部下育成

部下への退職メッセージの作り方や文例まとめ【結婚・定年・上司用も】

寄せ書きのイメージ画像

部下が退職するときには朝礼の場でメッセージを伝えたり、寄せ書きを集めて渡すことがあるでしょう。

気の利いたことを言いたいけど、どんなことを言ったらいいか分からない、どんなメッセージを書いたらいいか悩んでしまうことはないでしょうか。

ポジティブなメッセージを伝えることで、退職する部下を前向きな気持ちで送り出してあげることが、残る社員へのやる気にもつながります。

逆に、険悪な雰囲気で退職されてしまうと、残された社員のモチベーションも下がるものです。

そこで今回は、シチュエーション別に、退職する部下へのメッセージとして使えそうな文面をまとめました。

また、上司が退職する場合のメッセージもまとめています。

退職する人へのメッセージをどうしたらいいか自信がないという人は参考にしてください。

口頭での退職メッセージの作り方と例文


上司であれば、退職する部下に対してのメッセージを朝礼のような場でスピーチのような形式で伝えるシチュエーションがあるでしょう。

そんな時、どのようにメッセージをつくるのが良いかをご紹介します。

 

まず、メッセージの構成としては、

①相手の労をねぎらい

②相手ならではのエピソードをいれ

③感謝の気持ちを伝え

④これからの活躍・幸せを祈る

というパターンがよいでしょう。

 

この中で特に膨らませたいのが②の相手ならではのエピソードです。本人ならではのエピソードを入れることで、メッセージに特別感が生まれます。

これらを組み合わせることで、例として以下のようなメッセージができます。

 

「今までお疲れ様でした。売上目標に向けてお互いフォローしあい、一緒に3ヶ月連続で目標を達成できたことが印象的な思い出です。

○○さんはとても丁寧な仕事ぶりで、いつもフォローしてもらい助かっていました。本当にありがとうございました。

これからは新天地で頑張るということで、活躍を祈っています。」

 

「今までお疲れ様でした。○○さんはいつも笑顔で職場を明るくしてくれましたね。

飲み会でひたすら日本酒を頼み続ける姿が印象的でした笑。

仕事が大変なときも○○さんの言葉で明るく元気に仕事ができました、ありがとうございました。退職後も明るい○○さんでいてください。」

 

このように、「お疲れ様でした」→「エピソード」→「感謝」→「活躍や幸せを祈る」という順番でつなげることでメッセージが出来上がります。

このときのエピソードとしては、

・本人の人柄がよく出ているもの

・その人の大きな成功

・あなたがその相手に一番感謝していること

というものをチョイスするといいでしょう。

このようなポイントを押さえることで、退職する部下へのメッセージを簡単に作ることができます。

部下への退職メッセージの例


退職する部下へのメッセージは、口頭で伝えるというパターン以外に、「寄せ書き」に書く場合もあるでしょう。

長すぎてもいけないし、でも気を遣ったメッセージにしたいし・・と悩むことがあると思います。

そこでシチュエーション別に、どのようなフレーズがあるかとその例文をまとめました。

まずは、タイトルにもあるとおり、「部下が退職する場合」です。

 

・最初は頼りなかったのに、成長して頼もしくなった

「今までお疲れ様。最初は頼りない印象だったのに、いつのまにか成長してくれて頼もしくなってくれました。色々助けてくれてありがとう。次の職場でも頑張ってください。」

 

・あなたなら新しい職場でも活躍できる(必要とされる)

「今までお疲れ様!いつもテキパキ働いてくれてすごく助かりました。そんな○○さんなら次の職場でもすぐに戦力になると思うよ。さらなる活躍を願っています。」

 

・あなたを失うのは私達にとって大きな痛手

「チームを引っ張ってくれた君が抜けてしまうのはわが部署にとって大きな痛手です。でも○○さんが決めたことだから応援するよ、今までありがとう!」

 

退職する部下へのメッセージのポイントは、「上司がきちんと応援してあげること」です。

部下にとって退職することは、自分の世話をしてくれた上司をいわば裏切ってしまうようなことになりかねません。

そのため申し訳ない気持ちを抱いていることが多いものです。

そんなときに上司から応援している言葉をかけてもらうことで、部下の精神的な負担が少なくなります。

せっかくですから前向きな気持ちで送り出してあげたいですね。そのためにも上司からの応援の言葉をかけてあげたいものです。

結婚退職する場合のメッセージ


部下の中には結婚による退職をする場合もあるでしょう。

基本的には「結婚おめでとう」から始まり、「幸せな家庭を築いてください」で〆るのがよいでしょう。

また、以下のようなメッセージを使うのもよいものです。

 

・職場が明るかったのはあなたのおかげ

「結婚おめでとう!職場が明るかったのは○○さんの明るい人柄のおかげでした、これからもその明るい性格で、幸せな家庭を築いてください」

 

