困った上司のパターンとうまく仕事を進める方法

これで上司を論破しろ!分からず屋上司に意見を通すための2つのポイント

上司を論破するコツ教えます

仕事では、他の人と意見が食い違うことも多くあると思います。

そういう場合には意見を言い合い話しを詰めていけばよいですが、厄介なのは上司と意見がくちいがった場合です。

聞き分けのよい上司であれば、意見を言い合うことで自分の意見をきいてもらったり、上司から納得いく説明をもらったりすることもできるでしょう。

 

しかし上司がそういうタイプではなく、人の話を利かないタイプの場合は意見を理解してもらうことは大変です。

諦めてハイハイ従うという手もありますが、明らかに間違った判断をしようとしているときには上司を論破するためのコツを知っておくべきです。そこで今回はこの点についてまとめました。

目次

論破されるケース①具体的な説明を求められる

まず、上司から論破されてしまうケースを考えてきます。論破されるケースはいろいろありますが、最も代表的なのは「別の角度からの意見を言われた場合」です。

 

例えば、「今回の企画を導入すると経理部の手間が増えてしまいます」→「具体的にどういう手間が発生するんだ?」

このとき具体的に手間が発生する案件を言えないと「いい加減な考えでものをいうな」と一蹴されます。

 

また、「伝票処理作業の作業の手間が増えます」→「具体的にどれくらい時間が増えるんだ?」

このとき具体的に掛かる時間を言えないと「たいして時間増えないんじゃないの?」と一蹴されます。

 

また、「毎日30分くらい時間がとられます」→「時間がとられるのは問題なの?暇をもてあましているならいいんじゃないの?」

このとき、とられる時間が増えることで起きる問題(残業が発生する、他の業務にかけられる余裕がなくなる)を言えないと「時間増えても問題ないね」と一蹴されます。

 

このように、大きな視野から意見を言った場合、どんどん具体的につっこまれて聞かれるようになります。そのときに明確に答えられないと一蹴されてしまいます。

あなたにとっては当たり前の意見であっても、話の通じない上司は具体的に切り込みを入れていきます。そこでハッキリと答えられないと「お前の考えすぎだ」と却下されてしまいます。

 

本当に当たり前に正しい意見であれば、事前に深く考えることで具体的な突っ込みがはいっても答えられるようになります。

逆に具体的に考えていくと答えられない場合は、本当に貴方の考えすぎかもしれないですし、少なくとも分らず屋上司を論破することが出来ないでしょう。そのため、そういう上司に意見を言う前には具体的に深く考えるようにしましょう。

論破されるケース②一般的な例と具体的な例の混同

上司を論破するときは一般論と例外の区別を

また、一般的な例と例外的な例の区別をつけておくことも必要です。

 

例として、「今の営業の方法は反対です。ITを使った新しい方法を取り入れるべきです」→「でもその方法だと、このケースでは失敗しそうではないか」(例外的な数少ない例を指している)

このとき、上司のいう失敗しそういうのが例外的で、全体にしめる割合が○%、そうでない例のほうが圧倒的に多い、ということを示せないと「このケースだとうまくいかないからやめたほうがいいだろう」と一蹴されます。

 

また逆の例として、「新しい販売促進の方法をとろうと思う。」→「いえ、その案は反対です。失敗する可能性が高いと思います」→「なぜだ?この販促方法だとこういう層に響くだろう」(例外的な数少ない例を指している)

このとき、上司のいう成功する例が例外的で、全体に占める割合が○%、そうでない例のほうが圧倒的に多い、だから大多数のケースでは失敗するだろうということを示せないと「こういう成功例があるからいいだろう」と押し切られます。

 

このように、一般的なケースと例外的なケースを混同させて主張してくることがあります。

例外的なケースをさも一般的なケースであるかのように取り上げ自分の説と強調する場合には、例外的なケースであることを指摘しなければいけません。

 

また、一般的なケースを例外的なケースであるかのように取り上げてあなたの案を否定してくる場合には、それが例外的なケースであってほとんど起こらないということを指摘しなければいけません。

そのためには、一般的なケースと例外的なケースをあらかじめ分類し、自分の中で整理しておくべきでしょう。

例外かそうでないかを伝えることで、このパターンで論破されることのないようにできます。

具体的な説明をするように誘導する

2つ論破されてしまうパターンをご紹介しました。

これらを踏まえて、自分の意見を深く具体的に考え、一般的な例と例外的な例について考えておくことが重要です。

そして実際に議論をするときになった場合ですが、考えを深めて内容をそのままぶつけるのではなく、工夫する必要があります。

 

つまり、あえて抽象的な主張をして、相手に具体的につっこませるよう誘導しましょう。

具体的に突っ込ませ、用意していた答えを伝え、さらに具体的に突っ込ませ、また用意していた答えを伝える・・というやり取りを繰り返すことで論破していくことができます。

トヨタで言われている言葉で「『なぜ』を5回繰り返せ」という有名なものがあります。そこから考えると、一つの主張について5回以上詳しく突っ込まれることはないでしょう。

 

大変だとは思いますが、具体的な話になるような5回の「なぜ」「なにが」などの質問を自分の中でくり返して答えを出しましょう。

その上で相手に対して抽象的な質問をし、論破できるように誘導されることで成功する可能性が上がります。

一般的なケースと例外的なケースは違いだけを押さえよう

これに対し一般的なケースと例外的なケースの混同は、論破されないように事前に把握しておく必要がありますが、具体論に誘導して論破するという形にはできません。

相手が混同し始めたときに、それに呑まれずに訂正できるように整理しておきましょう。

 

以上、議論の展開や、論破されてしまうパターンはほかにもありますが、まずはこのパターンで準備をして誘導してみるとよいでしょう。

準備をする段階で深く考えることにもなるので、自分の考えの甘いところを見つけられるかもしれません。

深く考えておくことで、他のパターンでもし突っ込みを受けたとしてもすぐに反論できるようになる可能性もあがります。しっかりと考え理論武装を行い、分らず屋上司を論破してやりましょう。

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