画が本当にたくさんあり、再生数も多いです。
ちなみに、私は河原の水の動画が好きで、焚火よりも水辺の動画をよく再生しています。
動画を見つめながら聞くのもいいですが、目を閉じて自然音に集中することで、自分がその自然にいるかのような気分になることもできます。
個人的におすすめなのは、こうした自然音を、ノイズキャンセル機能がしっかりしているワイヤレスイヤホンで聞くことです。
ノイズキャンセルがあると、より集中して聞けるうえ、ワイヤレスであればスマホやパソコンから離れて自由な態勢で聞けます。
イヤホンはピンキリで色んな商品がありますが、やはり人気はアップル社のAirPodsでしょう。
AirPodsは高級なだけあって評判も高いですが、もっとな安価なワイヤレスイヤホンも十分あります。
だいたい5,000円くらいで買えるので、そのくらいの出費が許容できるなら、安物のイヤホンよりも高い満足感を味わうことができます。
アロマテラピー
メリット:香りという他の方法ではできない癒しを得られる
デメリット:アロマキャンドルの準備が必要
こんな人にオススメ:ゆったりした空間が好きな人
視覚、聴覚以外に嗅覚で癒しを得る方法もあります。
リラックス効果のあるアロマキャンドルやお香を香らせて、リラックスする方法もあります。
実際、「アロマテラピー」という言葉もあるくらいで、香りによってストレスから体と心を解放する効果も期待できます。
また、この方法は特に女性に好きな人が多いと思います。
疲れている人にアロマキャンドルを送るという方法もありますが、人によって好きな香りがかなり違うので、事前のヒアリングを欠かさないようにしましょう。
作品鑑賞
メリット:聞くだけで癒される
デメリット:イヤホンが必要
こんな人にオススメ:音楽や自然の音が好きな人
仕事のことで頭がいっぱいの時は、映画や漫画・小説の作品にのめりこむことで、頭の中をいったんリセットするのも効果的です。
作品の世界観に没入できると、精神的にもかなりリフレッシュできます。
疲れていると、なかなか映画や漫画を見ようという気持ちにすらなれないこともありますが、最初は面倒でも、だんだんとのめり込むこともあります。
ちなみに、私はよく漫画を読んでいます。映画などとは違い、自分のペースで読みすすめられるところが好きです。
月並みですが、おすすめの作品は「鬼滅の刃」です。
主人公の炭次郎は、突然家族を殺されるという理不尽な境遇ですが、心が折れることなく成長し、家族を殺した鬼に立ち向かうようになります。
どんなに追い込まれてもあきらめずに戦い続け、自分や周りをまっすぐな言葉で鼓舞します。
そんな姿に「自分も頑張ろうかな・・」という気持ちにさせてくれます。
社会現象になるだけあって、読み手の心を揺さぶってくれる名作だと思います。
※購入後すぐに読める電子書籍がおすすめです。
また、映画やドラマなど動画派の人には、動画見放題サービスがおすすめです。
ラインナップされている作品ならば、制限なしで見ることができるので、どんどん色んな作品を見続けることができます。
U-NEXTなら、30日間無料サービスがあるので、試しに利用してみるのもありです。
短時間の登録作業で、すぐに見放題が利用できます。
美味しいものを食べる
メリット:多くの人に当てはまる
デメリット:ストレスで胃腸が弱っている場合は難しい
こんな人にオススメ:食べることが好きな人
シンプルに、旨いものを食べて幸せを感じるというストレス解消法もあります。
心が疲れてくると、食べるものにも興味がなくなってしまいます。
そんな時は、あなたが元々好きだった食べ物を思い出し、思いっきり堪能するのも全然アリだと思います。
海産物や、高級肉、高級スイーツ、大好きなお酒などを自分へのご褒美として食べたり飲んだりしちゃいましょう。
お店に食べに行くという方法もありますが、それも面倒くさい場合は、出前や通販で頼んでしまうのもありです。
私は海産物が好きですが、ひとりでお寿司を食べに行くのは気が引けるので、こっそり海産物をAmazonで買ったりしています。
ただし、ストレスのあまり過食や拒食になっている人は避けた方がいいでしょう。
癒しの時間が仕事の疲れを和らげてくれる
日々の仕事のストレスや疲れを癒すためにオススメの方法を紹介してきました。
責任感が強い人ほど、業務時間外も仕事のことを考えて、常に緊張してしまいがちですが、あえてリラックスする時間を作ることは、とても大切です。
一度リラックスすれば、苦しい状況も前向きに考えられたり、状況を打開する良いアイディアがひらめくこともあります。
忙しくて余裕のないときこそ、あえて癒しの時間を大切にしてみてはいかがですか?