ストレスな上司のパターンとその対処法

クソ上司世にはびこる!クソ上司の生態や対処法まとめ

クソ上司イメージ画像

世の中には、私たちにストレスを与える「クソ上司」というものがはびこっています。

実際、「クソ上司」で検索すると、twitter上で実にいろいろなクソ上司への恨み節がつぶやかれています。

ストレスがたまるだけならまだしも、仕事がうまくいかなかったり、クビにさせられたり、体をこわしてしまったりなど、大きな実害を受けるケースもあります。

 

少しでもストレスの少ない社会人生活を送るには、そのようなクソ上司との向き合い方や対処方法を知っておいたほうがいいでしょう。

 

そこで今回は、クソ上司のタイプや危険度、その対応方法、そしてクソ上司の発生理由などを幅広くまとめてみました。

現在クソな上司に苦しんでいる人はもちろんですが、そうでない人もいつあなたの前にクソ上司が降臨するかわかりません。

その時のために知っておくことをオススメします。

目次

クソ上司のパターンまとめ

まずは、実際にクソ上司にはどのようなパターンがあるのかを把握してみましょう。

クソ上司といってもいくつかのパターンがあり、それによって危険度が異なります。ここでは5つのパターンがあります。

 

①自己中 危険度★★

上司であるのをいいことに、あなたに対して自分勝手に振る舞うタイプです。

仕事を押し付けたり、自分がやったことを忘れて「こんなことしたのは誰だ?」と怒ってきたり、前に確認したくせにあとから「やっぱり違う」と修正させてきたり・・というパターンです。

特に年配のクソ上司が、パソコン操作を覚えるのを面倒くさがり、あなたに押し付けるケースが多くあります。

このようなクソ上司だと、あなたの時間がしりぬぐいに使われてしまい、仕事がスムーズに進まないことが多くなります。

 

②自分のやり方しかわからない 危険度★★

自分の価値観がすべてであり、違う考え方や仕事の進め方を受け入れられないタイプです。

このクソ上司は、部下の提案や工夫を受け入れる心の広さがないので、人の話は聞けません。

代表的な例としては、仕事の仕方や書類の体裁など、細かいところまで口を出して来る神経質タイプがあげられます。

また、「気合と根性でなんでも乗り切れる!」と精神論を押し付け、具体的な解決方法を示さないタイプもこれにあてはまります。

 

③保身に全力 危険度★★★

「出世したい」「地位を失いたくない」という気持ちが強く、自分の保身に全力を尽くすタイプです。

仕事の失敗の責任を取らずにあなたのせいにしたり、あなたの手柄を奪い自分の成果にするようなクソ上司がこれにあたります。

このクソ上司は、部下は会社から預かっている人員であることがわからず、自分の出世のための駒だと勘違いしている傾向があります。

このタイプはストレスがたまるだけでなく、責任を押し付けられたり、あなたが不当に評価される危険性があります。

 

④精神的に未熟 危険度 ★★★

八つ当たり、揚げ足取り、気にくわないことがあれば無視、過去のミスを蒸し返してネチネチ言ってストレスを与えるクソ上司もいます。

小学校の段階でダメなことだと教わるレベルができておらず、精神的に未熟だと言えます。。

このタイプは自分に自信がなく、精神的に幼いため、文句や悪口を言うだけで、部下をほめることもできません。

 

また、このタイプのクソ上司はえこひいきも得意です。

好みの異性や、自分にとって利益になる人はゴマをする一方、見下す相手には冷たくあたります。

レベルの低い悪口を言うだけなら、まだストレスがたまるだけで済みますが、あなたの人格を否定するようは発言をしてくる場合は注意が必要です。

心が傷ついてしまう言葉を吐いてくる場合は対策を考える必要があります。

 

⑤犠牲を強いる 危険度★★★★★

大量の仕事をあなたに押し付けてサービス残業を強要したり、営業成績を上げるために自腹で購入させるようなクソ上司もいます。

「半人前なのに定時で帰るのか?」「成果を出すまで帰れると思うな」などと言いだし、終電まで仕事をさせたり、会社に泊まらせるパターンもあります。

このタイプは、明らかに無理な仕事の量やレベルのものを与え、それができないと「こんなこともできないのか」と人格を否定することも得意です。

これを真に受けてしまうと、「帰れないのは仕事ができない自分が悪いんだ」と勘違いしてしまい、クソ上司の言いなりになってしまいます。

 

