仕事に慣れたり、成果を出せるようになると、その働きが認められて、主任や係長などの職位をもらうこともあると思います。
給与も上がったり、誇らしい気持ちになる人もいるでしょう。
しかし、部下を持つ「中間管理職」という仕事になると、その大変さは別次元になります。
皆さんはこんな経験はないでしょうか。
- 小企業のワンマン社長の下で、会社に不満ばかりの部下とのはしご役
- ブラックな環境で、部署の部下の半分が一気に辞める
- ヒステリック&思いつきで仕事をする上司に振り回される
- 若手の部下から「私の要望を聞かないと自殺します」と謎の脅しを受ける
- 未経験の部署に異動し、プライド高めの年上部下に動いてもらいながら仕事を回す
これは、私自身の約10年近い中間管理職のなかで、実際に経験してきたことです。
自分自身の仕事をこなせば良かった時代は終わり、上からの無茶ぶりに答えたり、未熟な部下や後輩の面倒を見なければならなくなります。
実際、管理職特有の大変さに悩んでいる人も多いようです。
ほんと中間管理職は辛い…
日中は自分のラインの人に呼ばれて対応したり、他部署で起きた不良にも対応したり、メンバーの進捗状況も管理したり、外注の不良も見ないとだし…
そんで会議にも出て…
自分の仕事する時間が残業中しかない…— ヤウユ (@yuya_3m_yoito) September 18, 2020
仕事の事で色々と考えてたら、寝れなくなってきた。。。
これやりたい!こうして欲しい!って思って、言ったとしても、実際は厳しくて、悩む度に言い方変えたり、色々と対策は取るけど、上手くいかない事ばかりで、正直どうしたらいいのか分からなくなってる😭
中間管理職ってほんと辛いわー— めいめい (@ars0915west0423) September 25, 2020
製造課長は辛いという話があったけど本当にそう思う。耐えられれば出世の道が保証されてるようなものだが、典型的な中間管理職だし昼夜関係なく連絡が来るからプライベートを捨てた仕事第一人間にならないと務まらない。
正直に言ってわいはお断りしたいポジション。— BABYとも (@SHBBAG3) September 19, 2020
そして、中間管理職は大変な仕事にも関わらず、きちんとした知識やノウハウを学ぶ機会は意外と多くありません。
特に中小企業だと、教育や研修がないまま管理職を任されることも珍しくありません。
そこで本サイトでは、そんなストレスや悩み事の多い中間管理職の人達にとって、私自身が実感したことや、本などから学んだことのうち役にたったことをまとめています。
私自身は、管理職として書籍化されるような劇的な成果をあげているわけではありませんが、経験の豊富さだけはそこそこあると思っています。
中間管理職のストレスの大半は、上司と部下。

中間管理職を苦しめる要因は、まず上司。
まず、管理職のストレスとして上がるのが、経営層や上司の存在です。
「現場をわからず無茶を言う」「理想論、精神論を押しつけてくる」など、まるで仕事を邪魔するような存在の上司に苦しめられることはありませんか?
以下のページでは、そんな上司に苦しむ人への記事をまとめました。

どうやって部下を導くのかも、悩みどころ。
そして、管理職にとってのストレスは上司だけではありません。
反抗的だったり、価値観が全然違ったりなど、部下の存在がストレスになることも珍しくありません。
また、自分が管理職としてどう振る舞ったらいいかわからない・・という悩みを抱える人もいるでしょう。
以下の記事では、面倒臭い部下やリーダーシップに悩む人向けの記事をまとめています。

やる気を取り戻す方法も、身に着けておきたいところ。
このように、中間管理職は色々なストレスにさらされるので、やる気がなくなってしまうこともあるでしょう。
仕事に真面目だからこそ、うまくいかないと悩み苦しみ、次第に疲れてしまい、モチベーションもいつの間にか下がってしまうものです。
そんなときに私が試してきた対処法については、こちらの記事にまとめています。

部下に仕事を振らないと、管理職は確実に詰みます。
冒頭でもお伝えした通り、管理職には上から下から色々な指示や相談が舞い込んできます。
それに加えて、部署を管理する仕事や細かい業務もあるとなると、ほぼ100%パンクします。
それを回避するためには、仕事の処理能力を高め、部下に仕事を任せる必要があります。
以下の記事では、私自身の経験から、部下に仕事を任せる方法や、自分自身の処理能力を高める方法をまとめています。
どうにもならないなら、環境を変えたって構わない。

転職を考えることが、ストレスを抑えることにもなります。
上司や部下への対応ノウハウを試したり、やる気を取り戻す方法を身に着けることで、管理職の仕事を続け、ストレス少なく仕事ができるようになりたいところです。
しかし、環境によっては、どうしてもうまくいかない・ストレスが溜まり続けて体にも悪い影響が出てくることもあるでしょう。
そんなときは、転職で環境を変えるという方法もありです。
まず、「今の仕事は辛いけど、転職が不安だ」という人は、試しに軽く転職を意識してみる方法をおすすめしています。
軽い気持ちで求人情報を探してみることで、本格的に転職を決意しなくても、「こういう仕事があるから、辞めてもなんとかなるか」という精神的な逃げ道ができるので、心が楽になります。
https://wot.blue/2020/09/19/doronumadaltusyutu/
また、自分が仕事を辞めるべきか・続けるべきかを本格的に検討する場合は、こちらのページをオススメします。
「仕事を辞めたい」と考えたとき、気になる点などについて、色々な記事をまとめています。

転職は、情報収集と事前準備が大切だと学びました。
そして、本格的に転職を検討したい人には、私が自身の転職の経験から感じた転職のコツをこちらの記事にまとめています。
私自身、20代の転職では苦労し、その失敗を活かした30代の転職では、満足いく結果が得られました。
その場の勢いやノリで行動するのではなく、情報を集めることと、事前の準備をすることが大切だと実感しました。

一人で思い悩まずに、相談や情報収集をしてみよう。
本サイトでは、このように、中間管理職の大変さやストレスが少しでも軽くなるような視点で、色々な記事をアップしています。
管理職は、とにかくストレスが溜まりやすい立場で、色々な人が悩んでいます。
苦しいときに、一人で思い悩んでしまうのはおすすめできません。
身近な人に相談するのもよい方法ですし、書籍や本サイトのような媒体からノウハウを探してみるのもいいでしょう。