目次
テーマ・オススメ対象
テーマ(概要)
自分の好物であるサーモンを切り口にして、仕事のやりがいについて
オススメ対象
魚や寿司が好きな人、年代や性別や属性はこだわらない。小さい頃にはサーモンがなかった人だとより響きやすい
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本文:サーモンを広めたノルウェー人が仕事のやりがいを教えてくれる
私はサーモンがすごく好きで、回転寿司に行ったら必ず食べます。
脂ののったあの味がとても美味しいし、ウニやイクラと違い安価なのも魅力です。
寿司以外にもサラダなどにも使われており、日本で人気の食材の一つといってもいいのではないかと私は信じて疑いません。
皆さんも好きなものを食べる幸せってありますよね。私にとってサーモンはその中の一つです。サーモンというものがこの世にあることで確実に私の人生における幸福度は向上しています。
しかし考えてみると、焼き鮭は昔から食べていましたが、サーモンがお店や食卓に並ぶようになったのはここ10年前くらいからではないかな・・と思います。
私が小学生くらいのときは魚やお寿司といったらマグロが一番好きだったような記憶があり、まだサーモンはなかった気がします。
そんなことを普段考えていたのですが、先日テレビを見ていたら、その背景がわかりました!
なんと北欧の国であるノルウェーがサーモンを日本に輸入するようになったことがきっかけで、サーモンが日本に広まったとのこと!
どうやらノルウェーの人たちがサーモンを日本にセールスしてくれたからこそここまで普及したということなんですね。
これまでノルウェーという国にはイギリスの向かい側の、やたらギザギザした国という印象しかありませんでした。
しかしこの話を聞いて一気にノルウェーに対して親近感、感謝の念、リスペクト、とにかく色々なプラスの感情を持つようになりました。
彼らがサーモンを売り込んでくれたから私の幸せが増えた!
と、ここでふと思ったのが、
「ノルウェーの人たちは日本人に幸せになってほしいからサーモンを売り込んだのか」
ということです。
もちろんある程度は
「サーモンのよさを知って食生活を豊かにしてほしいから」
という思いもあるでしょう。
しかしその気持ちだけでは、彼らからすれば「極東」と呼ばれるほどに遠く地球の右端にある妙な形をした小さな島国までサーモンを運ぼうとはしないでしょう。
そこには輸出によって利益を上げたい、という思惑があってのことだと思います。
「自分達がビジネスで稼ぎたい」という考えが、まず頭にあると考えるのが自然です。
しかし彼らのビジネスによって、日本でこうしてサーモンを味わい、幸せになっている人が確実にいるのです。
そしてこれはサーモンの輸入だけに限った話ではないと思います。
世に受け入れられている仕事であればどんなものでも、その仕事によって幸せを感じている人が確実にいるものだろうと思うのです。
普段仕事をしていると、なかなかこのことに気づかなかったりします。
一人の日本人が「私にとってサーモン食べることは、人生における幸せの一つだ」などとスピーチの場で話しているということなど、ノルウェーの水産業者の方はおそらく想像しないんじゃないでしょうか。
しかし、「世の中の仕事にはそれによって幸せになっている人が存在している」ということをたまには考えてみてもいんじゃないでしょうか。
自分の仕事によってどんな人が喜んでいるか、どう喜んでいるか
自分の仕事が無かったとしたらどんな不幸、不便が起こるか
そうした視点で自分の仕事を振り返ってみると良いかもしれません。
皆さんも、ふと自分の仕事に意味を感じない、なんてことがあったらこのことを思い返してみてください。
エッセンス・構成・代替案
エッセンス
普段私達は自分の仕事についてやりがいを忘れがちだが、どんな仕事であってもそれによって幸せになったり助かっている人がいることを思い出してほしい。
構成
①サーモンが好きだということ、サーモンのおいしさについて
②サーモンがノルウェーからの輸入によって広まった
③それによってサーモンを美味しく味わえているが、ノルウェーの人がサーモンを広めたのはビジネスとして利益を得たいからだろう
④しかしそれによって私達は美味しくサーモンを味わえている
⑤たとえ利益をことが第一の目的であったとしても、世の中の仕事は誰かの役に立ったり、誰かを幸せにさせているはずである。自分達の仕事もそうであることを思い出したい。
代替案
①~④自分が好きな食材、商品の魅力をひとしきり紹介し、「自分がこのような幸せを感じるのはその企業や人の仕事のおかげだ」「私達の仕事も同じようにお客さんに同じように貢献できているとふと感じた」という構成にしてもよい
⑤代替案というか追加案として、実際自分の仕事で、お客さんに感謝されやりがいを感じた例をいくつかあげてもよい
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