このパターンはもっともクソなレベルが高く、法令違反に当たることが多いため、労働基準監督署やハローワークに訴えることができるレベルです。

また、最も危険なタイプであり、あなたの心身を最も壊してしまう危険性があるため、すぐに何かしらの対処をするべきです。

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クソ上司はどのようにして生み出されるか

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このように、様々なタイプがあり、危険性も異なるクソ上司ですが、そもそもなぜクソ上司は生まれてしまうのでしょうか。

その発生のメカニズムを知り、理解を深めることで、ストレスを抑えることにつながります。

 

①実力以上に評価されてしまった

上司へのゴマすりや、社内政治の能力だけが高く、実力以上に評価されることで上司になってしまうケースがあります。

この手のタイプは、引き続きゴマすりや保身で上に上がろうとするので、保身に全力を尽くすクソ上司が生まれてしまいます。

実務の経験があるはずなのに、現場のことを何もわかっていないクソ上司はこのパターンで生み出されがちです。

 

②気持ちの整理がつけられない

プライベートで嫌なことがあり、そのイライラを職場に持ち込んでしまう残念なケースがあります。

これは、親会社からの出向など、理不尽(だと本人が感じる)な異動によってクソ上司化する場合もあてはまります。

どちらにせよ、本来はあなたは関係ないストレスをぶつけているので、人間性に問題があります。

すぐ八つ当たりしたり、揚げ足取りが好きな、精神的に未熟なタイプのクソ上司の多くがこれが原因で生み出されます。

 

③そもそも会社方針がクソである

会社の方針として強いプレッシャーをかけたり、従業員に犠牲を強いている場合、中間管理職がその方針に素直に従うことでクソ上司化します。

自分も新人のころは同じように仕事をし、それが当たり前だと思うことでクソ上司化するパターンもあります。

このメカニズムで生み出されている場合は、そもそも会社自体がクソ環境なので、解決するためには転職するしか方法がありません。

 

④上層部からなにも言われない

上司がクソである場合、本来ならばそのさらに上司に相談をすることで改善されるはずなのですが、会社上層部がクソ上司に強く言わないというケースがあります。

コネで入社した社長の息子(娘)に誰も注意できない・・というものが典型的な例でしょう。

そのほかにも、過去に大きな成果をあげたため、社長をはじめ誰も注意できなくなってしまった老害社員も当てはまります。

このパターンも解決が難しく、部署を移動するか、会社を離れるしかありません。

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⑤もともとの人間性がクソである

これまでの4つのパターンは、環境がクソ上司化させてしまった面もあります。

しかし、中には環境関係なく、もともとの人間性に問題があるパターンもあります。

会社の規模が小さい場合や、人手不足が激しい場合は、どんな経歴でも採用することがあります。

そういう環境の場合は、ほかの会社では落とされてしまうような人間性の人も採用されることがあり、それがやがてクソ上司化することもあります。

クズな上司への対処方法

このように、クソ上司のタイプや発生メカニズムについてまとめてきましたが、実際にこのようなクズへはどのように対応すればいいのでしょうか。

クソ上司のタイプによって対処法もさまざまあります。ここでは5つご紹介します。

 

①全力で流す

クソ上司のもとにいる限りどうせ仕事はうまくいかないので、完璧にやろうとせずに流すという方法です。

 

・工夫しても否定されるだけので、最低限のことしかしない

・事前確認を入れても直前になって覆されるので、準備にあまり力を入れない

・早く終わらせても仕事を増やされるだけなので、ゆっくりやる

 

などなど、「仕事はお金を稼ぐためだ」と割り切って働きましょう。

前向きな気持ちのあまり「仕事をうまくやろう」と思いつめてしまうと、どうしてもクソ上司が障がいになりストレスがたまります。

自己中上司や・自分のやり方を押し付けるのでスムーズに進まない場合や、「仕事は生活するため」と割り切れる人にオススメの方法です。

 

