部下を育てるうえで大切なポイント

仕事をサボる部下って嫌ですよね。でも原因があなたの場合もあります。

サボる様子のイメージ画像

部下に指示したはずの仕事が出来ていない!と後から気づいたり、指示した仕事がいっこうにできずイライラしたり・・ということはないでしょうか。

部下が仕事をサボることに悩む上司は多いと思います。

 

部下が仕事をサボる理由は色々とあり、単純にやる気がない、モラルが低いという場合もあれば、何か事情があって、結果的にサボっているというパターンもあります。

悪意があって指示に従わないというケースは、意外と多くありません。

 

仕事が進まない部下にイライラする気持ちもわかりますが、それがどのような背景なのかを分析してみることも大切だったりします。

そこで今回は、部下が仕事をサボる理由のパターンと、それぞれへの対処法についてまとめます。

仕事をサボる部下に苦しんでいる人は、参考にしてみてください。

ちなみに、仕事のストレスで疲れている人に、私が使ってよかった、おすすめ癒しグッズを紹介しています。

部下へのストレスを感じている人の癒しの助けになれば幸いです。

 

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目次

パターン①忙しいから出来ない

実際は、このパターンが一番多いように思います。

部下自身にサボりたい気持ちはないけれど、他の業務を進めるのに時間がとられ、与えられた仕事に着手できないことは良くあります。

 

基本的に上司としては、ある程度部下の業務量や進捗を把握しているでしょう。

その上で「そろそろこれが出来ているはずなのにやっていない」ということであれば、部下が優先順位を間違えているか、上司の想定スピードで仕事が出来ていない可能性があります。

この場合は、一度抱えている業務の進捗状況を確認し、進みが遅い仕事には対処を考え、優先順位を間違えている場合は改めて順位を振りなおしましょう。

 

なお、上司でありながら、部下の業務量や進捗を把握していないのは望ましくないでしょう。

部下が部長や課長の管理職なのであれば、確かに進捗は部下任せ、結果だけを見て評価するのが適切です。

しかし、部下が一般職であるならば、進捗管理もしていないのに「部下がサボって仕事が進まない」と嘆くのはよくありません。

必ず進捗管理を行いましょう。

パターン②忙しいふりをしてサボる

なお、なかには忙しいフリをしているだけでサボっている場合もあります。

本当は面倒くさかったり、別の理由でやりたくないにもかかわらず、「他の業務が押していてできません」と言ってくる場合があります。

 

このパターンでも、上司がタスク管理をして、優先順位を付け直すことで「忙しいからできない」という理由で着手しないことを防げます。

しかし、タスク管理をしているにも関わらず、色々理由をつけてサボってくる場合は、

「忙しいってこと以外に、この業務がやりにくい理由はある?」

というように話を振り、本当の理由をヒアリングしたほうがいいでしょう。

パターン③自信がないからできない

部下を励ますイメージ画像

慣れてきた部下には未経験の業務を任せたり、レベルの高い業務を任せることもあるでしょう。

そのときに上司としては「このレベルならできるだろう」と感じていても、部下側が「こんなことできない」と感じる場合があります。

これは、上司側が明らかなムチャ振りをしているのか、それとも部下のマインドが弱い(未知のことを極端に恐れる)のか・・どちらのパターンもあります。

 

どちらにせよ、部下の気持ちに寄り添い、どのような点に自信がないのかを聞き、やり方を具体的に伝えるという対応が王道です。

ただし、会社の風土としてムチャ振りをするのが当たり前である場合は、その風土に適応するよう教育することも必要です。

 

なお、上司から見て、明らかに出来る能力があるにも関わらず、本人が失敗を恐れている場合もあります。

この場合は発破をかけて励ますということが必要で、それと同時に未知のものを恐れすぎるなという教育も大切です。

「責任は俺がとるから、思い切ってやってこい!」と勢いをつけてやるのが良いです。

パターン④指示に納得できないからサボる

会社の方針転換によって以前とは違う指示がでたり、なんらかの要因で社員にとって理不尽と感じるような指示をしなければいけないこともあります。

それでも素直な部下であれば受け入れたり、信頼されている部下であれば「あなたが言うのならば」と従ってくれるものです。

しかし、そのどちらでもない場合は、あからさまに後回しにしたり、「納得できません」と強く主張したりという場合もあります。

 

この場合は、まずは少しでも納得感を持たせるように話をしましょう。

理不尽気味な指示を伝える場合は、こちらの記事の内容が参考になります。

 

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また、こちらの記事の内容を参考にすると、部下の納得感を高めるように話しやすくなります。

 

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なお、丁寧に説明を重ねても、指示に従わないという場合は、しかるべき対応が必要です。

そういうケースの対応方法については、こちらの記事でまとめています。

 

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パターン⑤「やっても無駄」だと思うからやらない

以前の記事でご紹介しましたが、発言や指示がコロコロ変わる「ブレブレ上司」というものが存在します。

 

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ブレブレ上司のうち、思慮が浅くその場の思いつきで指示を出している場合、頭のいい部下であれば「この上司の言うことを聞く価値がない」と思われてしまいます。

その結果、「この上司の言うことに従っても、上手くいかなければまた責められる」と考え、成果を出すためにベストだと思う自分の方法で取り組みます。

自分なりに考えて取り組むので、サボるわけではありませんが、上司から見ると指示通りに動いていないため、サボっていると感じられるケースがあります。

 

このパターンの場合に「言うことを聞かない」と嘆くのは半分以上あなたに非があります。

まずは自分の指示に責任を持ち、ある程度考えた上で指示をだしましょう。

もしそれが面倒くさいのなら、いっそのこと中途半端な指示を出さずに結果だけ見て、そのよしあしを判断するべきでしょう。

自分に非がないか振り返ることも必要

以上のように、部下がサボるときの理由やその対処についてまとめました。

色々な理由や対処法がありますが、どんな理由でもまずはコミュニケーションをとることが一番です。

自分の部下なのだからじっくり話し、必要に応じて説得や教育が必要でしょう。

 

仕事をサボるのは、部下本人に問題があることが多いですが、なかには上司側にも問題があるケースも多々あります。

そういう意味でもしっかりヒアリングし、改めるべきところは改めるという姿勢が重要です。

 

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