厄介な上司や部下

仕事を丸投げする上司に利用されないために知っておきたい5つの対策

丸投げ(ボール)のイメージ画像

「上司が仕事を丸投げしてくる」という悩みはよく起こるものです。

普通、部下に仕事を振るときは、そのプロセスを伝え、何かあれば相談を受け、完了するまでフォローするものです。

しかし、プロセスも伝えない、相談に乗ろうとしない、完了したかの確認もしない・・という振り方を「丸投げ」と呼びます。

毎日、世の中のたくさんの上司が日々丸投げをして、そしてたくさんの部下のモチベーションが下がっています。

 

このような丸投げをしてくる上司とは、どのように向き合えばいいでしょうか。

今回は丸投げをする上司の心理や、その対処法をまとめました。

できればやる気を失わず、仕事には前向きに頑張りたいものです。

丸投げ上司に悩んでいる人は、記事の内容を参考にして、やる気を奪われないようにしましょう。

あなたの上司が丸投げしてくる理由

まず、世の上司はなぜあなたに仕事を丸投げしてくるのかという理由を押さえておきましょう。

これには大きく3つあります。

 

①自分では能力的にやれない

仕事では自分の専門外のことや、能力以上の仕事を求められることがあります。

このとき、代わりに誰かにやってもらおうとしても、その仕事の説明やアドバイス、フォローができません。

こうなると「ちょっと私はよくわからないけど、なんとかやっといてもらえるかな」などという形で部下へ仕事を丸投げしてしまいます。

 

②面倒な仕事をやりたくない

クレーム対応や煩雑な事務作業など、自分でもできるが気が進まない仕事を部下に振るというパターンです。

これは、「自分が楽をしたい」という理由で他の人に仕事を押し付けるような形であり、悪質です。

このパターンは上司と部下の関係以外にも、先輩や後輩、気の強い社員と気の弱い社員の間でも起こりがちなケースです。

 

③説明する余裕がない

上司自身、色々なタスクを抱えており、あなたへの指示やフォローをする余裕が無い場合にも丸投げは起きます。

確かに指示には時間と手間もかかります。

きちんと仕事を振るという場合、振る側にある程度の余裕がないとできません。

そういう余裕が無いものの、「仕事を振りたい」というときに、説明もフォローもないような乱暴な振り方が起きてしまいます。

 

これらの理由のどれもが、結局は上司の能力のなさによって引き起こされています。

丸投げをしてくる上司が「無能力上司」とよく言われます。

それは、丸投げの原因の多くが上司の無能力によって引き起こされるからと考えてよいでしょう。

仕事を丸投げされるときの対処法

丸投げから身を守るイメージ画像

では、上司から仕事を丸投げされるときは、どのように対処すればいいでしょうか。

ここでは5つの対抗策をご紹介します。

 

①確認責めにして手間を取らせる

これは、仕事を丸投げされたときに、

「いつまでに仕上げればよろしいでしょうか」

「中間報告は必要でしょうか」

「どのようなプロセスで進めればいいでしょうか」

など、仕事を進める上で必要な情報を色々聞くという方法です。

最初に仕事を振られるときに聞きつつ、着手のあとも何かにつけ確認しましょう。

 

このように何回も確認されると、上司としても面倒くさくなってきます。

丸投げされた仕事を従順にこなすだけでは、上司に「こいつは丸投げしても大丈夫なやつだ」と思われます。

そうではなく、「こいつに仕事を振ったら面倒くさい」と感じさせることで、丸投げされにくくなることを狙います。

 

②理不尽な指示の場合は抵抗する

自分が所属している部署や役割から考えて、あなたが引き受けるべき仕事を振られた場合は、その仕事をやらなければいけません。

しかし、丸投げしてくる上司のなかには、そういうルールを無視して丸投げしてくることもあります。

このときは素直に聞くのは止めましょう。

 

「本来であれば○○部の仕事だと思うのですが、私がやらなければいけない理由はなんでしょうか?」と説明を求めるだけでも相手へのプレッシャーになります。

「この仕事を引き受けた結果、今着手している△△の仕事が遅れます。今の仕事の依頼元にその旨相談してもらうことは可能ですか?」とお願いしてもいいでしょう。

いたずらに怒り出したり、不機嫌になるのは社会人として不適切ですが、このような言葉で抵抗するのが賢いやり方です。

 

③すぐに取り掛からない

「仕事は早さが大切だ」とよく言われますが、丸投げをされるような環境で、馬鹿正直に仕事を早く終わらせると、また別の仕事を丸投げされるだけです。

「こいつに丸投げしたらすぐにやってくれる」と思われてしまうと、自分が楽をしたい上司に利用される危険性があります。

そのため、たとえ丸投げされたとしてもすぐには取り掛からず、もともと抱えていた仕事を終わらせてから取り組みましょう。

「早くやってくれ」と言われても、「今やっているこの仕事が終わったらやります」と返せばいいのです。

 

