困った上司のパターンとうまく仕事を進める方法

女上司はマジでやりにくい・・うまく付き合うにはどうしたらいい?

女上司とうまく接するコツとは?

最近は政府の方針もあり、女性の管理職が増えてくる傾向にあるようです。

そのため、あなたの周りにも女上司の方がいるかもしれません。

細やかな気遣いなど、女性ならではのよいところもありますが、あたりがキツかったり、ヒステリックだったりというイメージもありがちです。

性別によって性格が決まるわけではありませんが、やはり男上司と女上司では注意するポイントや接し方のコツは違ってきます。

 

そこで今回は、女性上司とうまく接するためのコツをまとめました。

女上司との相性が悪いと感じている人は特に参考にしてみてください。

目次

女上司は面倒くさい?

まずは、「女上司が面倒くさい」と感じてしまうポイントを挙げてみましょう。

男女の特性の違いから、女上司ならではの面倒臭さを感じてしまうポイントというのはどうしてもあります。

感情のコントロールができない

もちろん個人差がありますが、男上司に比べて感情のコントロールができない傾向があります。

ちょっとしたことで簡単に怒り出し、キツい言い方をされがちです。

また、ストレスやプレッシャーがかかったときに、それを自分の中で消化しきれず、部下に当たってしまうこともあります。

また、女性特有の生理現象もあるので、月一回イライラしやすい時期があります。

身だしなみに厳しい

男性より女性の方が、身だしなみに気を遣う傾向があるため、女性女性の上司からすると、男性部下の身だしなみをだらしなく感じることが多いようです。

男上司なら指摘されないようなことを指摘されることもあります。

そのため、服装や髪形を整え、清潔感が出るように気を付ける必要があります。

ちなみに、女上司が服装や髪形を変えたら、それに気づいて褒めてあげると、関係が良好になります。

仕事とプライベートははっきり分ける

女上司の方が、仕事の時とプライベートをはっきり分ける傾向があります。

男上司の場合は、プライベートのことも腹を割って話すことで仲が深まりやすいですが、女上司の方はそうとも言い切れません。

そのため、むやみにプライベートのことを振るのは避けた方がいいです。

ただし、人によってはプライベートの話もしたい場合もあり、向こうから話を振られた時はノッてあげた方がいいです。

他にもある女上司の特徴

女上司が面倒臭いを感じる代表的なポイントを挙げましたが、それ以外も男上司と比べた女上司の違いがあります。

これらは一概に悪い特徴とは言い切れるものではなく、やりようによっては男の上司よりもうまく付き合える可能性もあります。

結果だけでなくプロセスも見ている

男性上司は、結果さえ出していればプロセスは問わない(気にしない)というタイプが多いです。

しかし、女性の場合は、結果に至る過程(頑張っているか・楽をしているか)というところも見ていることが多いです。

そのため、成果が出ていなくても、努力している様子を評価してくれることがあります。

細かいミスが気になる

男上司は細かいことには気にせず大雑把なことがありますが、女上司は細かいところも気になることがあります。

書類の端がそろっているかどうかや、書類の誤字などに敏感な傾向があります。

そういう細かい点を、「このくらいはいいだろう」と思っていると指摘されることもあります。

逆に、そういう細かいところをきっちりすることで、比較的簡単に信頼してもらえる傾向があります。

気が遣えるか見ている

男上司の場合は、部下や後輩がそれほど気を遣えなくても、仕事で優秀な成果を出していいれば目をつむることがありますが、女上司は気を遣えるかどうかを注視することが多いです。

男性よりも女性の方が、気を遣えるかどうかが、仕事ができるかどうかという評価に結び付けることが多いです。

(もっとも、気を遣える人は仕事ができることが多いので、これは間違った考えではありません。)

