困った上司のパターンとうまく仕事を進める方法

尊敬できない上司からあなたの気持ちをラクにする3つの対処法

尊敬できない上司に軽蔑する様子のイメージ画像

尊敬できる上司のもとで仕事ができれば、やる気もあがり成果も出しやすいものです。

しかし現実にはそのような上司に当たるとは限りません。

「この上司は尊敬できない・・」と不満に思いながらイライラ、モヤモヤして仕事をしている人も多いでしょう。

そのような上司のもとで仕事をしなければいけない場合、どうしたらしいでしょうか。

 

そこで今回は、尊敬できない上司の特徴やその対処法などをまとめました。

上司が原因のストレスは解決が難しく厄介ですが、それが少しでも軽くなればと思います。

目次

尊敬できない人の特徴

まずは、そもそも「尊敬できない人」にはどのような共通点があるでしょうか。

上司に限らず、親や彼氏などとの関係でも、尊敬できない相手にイライラすることは多いものです。

以下の3つの条件に当てはまる相手は、上司に限らず、親や彼氏などでの関係でも尊敬できない相手だと言えるでしょう。

 

①言っていることとやっていることが違う

普段から「きれいに掃除しなさい」と叱られるのに自分の部屋が汚いだとか、自分が時間にルーズなのに、他の人が遅刻したら文句を言ってくるだとか、普段の言動が一致していない相手は尊敬されません。

このような相手に何かを言われても、「お前に言われたくないわ」状態になってしまいます。

 

②自分の非を認めない

なにかミスをしたり、相手に迷惑をかけてしまったときに、素直に自分の非を認めず、色々と言い訳をしたり、人のせいにする人は尊敬されません。

年齢や立場が上になるほど、プライドが邪魔をしてしまい素直に謝れなくなりがちですが、このパターンで相手から尊敬されなくなることが数多くあります。

 

③異性関係にだらしない

恋人いるのに浮気した、結婚しているのに不倫した・・ということ原因で一気に信頼関係がなくなり、尊敬されなくなるのはよくある話です。

芸能人でも政治家でも、不倫が原因で立場を失うことは珍しくありません。

それだけ異性関係のだらしなさが、尊敬を失ってしまう原因になります。

 

「上司が尊敬できない」と悩むのと同じように、「親が尊敬できない」「彼氏が尊敬できない」と悩む人が多いようです。

どんな環境にも「尊敬できない人」というのはいるようで、その人にはこのような特徴があると言えるでしょう。

尊敬できない上司の特徴

このような特徴がある人は、上司として以前に、人として周りから尊敬されません。

このような上司を持つ人は、ストレスがたまってしまうのも無理がありません。

そしてそれ以外にも、上司として尊敬されない特徴もあります。それは以下の二点です。

 

①仕事の能力が低い

部下よりも仕事で成果が出せない、ミスが多い、などがあてはまります。

上司として部下からの尊敬を得るポイントとして、能力の高さや大きな成果を上げるということがよく挙げられますが、仕事ができない上司はその逆だと言えます。

 

②上司としてのコミュニケーション能力が低い

ほめずに責めてばかり、威圧的である、指示が気まぐれでコロコロ変わる・・という接し方をする上司は、部下から尊敬されません。

このような、上司としてのコミュニケーション能力が低いことで尊敬されないケースもあります。

 

これらの特徴とまとめると、尊敬されない上司のパターンとして、

・人間性が尊敬されない(人として尊敬されない)

・仕事の能力が低い

・上司としてのコミュニケーション能力が低い

の3つがあると言えるでしょう。

人間性が低い上司が最も厄介

尊敬できない上司のパターンは、このような3つに分類できます。

 

そのなかで、「仕事の能力が低い」というケースは比較的マシだと感じることが多いようです。

仕事ができなくても、コミュニケーション能力が高かったり、人間性が良かったりすると、信頼できることもあります。

また、仕事ができない上司はそのうち会社から評価されず、立場が下になったり、他の人に抜かれることも多くあります。

そのため、「仕事の能力が低い」という点だけでは、あなたもあまりストレスに感じないかもしれません。

 

逆に尊敬できないパターンとして、もっともストレスを与えるのが「人間性が尊敬できない」というものです。

そして、最も厄介なのが、「人間性が尊敬できない上司が、仕事での成果を挙げているパターン」。

このパターンの上司は、仕事では大きな成果をあげるケースがあります(人を蹴落としたり、犠牲にしながら成果を挙げることに遠慮がないためです)。

この場合、その上司は会社からは評価されやすいため、そのまま上司として居座られる可能性が高いといえます。

 

あなたの上司がこのパターンの場合は、尊敬できない上司のなかでも最悪なケースなので、職場を離れることを検討してもよいかもしれません。

権力を使って「とりまき」を持つ上司もいる

このように、尊敬できない人間や上司の特徴をご紹介してきました。

私の実体験や、ネットでの評判から判断する限り、ここまで挙げてきた特徴に当てはまる人間は、周りから尊敬されていません。

あなたの上司がその特徴に当てはまるならば、間違いなくその上司のほうに問題があるでしょう。

 