②冷めた目で見る

正当な指摘・指導ではないことを言われた場合に、感情的になったりオドオドしたりせず、冷めた目で見つめるという方法もあります。

また、「使えないやつだな」と言われたら、「使えないやつ、ですか」と無感情にオウム返しするのも効果的です。

 

八つ当たりされたりネチネチ言われたら、ふつう落ち込むものですが、無表情・機械のように対応することでクソ上司をけん制するのです。

あからさまに不満な表情をすると「なんだその顔は、不満なのか」とさらに突っ込まれる口実を与えてしまいますが、無表情だと突っ込まれにくくなります。

 

これは、普通の指示を受けた時や、ほかの人にはにこやかに対応しているとさらに効果的です。

変なことを言われたときだけ無表情になるあなたにたいして、なんとも言えない不気味さを感じさせます。

 

③上層部や外部に相談

人格を否定するような発言や、社内の他の部署から見ても明らかに過重な業務、法令違反になるような働かせ方をしている場合は、ほかのところへ訴えるのが効果的です。

発言、業務量、勤務時間などは必ず紙に書いて記録しておき、それを提出しながら訴えましょう。

会社上層部が良心的で対処されそうならクソ上司の上司や会社の人事部に、会社全体がクソであれば労働基準監督署やハローワークに訴えましょう。

成功すれはクソ上司の対応が改善されたり、そもそもいなくなることもあるので、一番の解決方法です。

 

しかし、相手が動いてくれないケース、訴えることで自分が不利になってしまうケースがあるのと、少々性格が悪い程度だと訴えきれないという点には注意です。

ハイリスクハイリターンな方法だと考えておきましょう。

 

④怒りの矛先を決める

上層部や外部に訴えきれないような、軽度のクソ度合いの場合は、自分の中で怒りの矛先を決めておくことが効果的です。

その一つは、同じ苦しみを味わう仲間や、信頼できる・甘えられる相手に愚痴を言って発散する方法です。

愚痴を言うこと自体はあまり良いことではありませんが、愚痴を言うことで気持ちがスッキリして頑張れるならばアリでしょう。

 

もう一つの方法は、復讐の方法をイメージしながら仕事にあたることです。

自分がクソ上司よりも偉くなる方法をイメージしたり、自分がいないと部署が回らない状況にしたうえで突然辞めることをイメージするなど、クソ上司への怒りを仕事へのエネルギーにする方法もあります。

クソ上司に対する怒りを外に発散するか、内にためてエネルギーにするか、どちらにしても、その方向性を自分の中で決められれば、ストレスと健全に向きえます。

 

⑤環境を変える・離れる

会社全体がクソな場合や、ほかに訴えても環境が変わらない場合は、転職や転属を考えましょう。

特に、過重労働を強いる&毎日叱ってくるという場合は心身共に消耗するので、早めに離れることを考えましょう。

安易な転職は後悔をうむことがありますが、それでも体を壊してしまうよりはマシです。

 

また、資格を取得したり実績を上げることで、より良い会社へ転職できる実力をつけることも大切です。

「いつ転職してもうまくいく」という環境を自分の手で作ることができれば、精神的にもラクになります。

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「上司 死ね」と思っているうちは健全

以上のように、クソ上司について色々とまとめました。

クソ上司によって実害を受け、「死んでほしい」「社会的に抹殺したい」なんて声が出てくるのはよく聞きます。

そのように思うことは自然なことです。そうしたストレスを自覚して、発散したり、うまく対処する工夫をしましょう。

 

このようなストレスにうまく対処できず、さらに進行してしまうと、「(自分が)死んでしまいたい」「(死んで)ラクになってしまいたい」と考えてしまうようになります。

これは非常に危険です。

クソ上司にあなたの人生を壊されてしまってはいけません!

休む、相談する、逃げる、辞める、戦うなどの具体的な対処をすぐにとり、今の環境のまま働き続けるのだけはやめましょう。

ここでまとめた内容が、クソ上司に苦しむあなたの助けになれば幸いです。

 

本気で転職を考えるなら参考にしてください。

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