そのため、レディーファーストの意識を持っていたり、体育会系の男性だと信頼を得やすいです。

コミュニケーションを重視する

男性よりも女性の方がおしゃべりが好きな人が多く、また信頼関係を作るのに会話を重視することが多いものです。

これは仕事の場で同じで、女性の方が、会話や雑談によって心を許すようになる傾向にあります。

男上司はあまり会話を重視しない(そもそも雑談を好まない)タイプもいますが、女性の上司にそういうタイプはあまり見られません。

女上司とうまく接するためのコツ

もちろん個人差はありますが、男上司に比べて、女上司にはこのような傾向があります。

それを踏まえると、女性の上司とはどのように接するのがいいでしょうか。

そのコツを5つご紹介します。

こまめな報告や相談をたくさん行う

女上司はプロセスを重視するので、あなたの仕事の進み具合や、困っていることを細かく知りたがる傾向があります。

仕事の報告をするときも、男性上司は結論だけを知りたがる人が多いですが、女性上司はそこに至るまでのプロセスも詳しく知りたいというケースが多いです。

 

そのため、ベストなのは日ごろから細切れに報告をして、プロセスを逐一知らせることです。

上司側も安心でき、こちらとしてもまとめて報告しなくて済みます。

 

また、困ったことがあれば積極的に相談しましょう。

困りごとを自分で抱えてしまい、あとから大きな問題になった場合、女性上司からは「なぜ相談しなかったのか」ということ自体を責められることもあります。

あたりがキツイ上司だと、話しかけるのも気が引けますが。あとから怒られるよりは先に相談しておく方が好ましいです。

細かいところに気を付ける

書類のカドがきちんとそろっているか、誤字脱字はないか、机はキレイに吹かれているかなど、細かいところを指摘されないように注意しましょう。

男性上司だと「まぁいいか」と判断されるレベルでも、女性上司の場合は指摘されることがあります。

あなた自身が細かいところを気にするタイプであれば、「細かいところがしっかりしている」と評価されるポイントにはなりますが、そうでない人は特に注意しましょう。

雑用を進んで行う

あなたの立場にもよりますが、雑用をこなすことが求められるならば、面倒くさがらずに進んで取り組みましょう。

また、あなたが男性ならば、重いものは進んで持つことを心がけましょう。

基本的には仕事の場で男女の性差を感じさせるのは好ましくないですが、それでも重いものを持ってあげるという気遣いに女性は好印象を持ってくれます。

機嫌悪いときには対応を気を付ける

これは男の上司の場合にも言えますが、機嫌が悪いときには、不用意に近づかないようにしましょう。

最低限必要な報告や相談をしないわけにはいきませんが、後回しにしても済む要件ならば、機嫌が悪いときにむやみに声をかけない方が良いです。

普段なら気にならないことでも気にされてしまい、怒られることもあるので、機嫌が悪いときにはあまり近づかない方が得策です。

雑談や相談をされたときにはしっかり対応する

女性は、相手との信頼関係を築くために、雑談や何気ない会話を重視することが多いようです。

そのため、仕事の話だけではなく、プライベートの話もすることで心を許してくれるようになり、仕事もしやすくなります。

 

もし何かの相談を受けたら、親身になってあげましょう。

この場合は、プライベートで女性から相談を受けた時と同じで、相手のネガティブな気持ちに共感してあげ、相手を肯定してあげることがとても重要です。

これが相手の心に刺されば、「この人は味方だ」と感じてくれるため、かなり心を許してくれるようになります。

あえて頼る・弱みを見せる

普段がんばってることが前提ですが、いつも無難に仕事をこなすよりも、時には頼ったり弱みを見せた方が可愛げが出て、協力的になることもあります。

いつも失敗して怒られがちな場合はこの方法は使えませんが、いつもそつなく仕事を進めている場合で、困ったことがあったときには試しに頼ってみるのもアリです。

性格の悪い女上司に注意

悪質な女上司には注意しましょう

このように、多くの女性上司に有効な接し方をご紹介しました。

基本的には男の上司と大きく変わることはないのですが、女性特有の気質や特徴を意識することで、より良好な関係を作ることができます。

しかし、このような接し方をするべきではない、悪質な女上司もいます。

以下の特徴がある悪質な女上司には注意しましょう。

・自分に賛同しない人を「敵認定」し、嫌がらせを行う

・性格や見た目などの人格的な要素について攻撃をする(「どんくさい」「髪が薄い」など)