・寂しいけど、幸せそうな様子なのでよかった

「結婚おめでとう。○○さんがいなくなってしまうのは確かに寂しいけど、結婚の話をするときの○○さんの幸せな様子を見て、引き止めるのも野暮かなと思っちゃいました。相手の方と一緒に、幸せな家庭を築いてください。」

 

・プライベートでもまた会いましょう

「結婚おめでとう。いままで相談に乗ってもらったり、仲良くしてくれて感謝しています。プライベートでもまたご飯とか食べながら話できたらいいなと思ってます。」

 

結婚する相手へのメッセージで気をつけたいポイントは、出産のことに触れないことです。

子どもを作るかどうかはデリケートな話であり、夫婦以外の人が安易に応援したり聞いたりすることはマナー違反と考えておいたほうがいいでしょう。

また、すでに妊娠している人に対しても「元気な赤ちゃんを産んでね!」と励ますことが

プレッシャーに感じることがあるようです。

よほど近しい相手でないかぎりは、妊娠、出産については触れないほうが無難です。

体調不良で退職する場合のメッセージ


体調不良が原因で退職してしまうこともあるでしょう。そのときは以下ようなメッセージが使えます。

 

・お疲れ様、ゆっくり休んでください

「おつかれさまでした、仕事が大変だったかもしれませんが、これからはまずはゆっくり休んでください。」

 

・また落ち着いたら顔を見せて

「今ままでおつかれさまでした。まずはゆっくり休んで、また落ち着いたら顔を見せてくれると嬉しいです」

 

・あなたの仕事が助けになりました

「お疲れ様でした。○○さんの仕事が私の助けになっていました、ありがとうございました。これからはゆっくり休んでください。」

 

この場合のポイントは、深刻な雰囲気にならないように、感謝の言葉を伝えたり体を気遣うメッセージにすることです。

とくに相手の病状がよく分からない場合は、症状の重さもよく分からないため、無難な言葉にとどめておいたほうがよいでしょう。

上司が退職する場合のメッセージ


ここまでは主に部下への退職メッセージをご紹介してきましたが、あなたの上司が退職する場合もあると思います。

そんなときにどんな言葉を送ればよいかについてもまとめました。

 

・仕事ができるようになったのはあなたのおかげ

「今までお疲れ様でした。仕事のやり方を色々と教えていただき、今の自分が仕事ができるようになったのは○○さんのおかげです、本当にありがとうございました。新天地でも活躍されることを祈っています」

 

・あなたから学んだことを生かします

「今までお疲れ様でした。○○さんと一緒に仕事をさせていただきたくさんのことを学ばせてもらいました、それを生かして頑張っていきます。新しい職場でも○○さんならすぐに活躍されるのは間違いないと思っています!ありがとうございました。」

 

・あなたのような上司になりたい

「今まで本当にありがとうございました。○○さんの仕事ぶりは本当に尊敬できて、自分の○○さんのような上司になりたいと思っています。これからのさらなる活躍をお祈りしています」

 

上司にはお世話になることが多いはずなので、その感謝の言葉は思い浮かびやすいのではないでしょうか。

上司の仕事ぶりに尊敬の気持ちを表したり、憧れの気持ちを入れることで、上司にとって嬉しいメッセージになります。

定年退職する場合のメッセージ


定年退職する相手へのメッセージを送ることも多いでしょう。その場合は以下のようなフレーズが適切です。

 

・第二の人生を楽しんでください

「今までお疲れ様でした。在職中は色々と教えてくださりありがとうございました。これからは第二の人生を楽しんでください。」

 

・仕事振りから学ばせていただきました

「今までお疲れ様でした。一緒に仕事をするなかで、その姿勢や経験から色々学ばせていただきました。ありがとうございました。」

 

・お体にお気をつけください(ご自愛ください)

「今までお疲れ様でした。これまでのお仕事ぶりが多くの方の模範や助けになっていたと思います。退職後はお体にお気をつけください。」

 

定年退職する相手には、苦労をねぎらったり感謝するメッセージがよいでしょう。

また、これからの活躍を祈るというフレーズの変わりに、体をいたわったり、これからの生活を楽しんでくださいという言葉を伝えるのが適切です。

退職メッセージはよくある文例を参考にしよう


このように、退職する部下などへのメッセージは、テンプレートを意識すれば難しくありません。

長らく関りがあり、関係が深い場合は簡単に思い浮かぶと思いますが、そうでない相手へのメッセージを求められることもあるでしょう。

そういうときには、ここでまとめたメッセージや文例が参考になると思います。

また、その場に応じて適切な送別のメッセージを、即席で言えたり書けたりすると社会人として信頼されるものです。

そういう意味でも、ここでまとめた内容は、一つのビジネスマナーとして覚えておくと役立つと思います。

退職するときにはこういう点にも注意しましょう

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