ストレスな上司のパターンとその対処法

上司の愚痴を聞く必要なんかない!聞いてもやる気をなくすだけ!

愚痴を言う上司ってどう思います?

あなたの上司は部下の愚痴を言いませんか?

仕事において愚痴を言いたくなることもありますが、上司が部下を愚痴るのは悪質です。

「アイツはホント仕事ができない」「いくら言っても覚えない」と言うような言葉を吐いても、プラスの影響は何も生み出しません。それどころかマイナスの影響の方が大きいでしょう。

あなたの上司がこのような人間の場合、どうすればいいでしょうか。

 

今回は、部下の愚痴を言う上司の心理や対処法についてまとめました。

愚痴を聞かされると、なんだかこっちまで疲れて、エネルギーを奪われますよね。上司の愚痴に悩んでいる人は参考にしてみてください。

目次

部下に愚痴る上司の心理

いけないことだとは分かっているはずなのですが、部下の愚痴を言いふらす上司はいったいなぜそうしてしまうのでしょうか?

これには3つの心理があります。どれも人として未熟な理由です。

 

①他人を否定することで自分を肯定する

自分自身に自信がなく、「自分を認めて欲しい」という心理から、他人を否定することで自分を肯定しようとします。

特に自分のことを認めてほしい相手に対して部下の愚痴を話します。

他人の愚痴を話すことで、「自分はすごい人間なんだ」と思わせようとします。

しかし、愚痴を言うことで自分の印象を悪くしてしまうということに気づいていないため、たいてい逆効果になります。

 

②特定の相手を陥れたい

自分の立場を脅かすような優秀な部下が現れた場合、自分の地位を失いたくないという不安から、その相手の愚痴を周りに言いふらす上司もいます。

これも自分に自信がないことが原因です。

こういうタイプは愚痴を言った後、「君は彼のことをどう思う?」と意見を求めてくることがあります。

「あなたの方がすごいよ」「あなたの方が正しいよ」と言ってもらいがために、このような質問をしてきます。

 

③ストレスを発散したい

とにかく人の悪口を言ってストレスを発散したいというタイプです。

世の中には、人の悪口をいうことでストレスを解消する人間もおり、ストレスが溜まったときに部下の愚痴を言うことで発散しようとしています。

自分に自信が無いタイプの人間であれば、認めてやり自信をつけさせれば、部下の愚痴が少なくなることもありますが、このタイプの人間は愚痴を言うこと自体が目的なので、改善の余地がありません。

陰で愚痴を言う上司は、周りのエネルギーを奪う

このような愚痴を言う上司は、周りの人のエネルギーを奪います。

愚痴を長々と聞いてしまうと、どんよりした気持ちになり、やる気がなくなってしまいます。

また、自分の上司が部下の愚痴を言うのを聞いたら、「自分も陰で愚痴を言われているのかもしれない」と不安になってしまいます。

そのため、本人の知らないところで部下の愚痴を言う上司は絶対に信頼されません。

 

また、そもそも自分の部下の仕事が上手くできない場合は、上司自身に指導力が欠けていることが原因でもあります。

「部下が使えなくてさ~」という発言は、自分の指導力不足を白状しているようなものです。

 

そして、上司や年長者が会社の愚痴を言っていると「長く勤めている人が悪く言うということは、この会社は悪いところなんだ、長く勤める価値はないな」と思います。

そうなると、この職場で仕事をする意義も感じなくなり、退職するという選択を部下に取られることもあります。

このように上司が愚痴やネガティブな発言によって周りのモチベーションを下げてしまうと、上司としては、自分で自分の首を絞めることになってしまうのです。

 

愚痴は、絶対に言ってはいけないというものではありません。

例えば、同僚どうしが愚痴をこぼし大変な気持ちを共有すれば、それだけで気持ちが前向きになるという効能があります。

しかし、上司が部下の愚痴をいう行為は、このように周りの部下を不安にさせてしまうのです。

愚痴を言う上司の3つの対応

愚痴を言う上司には近づかないのがよいでしょう

このように、悪いことばかりの上司の愚痴ですが、あなたの上司が愚痴を言う人間だった場合はどうすればいいのでしょうか。

これには3つの対策があります。

 

①否定も肯定もせず流す

その場で愚痴を否定してしまうと、角が立ってしまい言いにくいところでし。

かといって愚痴に乗ってしまうと、愚痴る上司から「話せるやつだ」と思われてしまい、愚痴の相手をさせられることが多くなります。

そうなってしまうと時間とエネルギーが奪われます。

そのため、こういう話をされても「ああ、そうなんですね~」と軽く流してしまいましょう。

その愚痴を否定も肯定もせず、話に乗らず、流すのです。

 

②反論してしまう

角が立っても構わないのであれば、思い切って反論してしまうという方法もあります。

このときは、愚痴の内容に「そんなことないですよ」という反論をしてもいいですし、「本人に直接言ったらどうですか?」「私が本人に言ってあげましょうか?」と返してもいいでしょう。

反論される相手に愚痴を言い続けることはありませんから、このように反論することで自然とあなたには愚痴を言わなくなります。

 

③そもそも近づかない

部下の愚痴をいうような上司からは、プラスの影響はもらえません。

そのような上司とは近づかないことが一番です。

否定も肯定もせず流したり、反論することで向こうからは近づかれることがなくなります。

そうなったらしめたもので、あなたからも近づくことはせず、関わらないようにしましょう。

愚痴を言う上司に気に入られたいならプライドを刺激する

このように、上司の愚痴には同調しない・関わらないということが一番です。

しかし、もしその相手に取り入られたいという狙いがある場合は、否定しないという方法もあります。

 

ただし、そのときでも、愚痴に同調するというより、愚痴をいう上司のことを褒めたり認める方が効果的です。

(愚痴に同調してしまうのは、あとから「○○さんがあなたの悪口を言ってたよ」という話が広げられる危険があります。)

 

部下に愚痴を言う上司の大半が、自分に自信がなく認めて欲しいタイプです。

「大変ですね、でも優秀な○○さんだからこそ部署で仕事が回っているんですね。」というような言葉をかけてやることで、自尊心が満たされ、愚痴も収まるかもしれません。

愚痴を我慢する姿に部下はついてくる

以上のように、愚痴をいう上司の特徴や対処法についてまとめてきました。

愚痴をいう上司とは極力関わらないことが一番です。

愚痴は連鎖するものです。あなたが上司から愚痴られた場合は、いけないとわかっていても、同じようなノリで同僚や部下に言いたくなるかもしれません。

 

また、愚痴る習慣が移り、いつのまにか無意識にグチグチいう人間になってしまうかもしれません。その連鎖に飲み込まれてはいけません。

愚痴を言う人が増えると、職場の雰囲気がさらに悪くなります。

そして愚痴る習慣がついてしまうと、将来あなたが上司になったときに同じように愚痴でチームを壊してしまうかもしれません。

 

愚痴りたいような大変な環境にある場合、それを周りもわかっていることが多いでしょう。しかし、それにも負けず気丈に振舞っている姿に周りは信頼を寄せます。

そのときには、「大変ですね」と声をかけてくれる部下もいれば、そうでない部下もいるでしょう。

しかし、どちらにしても、ネガティブな感情を表に出さず前向きに頑張るあなたの姿に人はついてくるようになります。

適切にストレスを発散し、職場ではグチグチ言わないビジネスマンを目指しましょう。

こちらも参考になります。

ネガティブな部下には悪気は無い。だからかわいがってやればよい。

 

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