・細かいところへの異常な指摘(客観的に見て「やりすぎ」と思うレベルまで指摘する)

このような傾向がある女上司には要注意です。この手の女上司は、いわゆる「お局」的なタイプだと言えます。

 

男の上司にもこのような傾向がある人間はいますが、厄介なのは、こういう女上司から攻撃を受けても、周りからは「あのおばさんはそういうキャラだからなぁ」「男なんだからそれくらい耐えろ」と言われてしまうことです。

また、あなたがもし反撃(口答えをしたり、周りに相談してそれがバレだ場合)したときに、過剰に「私は悪くない」というアピールを周りにしてくることがあります。

社会的にはまだ女性が弱い立場で、男性が悪者扱いされがちなことがあるので、下手をすると、その女上司の言い分の方が通っていしまう危険性もあります。

 

このように、厄介な男上司から攻撃を受けた場合に比べて、女上司が敵の場合は周りが助けてくれない可能性が高いという危険があります。

この点が、性格の悪い女上司から攻撃を受けた時のリスクです。

 

一番いいのは、こういう女上司とは極力関わりを薄くすることでしょう。

目を付けられないように、目立つ言動はしないのが一番です。

 

もしあなたが攻撃を受けてしまった場合は、確固たる証拠をとり、信頼できる相手(社内に信頼できる相手がいない場合は労基など)に相談するか、転職して環境を変えるかなどの対策をとることをオススメします。

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女上司から好意を持たれる危険性

このように、女上司特有の大変さについてまとめてきましたが、女性上司と男性部下の上下関係の場合にかなり厄介なのが、男として恋愛対象に見られてしまった場合です。

世の中には、スケベオヤジな上司が、年下の若い女の子の部下にセクハラをするなんて話が溢れています。

女性がそんなセクハラをするというイメージは一般的にはありませんが、女性も同じ人間ですから性欲はあります。

また、女性の方が年齢を重ねることで性欲が高まってくるという傾向があるようで、若い年下の男性部下を性的な目で見てしまうことも不思議ではありません。

 

普段は仕事でLINEのメッセージをやり取りする中、たまに「誘っているのでは?」ともとれる意味深なメッセージを送ってきたり、ドストレートにデートなどに誘うケースもあるようです。

 

互いに独身で、まんざらでもないなら問題ありませんが、どちらか一方でも既婚だったりすると、トラブルの種にしかなりません。

しかも、男→女へのセクハラと違い、女→男のセクハラは一般的ではないので、何かあった時に、男側が被害者であることの証明が難しいものです。

意味深なメッセージには反応せず、スルーする

ドストレートな誘いははっきり断る

ことを心がけましょう。

 

また、注意したいのは、女上司に「女」を感じてしまいやすいシチュエーションです。

お酒が入ったとき(ほろ酔い・泥酔ともに)

プライベートのファッションを見たとき

就業後の遅い時間に、ふと弱音を吐いた時

これらのシチュエーションにドキッとしてしまい、過ちを犯してしまうというケースもあるので、十分に注意が必要です。

また、女上司側もそれをわかっていて、あえてやってくるケースもあるので、気をつけましょう。

女上司へのプレゼントは何がいい?

