部下を持った管理職ならば、部下をリードしていくのがいかに難しいか実感することが多いはずです。
なにしろ仕事の現場は理不尽で、無茶ぶりをしてくる上層部、こちらの都合を気にしない顧客など、厄介なことが多いからです。
そんな理不尽な環境のなかで、部下を納得させて引っ張っていくということが管理職に求められがちです。
また、部下が精神的に幼かったり、癖のあるタイプであることも珍しくありません。
どんな問題児にも付き合わなければならない、という宿命を負っているのが、管理職でもあります。
管理職の仕事をしていくなかで、自分のこれまでの人生経験だけでは、とても乗り切れないようなことも起こるでしょう。
そして、管理職としてのノウハウは、誰かがわかりやすく教えてくれることはほとんどありません。
本サイトでは、私自身が管理職の仕事をする中で、本や周りの人から学んだこと、自分で実感したことなどの経験をもとに、部下と接するうえでのポイントを色々な視点から記事にしています。
中間管理職として悩んでいる人は、自分にあった記事があれば、参考にしてみてください。
目次
困った部下と彼らへの対処法
会社組織では、上司が選べないように、部下も選べません。
反抗的だったり、扱いにくかったり、あなたのもとには色々な困った部下がいることもあるでしょう。
そんな困った部下たちの色々なパターンと、その対処法についてまとめています。あなたの部下に当てはまるものがないか、参考にしてみてください。
部下が反抗的な原因は、部下自身の性格だけでなく、あなたとの関係性にあるケースもあります。
まずは部下との人間関係を見直し、それでも改善されない場合は、最終的に厳しく対処する方法についてまとめています。
要領が悪い部下の様々なタイプとそれに合わせた対処法だけでなく、要領が悪い部下の良いところや、将来に期待できる点についてまとめています。
要領が悪い部下の対応方法がわかるだけではなく、彼らにたいして前向きな気持ちになれると思います。
そのほか、こちらのページに記事一覧をまとめています。
部下を育てるうえで大切なポイント
管理職には、部下を育てる役割も求められます。
優秀な部下は放っておいても勝手に育ってくれますが、そうでない部下は、適切な働きかけをしないと腐ったりやる気をなくしてしまいます。
どんな部下でもきちんと育つために必要な、育成のコツやポイントをまとめています。
何度叱っても同じミスをする部下は、上司にとって理解できない生き物かもしれません。
同じミスを繰り返す部下は、いったいどんな心理なのか、どういう対応をするべきかについてまとめています。
管理職にとって重要な仕事の一つが、「部下に仕事を振ること」で、これができないと、自分の仕事と部下の管理の両方をやり続けなければいけません。
管理職は、極力仕事を部下に振り、自分は部下の管理やケアに力を割くべきです。
「そうは言っても部下に仕事を振れない・・」という人は、この記事を読んで意識を変えることをオススメします。
そのほか、こちらのページに記事一覧をまとめています。
管理職にとって一番大切なのは、部下との信頼関係。
管理職として大切なことはたくさんありますが、一番大切なことはと言われれば、私は「部下との信頼関係」だと思っています。
信頼関係があれば、多少無茶ぶりをしても応えてくれる一方、これがないと、部下のことを思っての言動もことごとく裏目に出ます。
部下と信頼関係を作るためのポイントや、それを維持するためのコツを知っておけば、どんな時でも、部下と良好な関係を築けるでしょう。
部下と信頼関係を築くためには、なんとなくで仕事をするのではなく、押さえるべき明確なポイントがあります。
自分に自信がある管理職ほど、意外と信頼されるためのコツを理解していないものです。
あなた自身が、この記事に載っている内容が実践できているか、確認してみてもいいでしょう。
そのほか、こちらのページに記事一覧をまとめています。
なんとしても防ぎたい部下の退職
管理職にとって一、二を争うほどショッキングなことが部下の退職です。
人員のやりくりや引継ぎ、残る社員のケアから自分の立場まで、自分や部署に与えるマイナスの影響がかなり大きいのが普通です。
管理職としては、部下が退職を言い出してきたときの対処や、そもそも部下が退職させないためのポイントも押さえておきたいところです。
退職を申し出てきた部下を止めるためには、ストレートに引き留めてはいけません。
部下の悩みや困っていることに寄り添い、それを解決させるために何が必要かを考える必要があります。
この記事ではそうした方法論や、引き留めるときの心構えについてまとめています。
部下から退職を言い出されてしまった場合、引き留めが成功する確率は低いです。
そもそも部下に退職を決断させない取り組みが非常に重要で、そのために何ができるか、どういうことを重視すべきかについてまとめています。
そのほか、こちらのページに記事一覧をまとめています。
どうにもならないなら環境を変えるという選択肢も
管理職はとにかくストレスが溜まりやすく、「仕事を辞めたい」と感じることもあるかもしれません。
安易に仕事を辞めてしまうのはオススメできませんが、自分の力ではどうにもできないくらいの理不尽な環境だったり、ストレスのあまり体を壊してしまう危険があるようならば、転職で環境を変えるという方法もアリです。
中間管理職が抱えるストレスや、無責任と言われないための仕事の辞め方についてはコチラの記事でまとめています。
https://wot.blue/2020/04/30/sigotoyametaikanrisyoku/
また、辞めたいほど仕事が辛いけど、転職が不安という人には、少しずつ転職を意識してみることをオススメしています。
いきなり本格的に転職活動を始めるのではなく、なんとなく転職の情報に触れてみることで、「今の仕事を辞めても大丈夫なんだ」というイメージが湧きやすくなります。
その結果、精神的な逃げ道ができるので、楽な気持ちになります。
https://wot.blue/2020/09/19/doronumadaltusyutu/
そのほかにも、仕事を辞めたいときに悩みがちなポイントについては、以下のページにまとめています。
部下を引っ張る管理職のノウハウは、自ら学ぶしかない
管理職として部下を引っ張るノウハウは、普通の業務のやり方とは違い、誰かから教えてもらうことは少ないものです。
特に中小企業の場合、管理職の何たるかも知らず、いきなりリーダーに任命されることもあります。
身近に尊敬できる先輩管理職がいればいいですが、そんなモデルもないまま管理職として部下を引っ張らなければならないこともあります。
そのため、管理職として自信がない人や困っている人は、本やセミナーなどで、自らノウハウを勉強したほうがいいと思います。
ここで紹介してきた記事が、あなたの管理職としての仕事に少しでも役立てれば幸いです。