目次
テーマ・オススメ対象
テーマ(概要)
自分の家事参加の話から、仕事での言動がプライベートに影響を与えたという話
オススメ対象
家族と同居しており、自分以外の人に家事をやってもらっていないとそもそも話せない。
しかし、自分がその条件に当てはまれば、既婚者で家事をしている人に対してかなり響く
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本文:家事をサボりがちな僕に、仕事での発言がブーメランとなり飛んでくる
仕事で学んだスキルはプライベートでも活かせるという話をよく聞きます。
例えば営業の仕事をしており商談に長けていると、プライベートで買い物をするときにうまく値引きできたり、清掃の仕事をしていると家もきれいに掃除できたり、というようなことは確かにあると思います。
そのため、仕事に熱心に打ち込むことで、給与や待遇の見返り以外にも自分にとってプラスになるのは間違いないと思います。
実は最近このことを実感したことがありました。我が家は共働きなんですが、嫁さんがご飯を作ってくれ、後片付けもしてくれています。
ある日ご飯を食べている最中に彼女の具合が悪くなり、ご飯を残して寝込んでしまいました。
こういうときはやはりよい夫であるべく、また熟年離婚のリスクを排除することも考え、後片付けは自分でやらなければと思いました。
家事は得意でないけれど、一人暮らしの経験もあるし、皿洗いには何の抵抗もありません。
しかし、いざ実行しようと思うと残飯の処理に迷ってしまいました。
あまり残飯を処理した経験もなく、
「衛生的にうまく捨てる方法は無いのか」
「間違った捨て方をして虫でも湧いたらどうしよう」
「下手なことするんだったらいっそのことそのままにして嫁さんの体調が戻ってからやったもらったほうがいいんじゃないか」
・・とうだうだ悩み始めてしまいました。
別に今回1回やらなかったとしても怒られないだろうし、理由を話したら納得してくれるんじゃないかとか・・・甘えですね(汗)
しかしそのようにうだうだし始めたとき、ふとある考えが頭をよぎりました。
「多少分からないことがあっても、自分で調べたり人に聞いたりして取り組みなさい」
「会社は学校ではないんだから、すべて教えてもらおうなんて思ってはいけない」
・・普段会社で私が部下に伝えてる言葉です。
その言葉が、
「自分は会社では偉そうなことを言っているのに、家に帰ったら
『残飯処理が不安だ』
などと言ってご飯の後片付けも出来ないとはどういうことだ」
と見事に自分にブーメランとなって突き刺さったのです。痛い。。
ということで気持ちを入れ替えて残飯処理も自分なりに考え、日ごろの感謝を込め謹んで行なわせていただきました。
水道の水圧の調整が難しく、ズボンがびちゃびちゃになった以外は問題なくできました。
体調が回復したあとの嫁さんには感謝されたし、熟年離婚の芽を摘むこともできたし、良い判断ができたと思っています。
正直、恥ずかしい話ですがブーメランが返ってこなかったらなにかと理由をつけてやらなかったかもしれません。
スキルではないですが、仕事で培った「甘えを排する」というスタンスがプライベートでも生きたのではと思っています。
仕事で普段話している内容、考え方というのを家庭でも生かすことができれば、よりよい家庭を作れるのだと思います。
これからも仕事で学んだ価値観を活かし、家庭円満に努めて参ろうと心に誓ったのでした。
エッセンス・構成・代替案
エッセンス
仕事で培った「甘えを排する」というスタンスが、プライベートでも活きた。このように、スキル以外でも、仕事で鍛えている考え方がプライベートに活きることもある。
構成
①仕事で学んだことは、スキル以外のマインドでも仕事以外で活きるものだと紹介
②家事をサボろうかなと甘えたことがあった
③しかしその心に、普段の仕事での発言が自分に刺さり甘えを排した例を挙げる
代替案
仕事での言葉やマインドがプライベートに生きたというテーマであれば何でも代替可能
自分の生活の中で同じような例が無いか探してみるとよい。
例)仕事上で「最後まで諦めるな!」と言っている→子供に勉強を教えるときに上手くいかず諦めそうになったときに、自分に言い聞かせて最後まで教えきった、など
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