朝礼スピーチネタ

スピーチの作り方とコツまとめました【初級・中級・上級者別】

スピーチをしているイメージ画像

慣れていない人にとって、スピーチの作り方は難しいものです。

職場において朝礼のスピーチを振られたり、プライベートで結婚式のスピーチを頼まれたり・・と、社会人になるとスピーチを依頼されることがありますよね。

ただでさえ緊張してしまうスピーチですが、そもそも何を話したらいいか分からない、どのようにスピーチの原稿を作ればいいか分からない、という悩みもあります。

 

上手いスピーチには決まった型というのがあり、それに沿って構成することで、誰でも上手なスピーチを作ることができます。

今回はそのようなスピーチの作り方のコツをまとめました。

色々な構成やコツがあるので、その中で自分に合ったもの、使えそうなものを参考にしてください。

効果的なスピーチ構成の3パターン

まずは、スピーチの作り方の基本となる、「どのような構成にするか」という点を押さえましょう。

どのような構成にするかを決められれば、それに当てはまるように内容を考えることで、スピーチの原稿は完成します。

まずはどのような構成に当てはめるかを決めましょう。ここでは難易度別に3つのパターンをご紹介します。

 

エピソード結びつけ型

これは、与えられたテーマにエピソードなどを結び付ける方法です。

大体のスピーチはテーマが与えられています。そこで、そのテーマと関係のあるトークを引っ張ってくるのです。

 

「今回のテーマは○○ですが、そのテーマを実感したことがあります。」

「それは△△(体験を話す)~です。今後も改めて○○のことを意識していきたいと思います」

 

であるとか、

 

「以前△△(体験)~ということがありました。」

「今回のテーマである○○という考え方を重視すると、××という対応をとるべきだったのではないか、と感じました。」

 

など、テーマに関連した話を一つ紹介して、スピーチを〆ます。

これは簡単なスピーチを作るときに有効な方法です。1分や3分のスピーチを作りたいときに適切でしょう。

 

このとき、結びつけるトークは自分の最近の体験、過去の体験、家族や知人の体験、読んだ本、見たテレビの内容・・・なんでも構いません。

テーマと結びつくようなトークが身の回りに無いかどうか探してみましょう。見つからないようであればネット検索するのも有効だと思います。

とにかく関連するトークを見つけ、そのトークを紹介することでスピーチの体裁が整います。

 

これはスピーチの構成としてはかなり簡単なものです。スピーチ初級者でも作れます。

短いスピーチを作るとき、スピーチに自信が無い人は、難しく考えず「テーマにそったエピソードを一つ話す」と考えればよいでしょう。

 

三段構成

以下のような構成を三段構成を呼びます。これは、スピーチ中級者向けの構成です。3分や5分程度のスピーチにちょうどいいでしょう。

 

・テーマについてのあなたの意見や主張を伝える

「企業が残業を減らすための動きを進めることについて、私は反対意見です。」

 

・意見や主張の根拠や理由を述べる

「私がそう考える理由は3つあります。一つは残業を減らしたところで、やるべき仕事の量が変わらない場合は、期日までに終えることができなくなります。二つ目は~」

 

・意見や主張をもう一度まとめて終わる

「そのため、私は残業を減らす動きの前に、不要な仕事を失くす、効率よく終わらせる方法を考えるという動きをとるべきだと思います。」

 

このような流れで、自分の意見(主張)をハッキリさせ、その次にその根拠を話し、そして最後にまとめる、というものが三段構成です。

三段構成のいいところは、先に言いたいことをハッキリ示しているので、途中(意見の根拠の部分)がうまく話せなくても相手に意見がつたわることです。

また、あまりにグダグダになってしまい、途中で切り上げたとしても、同じように意見が伝わります。

 

そして、最後にもう一度意見をまとめて言い直すので、聞き手に明確に伝えることができます。

聞き手は、話し手が思っている以上に話の内容を聞かないものです。

この三段構成では、最後にもう一度意見をまとめなおすので、聞き手にきちんと伝わります。

 

起承転結

これはスピーチ以外でも、漢詩や四コママンガなどでもよく言われる構成です。

 