④最低限の仕上がりにする

これは③と似ています。スピードも全力を出さないのと同じように、クオリティもできる限りサボりましょう。

仕事の仕上がりに細かい気遣いなど必要なく、合格をもらえる最低ラインの質にしましょう。

これも「こいつに丸投げしてもいい仕事してくれる」と思わせてしまうと、再び利用されてしまう危険性があります。

また、提出もギリギリまで待って出しましょう。早く出しすぎると欲張ってどうでもいいところまでにこだわり始めて仕事が増える可能性があります。

 

⑤上司を追い越すチャンスにする

これが最も建設的で、あなたのためになる対処法です。

丸投げされたらそれを全力で取り組み、周りに評価されましょう。

これによってあなた自身の仕事の実力もつきます。

そして、これを続けてくることで、あなたの仕事の能力と成果に周りからの信頼が高まります。

 

このような取り組みによって、丸投げしてきた上司よりも社内で高い評価を受け、立場を逆転させましょう。

そうするとこの上司から仕事を振られることはなくなります。むしろあなたが指示する側に回りますね。

 

なお、もしあなたがいくら頑張っても、今の環境で評価されないならば、転職すればいいだけの話です。

様々な丸投げに対して成果を出せる力がある人は、他の職場でも十分活躍できます。

そして同時に、丸投げでも成果を出せるあなたを失った職場は大きな損失になります。

このような形で会社に復讐することもできるわけです。

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「丸投げ」と「任せる」の違い

上司からの仕事の振り方として、丸投げと近いもので「任せる」という方法があります。

やり方について細かく指示を出さず、部下が自分で考えて行うというという点で、丸投げと任せるという方法は同じです。

しかし、任せるという方法は、部下が自分で前向きに方法を考えて仕事ができるため、部下にとってモチベーションが上がり、またスキルも高まるという効果的な仕事の振り方です。

それでは、任せると丸投げではどの点が違うのでしょうか。3つの視点で考えることが出来ます。

 

①権限を明確に伝えるのが「任せる」、権限があいまいなのが「丸投げ」

「任せる」という方法は、その仕事をするにあたり、「ここまではあなた自身で判断していい、それ以上のレベルは私に確認をいれなさい」のような、意思決定の権限の基準を明確に示します。

そのため、任されたほうは自分で判断することと、上司に確認を入れることが明確になり、スムーズに仕事を進めることが出来ます。

 

一方、丸投げをするときには権限の基準すらも示さないことが普通です。

ひどい場合は途中でブレることもあります。上司がその仕事について考えが浅く、権限の基準について深く考えていないためにこういうことが起こります。

その結果、丸投げされた部下は混乱することになります。

 

②やり方に口を出さないのが「任せる」、グチグチいうのが「丸投げ」

任せた場合は、よほどのことが無い限り、部下のやり方に対して口出しはしません。

これは任せた相手への信頼の証です。この姿勢によって、任された相手の自主性が生まれ、モチベーション高く仕事に当たることができます。

しかし、丸投げした場合は、部下のやっている様子を見てあとからグチグチ言うことがあります。

これは部下にやり方を任せるという覚悟が足りないために、起こってしまいます。

部下としては、上司の気が向いたときだけ口を出されることになり、やりがいを感じなくなります。

 

③上司が結果に責任を負うのが「任せる」、上司が責任から逃れようとするのが「丸投げ」

上司が部下に仕事を振るとき、その結果について責任を負うのは上司です。

責任を負うからこそ、上司は部下に指示や命令を下すことができるのです。

仕事を「任せる」上司はそのことをよく分かっており、「責任が俺が取るから思い切ってやってみろ」と励ましてやります。

 

一方、丸投げする上司は自分のことしか考えていないので、部下の仕事の責任を自分で取ろうとはしません。

何か問題が起きた場合は、部下に責任を取らせようとするか、その部下を叱責して気持ちを晴らそうとします。

なお、丸投げした部下が成果を出した場合は、ここぞとばかりに自分の手柄にしたがるので、部下のやる気は下がる一方です。

自分が上司になったときに丸投げをしてしまわないように

以上のように、仕事を丸投げしてくる上司の傾向や対処法などをご紹介してきました。

丸投げは上司にとって非常に楽な行為であり、どこの職場でも起きてしまいやすい行為です。

丸投げに苦しんでいる人は、ご紹介した内容を参考にして上手く乗り切ってもらえれば幸いです。

 

また、丸投げに苦しんだ経験を反面教師として覚えておき、将来自分が上司になったときには、同じことをしてしまわないように注意をしてほしいとも思います。

「自分楽をしたい」というネガティブな気持ちに負けてしまい、丸投げしてしまうのならば、あなたもかつての上司と同じレベルに成り下がります。

それは部下のやる気を失わせ、チームの成果を上げにくくしてしまいます。

出世をして指示を出す側になっても、丸投げをするような無責任上司・無能力上司にならないように、気を引き締めることが大切です。

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振られる仕事を減らそう、あなたが潰れても誰も責任とってくれないから。

 

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