女上司へのプレゼントイメージ画像

女性は男性よりも、贈り物に敏感です。

互いの仲を深めるために贈り物をしたり、自分がどんなものをもらったかということをちゃんと覚える傾向が男性よりもあります。

女上司は、男女問わず効果的にプレゼントをしてくれる相手に好意を持ちやすいです。

そこで、女上司との関係を良好にするためのプレゼントのコツもまとめました。

節目のプレゼントは想いが伝わるものを

異動や昇進、お祝い事のプレゼントでは、男性よりも「想いが伝わるもの」を喜ぶ傾向があります。

シンプルに花束や、職場の人のメッセージを書いた色紙などが喜ばれ安いです。

特に、女性だらけの職場なら、メッセージ満載のプレゼントは喜ばれます。

ビジネス系のグッズでもOK

バリバリ上司として活躍するような女性なら、男性上司と同じように定番のボールペンや、カップ、お菓子などでもOKです。

女性だからといって、必ず花束などの華やかなものである必要はありません。

人によっては、「もらった後に困る」という理由で女性でも花束を嫌がる人もいるので、普段接する中で上司の好みを把握したいところです。

バッグやアクセサリは普通NG

「女性だから」という理由で、高級めなバッグやアクセサリを送るのは相手を困惑させてしまいます。

確かに女性は、高級なバッグやアクセサリを欲しがることが多いです。

しかし、それはプライベートで自分で買ったり、親しい人に買ってもらったりするものです。

会社の人に買ってもらうものではありません。

メイク道具・美容グッズは同性部下ならアリ

女性上司へのプレゼントとして、メイク道具や美容グッズなどが挙げられることがありますが、メイクや美容に疎い男の部下からもらっても微妙なところです。

大人の女性だと、自分なりにメイクや美容を意識しているので、余計なものをもらったという気持ちになりかねません。

同じ女性の部下で、日ごろ美容やメイクについて会話をしており、上司の欲しかったものや、似合いそうと感じさせるものを渡せるなら喜ばれるでしょう。

一番効果的なのはこまめなお菓子の差し入れ

女性上司と良い関係を築くのに効果的なのは、節目ごとのプレゼントよりも、むしろ日ごろの差し入れです。

ちょっとしたタイミングで、自分が買った小分けのお菓子のうちの一つを渡したり、何かのついでに簡単なスイーツを差し入れるのが最も効果的です。

特別な理由がないときに差し入れることこそが、女性との仲を深めるのに役立ちます。

女上司もやりにくさを感じている

このように、女性上司について部下の視点からまとめてきましたが、最後に逆の立場からの考えにも触れたいと思います。

 

最近は女性の管理職も増えているという話がありますが、一般的には男性上司の方が割合としてはまだまだ高く、女性上司の数は少ないと言えます。

そのため、女性上司ならではの大変さがあります。よく挙げられるものだけでも、ざっと次のようなことです。

・「女性だから出世したんだ」という周り(特に男)から嫉妬と偏見

・同じような立場の人が少ないので、相談できる人がいない

・男性に指示したり、指摘するのに気後れしてしまう(特に年上男性に対してどうしたらいいかわからない)

もちろん個人差はありますが、このような、女性上司特有の悩みというものもあるようです。

 

また、女性は自信がない状況で仕事をすることに、男性以上に恐怖感を抱く傾向があるようです。

まだ自信がない状態や、管理職になったばかりの時などは、実は強い不安の中管理職としての仕事をやっている可能性があります。

 

このような不安を抱えている場合や、女上司特有の悩みを抱えている場合は、あたりがきつくなったり、ヒステリックになることも考えられます。

もし女性上司があなたに厳しくしてくる場合には、そういう理由の可能性もあり得ます。

これらの問題は、基本的には部下が解決できる問題ではありませんが、こういう事情も知っておくことで、上司への理解が深まり、あなたのストレスが少しなくなるかもしれません。

 

また、可能であれば、そういう事情を考えて味方になってあげるとよい関係が築けるかもしれません。

そういう意味では、このような問題を知っておいて損はないでしょう。

女上司は今後増える

以上のように、女上司との上手な接し方をまとめてきました。

政府の方針もあり、今後女性の上司が増えて来る可能性は十分にあるでしょう。

今は男の上司ばかりという人でも、将来(定年を迎えて再雇用を迎えたあとなど)に、女性が上司になる可能性は否定できないのではないでしょうか。

 

もちろん個人差がありますが、性別の違いで性格や特徴の違いはやはりあります。

女性ならではの良いところがあるかもしれませんが、あたりがキツイだとか、感情的にぶつかってこられるなどの大変さがあるかもしれません。

その時には、ここで紹介したポイントを知っておくと、女上司との接し方で苦労することは少なくなるかもしれません。

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