・起  話はじめ、導入、どのようなことについて話すのかを伝える

・承  話を膨らませて、次の「転」につなげる

・転  これまでの話の流れを変える、ここが内容の核になる

・結  話の結論をまとめる

 

「転」の部分で話の流れを変える(あえて反対意見を入れるなど)必要があるため、難易度は高いのですが、聞き手をひきつけることができます。

そのため、上級者向けの構成と言っていいでしょう。

4つの要素に分かれるため、長い時間でのスピーチに向いています。

10分以上話すときには、三段構成よりも起承転結の方がいいでしょう。

スピーチの書き出しのコツ

書き出しにこだわるのもスピーチのコツ

スピーチの作り方でまず大切なことは、構成を決めることです。求められるスピーチの長さやあなたの「慣れ」度合いで、適切なものを選ぶと良いでしょう。

そして、聞き手を引き込むスピーチを作りたい場合、工夫するべきは「書き出し」の部分です。

スピーチに引き込むことができるかどうかは、最初の部分が興味を引くものかどうかです。

最初の部分で興味を引けば、その後も集中して聞いてくれます。

スピーチの書き出しを魅力あるものするためには、以下の3つのコツがあります。

 

問いかける

「皆さんは『リッツカールトン』というホテルを知っていますか?」

「皆さんはブラジルに行ったことはありますか?」

というように、話したいテーマに沿った問いかけをするという方法です。

聞き手は質問されることで、考え始めます。

それによって聞き手の注意を引き、スピーチを続けることで集中して聞いてくれます。

 

決まり文句

「メジャーリーガーのイチロー選手の話した言葉に、『夢は近づくと目標に変わる。』というものがあります。」

「『船頭多くして船山に登る』という言葉がありますが、それを実感したことがありました。」

 

というように、著名人の名言や、ことわざを最初に話す方法です。

名言やことわざ、流行する言葉には人の心をひきつけるものがあります。

スピーチの冒頭にこのような言葉を持ってくることで、聞き手の注意をひきつけることができます。

 

突拍子もないことを言う

「スピーチって、ホント憂鬱ですよね。」

「昨日、マジでびっくりしたんです!」

 

砕けた言葉やネガティブな言葉は、普通スピーチでは話しません。

だからこそ、冒頭でそのような言葉を言われると、聞き手は「えっ!?」となります。

普通はスピーチの冒頭で話さないことをあえて話すことで、聞き手の注意をひきつけることができます。

 

このとき、最初の発言のあとは少し間をおいて話すと、その一言がより際立ちます。

ただし、ネガティブな言葉から始まったあとはポジティブな内容で終わること、砕けた言葉で始まっても、早い段階で丁寧な言葉に変えることが大切です。

最後までネガティブで終わったり、ずっと砕けた言葉で話してしまうと「マナーが身についていない変な人だ。」と思われてしまいます。

スピーチの導入部分で人をひきつける「共感」

また、スピーチの作り方のコツとして、スピーチの最初の部分(導入部)で使える「共感」というテクニックがあります。

これは、スピーチの中に「あるある~」と共感させる内容を入れるというものです。

人は共感することによって「この話は自分に関わりがある」と本能的に思います。

それによって自然に話しに集中させることができます。

 

共感を得るエピソードの例としては、「よくやってしまいがちな失敗」があるでしょう。

仕事に関するスピーチをするときに、初心者がよくやる失敗を自分がしてしまった話は、同じような失敗をした人に共感を呼びます。

 

また、普段自分が生活してない地方で話しをするときには、その地方のご当地ネタを話すと良いとされています。

ご当地の食べ物を食べた感想や、方言に驚いた話、などと最初に盛り込むことができれば、聞き手との距離を一気に縮めることができます。

スピーチに磨きをかけるちょっとしたコツ

このように、冒頭の言葉や導入部分の工夫も、スピーチの作り方として大切なことです。

その他にも、上手いスピーチを作るコツはあります。

ここでは5つご紹介します。

 

