目次
テーマ・オススメ対象
テーマ(概要)
歯ブラシを替えるという話から、思い込みを防ごうという新年の抱負について
オススメ対象
どんな人でも理解してもらいやすい。
話し手自身は同じ仕事の1年以上やっている人がある必要性
※このカテゴリー記事の見方はこちら
本文:歯ブラシは電動の方がいいとは限らないという話と新年の抱負
今回の正月休み中に、実は歯ブラシを変えました。これまでは電動だったのですが、電動ではないタイプに切り替えました。
というのも、普段家では電動歯ブラシを使っているのですが、正月に実家に帰り旅行用の電動ではない歯ブラシを使ったところ、磨き終わったあとの歯垢の取れ具合が電動より良かったのです。
私はこれまで電動歯ブラシのほうが良く歯垢が取れると思っていました。
しかしなぜ普通の歯ブラシの方がキレイに磨けたかというと、ヘッドが程よく曲がっていて、磨きたいところに届くような作りになっていたからです。
曲がっていることにより歯の奥の方にもフィットするという構造であるため、より歯垢がとれるのです。電動歯ブラシはそのようにヘッドは曲がっていないため、電動では届かないところの歯垢も取れるのです。
こうなると電動を使わない方がいいような気がするのですが、それでも電動だと自分の手を動かして磨く必要がない分楽に歯磨きができるから、電動のほうがいいだろうなと思います。
しかし、さらに改めて考えてみると、私は電動を使っていても我慢できずに自分で手を動かして歯を磨いていました。こうなってくるともはや電動歯ブラシにこだわる意味も無く、普通の歯ブラシで磨いたほうがいいだろうという結論になりました。
ということで今年は手動で歯ブラシを磨くという1年にしたいと思います。
思い返すと、かれこれもう4,5年は電動歯ブラシを使っていましたが、電動歯ブラシにすることで大きなメリットがあったかというと、悲しいかなそれほど多くはありませんでした。
使い始めた当初は、ただ単純に「電動の方が便利そう、歯垢が良く取れそう」と考えて使い始めたと記憶しています。
しかし結局これは一種の思い込みで、よくよく考えてみると「電動=優れている」というわけでもなかったなぁと反省しています。
考えてみると、これは仕事においても同じことが言えると思います。前任者がやっていたから、前回これでうまく行ったから、権威ある人や企業のお墨付きだから・・という理由で安易に思い込んで判断していることはないでしょうか。
歯ブラシは「電動だから」という理由でよく歯垢が取れそうというイメージがありました。
それは実際そうだと思いますが、私にとっては電動で動くことよりもヘッドが程よく曲がっているほうがよりよい歯磨きができるようです。
歯ブラシの例と同じように、思い込まずに冷静に分析することでよりよい判断ができることもあるのだと思います。
また、以前はベストな方法だからと言って今もこれからもベストな方法であり続けるという保証はありません。IT技術が発展したり、新しい発見や知恵が生まれて状況が変わるということもありえます。
そのような可能性も考えると、常によりよい方法を探し続ける姿勢が大切でしょう。
確かに思い込みは非常に楽です。深く考えずに判断ができるからです。
「前やっていて、上手くいったから」という理由で判断をくだすのは無難であり失敗の可能性が低く、誰しもやったことがあると思います。
しかしそれに頼りすぎてしまうとより良い方法を見逃したり、改善するチャンスを逃してしまうのだと思います。
「これは」と思うような重要なことや、もう長いこと昔の方法を踏襲しているものについては思い込みを排して考えなおすべきです。
今年は安易に思い込みをせず、よりよい方法で仕事が出来ないか考える1年にもしていきたいと思います。
エッセンス・構成・代替案
エッセンス
普段の生活で何気ないことでも思い込みがある。仕事において思い込みで動いてしまわないことを新年の抱負にしたい
構成
①正月休み中に歯ブラシのチョイスについて思い込みをしていたという話を紹介
②仕事においても思い込みをしてしまう可能性に触れる
③今年は仕事で思い込みで動いてしまわないようにする、という抱負の発表
代替案
※今回のエピソードは正月休み中のことだったためそのまま新年の抱負につなげているが、「最近こんなことがあった」と始めてもOK。その場合は新年の抱負につなげなずに、「仕事においても思い込みがないように気をつけたい」と結ぶ。
①→普段の生活の中で思い込みによって判断していた例を紹介
なるべく身近な例であるとよい。
②→実際に最近自分が思い込みで仕事をしてしまっていた例を紹介できるとよい。
↓他のスピーチネタはコチラ↓