まれに、とりまきの人間を作ることに成功した結果、尊敬されないような人間なはずなのに、周りからちやほやされる上司もいます。

しかし、それはその上司の持っている権力にこびへつらっているだけなので、人間性で周りをひきつけているわけではありません。

あなたの上司がこのような特徴に当てはまる場合は、間違いなく尊敬される人間ではありませんので、それにあわせた対応を考えましょう。

間違っても「この人を尊敬できない自分の感覚が間違っている・・?」と変に自分を追い込むことはしないでください。

尊敬できる上司とは

上司に尊敬のまなざしを向ける様子のイメージ画像

では、尊敬できる上司とはどのような特徴があるのでしょうか。

単純に、ここまで紹介されてきた尊敬できない上司の、逆の特徴があれば部下から尊敬されるでしょう。

 

①人間性が高い

普段の発言と行動が一致している、自分の非を素直に認める、異性関係が誠実・・という人はどんな人からも尊敬されます。

職場や家庭のなかで力をもち、下の立場の人に指示を出す立場になると、「自分は偉いんだ」というプライドが生まれてしまい、このような振る舞いができなくなる人がいます。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉がありますが、立場が上になっても、このような謙虚な振る舞いができる人が尊敬されます。

 

②能力が高い

やはり上司としては、部下より仕事の能力が高いことが期待されます。

実際、仕事で大きな成果を出せたり、部下のミスをカバーできるような上司はそれだけで尊敬されるでしょう。

 

③コミュニケーション能力が高い

部下を頻繁に褒めて認める、威圧的ではなく明るく朗らかである上司は、部下のやる気を上げて、安心させてくれます。

また、組織の中で動いている場合、以前出した指示とは逆のことを言わなければいけないことも多々あるのですが、そのときに、きちんとその背景を説明できる上司は部下からの信頼を失わずにすみます。

 

尊敬できない上司のもとで仕事を長く続けると、どうしてもその影響を受けてしまい、あなた自身もいつのまにか同じような特徴を持ってしまう危険性があります。

尊敬できない上司の振る舞いにイラッとしたときは、自分も同じことをしてしまわないように、「尊敬されるためのポイント」と日ごろから意識しましょう。

尊敬できない上司への対処法

上司が尊敬できない人物だったとしても、なかなか簡単に環境を変えることはできません。

そのような環境になってしまった場合、どのように対応すればいいでしょうか。

これも3つにまとめました。あなたにあったものを取り入れてください。

 

①よいところを探す

上司を尊敬できないと、仕事へのやる気が下がってしまい、ストレスも感じてしまいます。

この原因は100%上司のほうにあるのですが、あなたのやる気が下がってしまうと、あなた自身が辛い思いをしてしまいます。

 

そこで、少しでも自分の気持ちを前向きにするために、上司の良いところをがんばって探してみましょう。

尊敬できないポイントである「人間性」「仕事の能力「コミュニケーション能力」のうち、どれかひとつは尊敬できるポイントがあるかもしれません。

また、床に落ちているゴミを拾ったり、部下のことを褒めていたりなど、ちょっとしたことであっても良い面を見つけられると、あなた自身の気持ちも前向きになるかもしれません。

 

上司のことを嫌っていたり軽蔑していると、自然とその感情が相手にも伝わってしまうリスクがあります。

そういう意味でも、少しでも上司に対して前向きな気持ちになれるよう、自分をコントロールしてみることも必要です。

 

②深く関わらない

上司の人間性だけでなく、コミュニケーション能力も低い場合、特定の部下に圧力をかけたりやパワハラまがいの接し方をしてくる可能性があります。

相手がそのような人間であれば、その標的にならないように注意しましょう。

具体的には、仕事をミスなく無難にこなして大きな成果を出しすぎない、プライベートのことを話さず深く関わらない・・といったことが必要です。

その上司から「可もなく不可もなく、関わっても面白くない」という印象を持たせましょう。

 

また、明らかな言いがかりをつけられた場合は反論し、相手になめられないことも重要です。

「扱いやすいやつ」だと思われると、パワハラまがいのターゲットにされる危険もあるため、「面倒くさいやつ、あまり関わりたくない」という印象を持たせることも重要です。

 

③反面教師にする

軽蔑したり見下したりしていても、いつのまにか自分も同じような振る舞いをしてしまう危険性があります。

人間は無意識に他の人の影響を受けてしまうところがあるからです。

 

そのため、その上司と同じような人間になってしまわないために、「自分だったらこうするのに」だとか、「こういう振る舞いをすると周りから尊敬されなくなるのか」ということを常に意識しましょう。

そうすると、その上司は、あなた自身が尊敬される人になるための反面教師になります。

せっかくストレスを与えてくる存在なのだから、少しでも自分のプラスになるように利用してやりましょう。

上司が尊敬できない場合は転職という選択肢もアリ

このように、尊敬できない上司はあなたのやる気を下げるなどの悪影響を与えますが、うまく対処する方法もあります。

また、このような上司に対応する方法を身につけることで、面倒くさい人間に対応するノウハウを習得できるというメリットがあります。

 

また、「どんなところが尊敬できないのか」ということを分析してみてください。

そうすると、すこし気分が落ち着いたり、どのように対処するべきかもわかるようになります。

尊敬できない上司と接するメリットを意識したり、分析してどう対応するかがわかるようになれば、あなたのストレスも少なくなるのではないでしょうか。

 

それでもどうしても辛い場合は、環境を変えてみるという手もあります。

特に、尊敬できない上司が仕事での成果をだしており、会社から評価されている場合は、あなたの苦しい環境が変わる可能性は高くありません。

転職して環境を変えることができれば、そんな人間から逃れることができるでしょう。

 

「上司が尊敬できない」とストレスがたまっている人は、転職も考えつつ、まずはその特徴の分析や対処法を考えてみることをオススメします。

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