スピーチの目的を考える

職場での朝礼スピーチや、結婚式の友人スピーチなど、色々な種類のスピーチがありますが、あなたが行なうスピーチの「目的」が何かを考えましょう。

スピーチの目的は、以下の2つです。

 

そのスピーチに何を求められているのか(チームメンバーのやる気を出させたい・お祝いの席を盛り上げたい、など)

聞き手をどう感じさせたいのか(チームワークを重視しようと思わせる・この会に参加してよかったと思わせる、など)

 

どんなスピーチでも、どちらかの切り口によってスピーチの目的を決められます。

スピーチの目的を考えることで、あなただ話すべき内容が決まってきます。

 

結論を明確に、1つに絞る

先ほどからも述べていますが、聞き手はたくさんのことを理解できません。

話し手ほどスピーチに集中できないものです。

そのため、いくつもの内容を覚えることはできません。

 

どんなに長いスピーチでも、聞き手に伝えるべきメッセージは1つに絞りましょう。

ちなみに、そのメッセージはあらかじめ20文字くらいにまとめておくと効果的です。

結論(意見、主張)は一つに絞り、それを話の中で何回も繰り返して聞き手に伝えることが重要です。

 

数字を示す

スピーチ内容は、簡潔にまとめることで伝わりやすくなります。

簡潔にまとめるための効果的な方法というのが、「数字を示す」という方法です。

これは、「私がこのように考える理由は○つです。1つ目は~」のように、最初に、「これから話す項目がいくつあるか」というのを示してしまう方法です。

 

これは、話の現在地(全体のうち、今どの部分を話しているのか)が分かりやすいため、話し手がうまくしゃべれなくても、聞き手がスピーチの内容が理解しやすくなります。

結論や主張が何個もあると分かりにくいですが、長いスピーチだと、あなたの主張の根拠や、結論に至る理由は複数必要になるでしょう。

そのようなときは最初に数を示すことで聞き手をわかりやすくさせます。

 

ギャップを作る

スピーチに限った話ではないですが、ギャップというのは人をひきつけます。

強面なプロレスラーがスイーツ好きだったり、若い女性アイドルが麻雀好きだったりすると、そのギャップに魅力を感じることがあります。

これをスピーチに応用して、テーマとエピソードのギャップにもたせることができます。

たとえば「仕事上のミスを無くそう」というようなテーマを話すときに、趣味の釣りの話とか、女性のメイクの話など、日常的な話を持ち出すとそこにギャップが生まれます。

 

さらに言うと、話し手自身とエピソードの間でギャップがあるとインパクトが強くなります。

若い女性が昆虫の話をするとか、線の細い男性がボディービルの話をするなどするとインパクトがあり聞き手が面白がってくれます。

このように、スピーチの話の中身や、話してと中身の中にギャップを作ることで、魅力的なスピーチになります。

 

終わりをハッキリ示す

スピーチが下手な人は、突然話が終えてしまい、聞き手がポカンとしてしまいます。

そうならないように、「話はもう終わります」というサインを示しましょう。

「最後に、本日私が言いたかったことは~です。それではスピーチは以上としたいと思います。ありがとうございました。」

というフレーズを最後に話すことで、「これでスピーチが終わるのか」と聞き手の心構えもできます。

スピーチにはメリットもある

このような、スピーチの作り方のコツをマスターすると、スピーチを作る・話すことにだんだんと抵抗がなくなってきます。

そして、スピーチで聞き手が盛り上がると他では味わえない快感があるものです。

スピーチにおいて、聞き手から笑いや共感の反応があったときの快感はまた独特で、他の何もにも変えがたい充実感があります。

スピーチで聞き手からそういう反応を起こせるようになると、スピーチが嫌いなものから好きなものに変わります。

スピーチに慣れてきたら、そういう反応を狙ってもいいかもしれません。

 

また、スピーチによって自分についてのギャップを見せられたり、自分の趣味について話が出来たりすると、まわりからのあなたに対する親近感も高まります。

スピーチは緊張することが多いので、嫌いな人も多くいると思いますが、メリットもちゃんとありますので、この記事の内容を参考にして取り組んでみてください。

 

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