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『NARUTO』奈良シカマルが教えてくれる「失敗の活かし方」

マンガのキャラからも人生は学べます

仕事などで何もかもうまくいかず、落ち込んでしまい、自分に自信がなくなってしまうということはないでしょうか。

人生いつも順調にいけばいいですが、そうはいかないこともあるでしょう。レベルの高い挑戦であればあるほど失敗はつきものです。

 

そういう時には、重圧や責任から逃れたいと思うことがあるかもしれません。

そんな時、そのまま諦めてしまうか、それとも改めて頑張ろうと思えるか、どちらを選択するかでその人の成長が変わってくると思います。

一生懸命取り組む限りは、どんな失敗や挫折も必ず自分の糧になるものです。

失敗したときの無力感や絶望感に負けずに、再び立ち上がることで、さらに強くなるものです。

目次

人気マンガ『NARUTO』シカマルの挫折

そのことを教えてくれるのが、『NARUTO』のキャラクター、シカマルの成長ぶりです。

『NARUTO』というマンガは知っている人が多いのではないでしょうか。少年ジャンプで連載当時の看板マンガとして人気を博していました。

このマンガではさまざまな才能を持つ少年少女の忍たちが成長していく物語なのですが、その中でもシカマルは頭脳に優れた忍びです。

シカマルの紹介
(出典:「NARUTO」)

 

彼は、その才能を買われ、失踪した仲間を取り戻す任務のチームリーダーを任されます。

本来は大人の忍が行なうようなレベルの高い任務なのですが、その時に動ける忍が他におらず、彼に白羽の矢が立った形になります。

 

その途中、敵の刺客と交戦し、それぞれが負傷を負いながらその刺客を打ち破ることに成功しますが、肝心の仲間の奪還には失敗し逃げられてしまいます。

逃げる前に自分が成長することを考えやがれ

自分含む仲間がみな大怪我をし任務も失敗、シカマルはこの責任はリーダーである自分の采配に責任があると考え自分を責めます。

そして自分には能力がないから、この忍びの世界から逃げてしまうことを考えます。

 

しかし、その姿を見た彼の父は、喝を入れます。

シカマルへの激励 シカマルへの激励2

シカマルへの激励3
(出典:「NARUTO」)

この任務は敵も強く、難易度の高いものでした。しかしシカマルは精一杯考え判断を下し、仲間もそれに答えることで敵を破ることができました。

味方からも彼を責める声は上がりません。

そうならばシカマルがするべきこと逃げることではなく自分を成長させ、次は失敗しないことです。

そのために、辛い思いを努力に変えることこそが大事ではないでしょうか。

責任を取るということは辞めることなのか

私たちの世界でも何か失敗をしたとき、例えば政治家や大企業のトップのような、その椅子を狙う人間が多いという環境では、その立場を辞め次の人に譲るというということが責任の取り方かもしれません。

しかしそうではない場合は、自分が失敗をしてしまったところで自分の代わりになる人などそうそういないと思います。

 

とくに子育てなどの家族という環境であればなおさらです。

あなたがその責任から逃げることで問題は解決しません。

そういう状況において、失敗に対する一番の責任の取り方は「自分が成長して二度と同じ失敗を繰り返さないこと」に尽きると思います。

 

失敗した時に「自分には向いていない」と思うことはあるでしょう。

でも本当に自分には向いていないのであれば、日ごろから自分に向いていないと感じるのではないでしょうか。

普段からそう思っているのではあれば話は別ですが、失敗によってそう感じているのならばきっと挫折感がそう思わせているのだとまず疑ったほうがよいでしょう。

たとえ失敗したとしても、そのあと成長すればいいだけなのです。

 

失敗の本当の挽回方法は、逃げることではなく再発防止であると思います。

ということをシカマルの父は教えてくれています。

失敗がその後の糧に

なお、このような挫折を経て成長したシカマルは、青年になってから彼の先輩の忍たちと組んだチームで強大な敵に負け、先輩の忍びが敵に命を奪われてしまいます。

シカマルは悲しみに暮れますが、しかし彼はその辛さから逃げ出さず、先輩の忍が戦う中で残してくれた情報を元に対策を考えます。

そしてその敵と再び戦い、戦闘能力では明らかに格上である敵に打ち勝ち、敵をとることに成功します。

 

彼がもし当時、挫折によって忍びの道を諦めてしまったら、その敵を討ち取ることはできなかったでしょう。

諦めたらただ失敗して終わりですが、諦めなかったことで今度は成功することができたのです。

 

このように将来の成功に結びつけることが失敗の一番の活かし方だと私は思います。

諦めてしまうということはその機会を放棄することであり、本来の責任の取り方ではないと思います。

 

このように失敗してしまった時、そのあとにどう行動するかが大切であるということをシカマルは教えてくれると思います。

忍びの世界に生きるわけでもない私たちですが、シカマルのその姿勢は参考にしたいですね。

 

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