「もう仕事辞めたい、何もしたくない・・」と感じたことありませんか?
とはいえ、社会人ならば真面目に仕事をするのが普通で、「仕事に行きたくない」「何もしたくない」というのは甘えなんじゃないかと思いますよね。
しかし、「仕事やりたくない」「何もしたくない」という気持ちを押し殺し続けると、大きな問題を引き起こす危険性があります。
そこで今回は、このように思ってしまったときに、注意すべきことをまとめました。
特に、いつも「何もしたくない」と感じていて、無気力な場合は危険です。
そういう人は特に参考にしてください。
目次
「何もしたくない」は心身からのSOS
仕事が始まる月曜の朝に、「仕事行きたくな」と思う程度であれば、それは誰しもが思うことで、何とかやり過ごせばいいだけの話です。
しかし、常に「仕事辞めたい」「何もしたくない」と考えてしまい、休みの日も無気力になるようであれば、注意が必要です。
それは仕事が原因でストレスが溜まっていて、身体から「早く休みなさい」というサインが出ている証拠です。
こういう状態を放置して、そのままストレスをため続けると、体調を崩してしまい、最悪うつ病にかかってしまいます。
こういうときは、甘えだとか罪悪感だとかの感情を持つ必要は一切なく、あなた自身をストレスから守ることを優先するべきです。
心の声に従ってゆっくり休んだり、リラックスするために時間を割くべきです。
ちなみに、私がリラックスするために使っているグッズをコチラの記事にまとめています。参考まで。

「何もしたくない」時は素直に心身を休めよう
このように、一時の感情でなく、仕事中も休みの日も常に「何もしたくない」と無気力になっている場合はかなり危険です。
我慢を続けるのを止め、以下の対処をとりましょう。
ひたすら心身を休める
心の声に従い、体調不良を理由に1日、2日有給を使用して休み、何もせずに眠ったり、ぼーっとしましょう。
眠れなかったり、あまりにも手持ちぶたさなら、テレビやYouTubeを見続けてもいいでしょうし、散歩をするのもおすすめです。
とにかく、「仕事しなきゃ」「ちゃんとした生活を送らなきゃ」という強迫観念を持たず、自分を回復させることに集中してください。
ひたすら休むことで、だんだんと心のエネルギーも湧いてくるので、それを待って、ひたすら回復に努めることが大切です。
うつ病の症状がないかチェックする
継続的に無気力状態になっているのは、うつ病につながる症状の一つでもあるので、放置せずに対処すべきです。
他にもうつ病につながる症状が出ていないか確認し、当てはまることが多いならば、本格的に一定期間休職するか、そもそも会社を辞めるかなどを検討したほうがいいです。
こちらのサイトでは、うつについて簡単なチェックができます。
心当たりが多く、うつ病が疑われる場合は、重くならないうちに病院にいき、診察を受けましょう。
明らかにうつのような症状がでているのに、休ませてくれなかったり、退職をも認められない場合は、他者の力を借りてでも辞めた方がいいです。
退職代行サービスでは、あなたの代わりに退職の意思表示をしてくれるので、直接会社と連絡を取らずに仕事を辞められます。
退職代行については、こちらの記事で詳しくまとめています。

リフレッシュする
体を休めてエネルギーが回復してきた場合は、あえて仕事のことを忘れて、リフレッシュの時間をとりましょう。
読書や映画を見る、スポーツをするなど、自分なりの趣味がある人はそれに興じるのが一番です。
時に趣味はないという人に、万人にオススメできるリフレッシュ方法を2つ紹介しておきます。
音楽を聴く
Youtubeで、焚火の音や、川が流れる音など、自然の音が体感できる動画があります。
私が癒しを求めてよく聞くのは、川や水辺の音です。
たき火の音が体感できるのは、例えばこんな動画です。
このような動画を、ノイズキャンセル(外の音をカットする)機能がついたイヤホンをを使って聞くことで、その世界に没頭できます。
私が実際に使っているイヤホンはコチラです。
美味しいものを食べる
普段は食に興味がない人でも、あえて美味しいものを選んで食べてみることもリフレッシュになります。
何となく気になっていた食べ物屋さんがあれば、行ってみるのもいいでしょうし、外に出るのがおっくうならネット上で取り寄せるのもいいでしょう。
例えば、アマゾンで、「食べ物 ギフト」(Amazonに飛びます)などで検索すると、いろんな食べ物が出てきます。
これを、遠慮なく自分用に購入するのもアリです。
根本の原因を解決する
このようにリフレッシュができたら、最後に根本的な原因を解決できないか考えてみることも大切です。
そもそも、仕事のどういうことがストレスになっているのかを突き止め、対処することができるならばそれが一番です。
精神的に余裕がでてきたら、あなたを無気力にさせてしまった理由が何なのか分析してみましょう。
あなたを無気力にさせる4つの理由

あなたのエネルギーを奪い、「仕事を辞めたい」と思わせてしまう理由についてもまとめておきます。
その原因は、だいたい以下の4つの内容に分けられます。
人間関係
パワハラやセクハラをしてくる上司がいる、同僚から嫌がらせを受けている、部下が反抗的・・など、職場では色々な人間関係のストレスがあります。
なかには、人間関係が原因で仕事をうまく進まないこともあり、これがストレスになってうつ病にかかってしまうケースもあります。
この場合は、信頼できる人がいるなら相談をしたり、出来るならば異動の打診をしてみるのもいいでしょう。
また、相手への接し方を変えてみるという方法もあります。
詳しくはこちらの記事にまとめています。

仕事の量が多すぎる
抱えている仕事の量が多すぎて、期限に間に合うかどうかが不安になり、常に焦っている状況が続くと、ストレスが溜まってしまいます。
言われた仕事をすべてに間に受けるのではなく、ある程度は流したり、重要でない仕事は後回しにするなどの対応をとりましょう。

仕事で大きなミスをしてしまう・ミスが多い
まだ経験が浅い若手の社員で、責任感が強い人が、これが原因でショックを受けてしまうことが多いです。
期待に応えようと張り切るあまり、一つの大きなミスがショックで自信を無くしてしまったり、いつもミスをしてしまうために自分を責めてしまうパターンです。
経験が少ないうちは、仕事でミスをするのは当たり前のことで、そこからどう成長するかのほうが大切です。
それを実感できるのが一番いいのですが、仕事ができて信頼できる人に相談してみるのもいいでしょう。

やりがいを感じない
会社の方針に納得できない、やっている仕事に意味を感じない、やりがいが全くないという状態が長く続くと、それがじわじわとストレスになって心を疲れさせてしまいます。
仕事が辛いわけではないけど、「辞めたくて仕方がない」という気持ちになります。
これは、「仕事はあくまでお金を稼ぐためのものであり、自分の人生の中心ではない」と割り切って考えることをおすすめします。
また、同じような待遇で、やりがいが感じられる仕事を探してみるのもよい方法です。

最終的には環境を変えることも大切
以上ような原因のうち、当てはまるものがあれば、それを解消させることができないか考えてみましょう。
しかし、環境によっては、そんなに都合よく解決できないこともあります。
そういう場合は、環境を変える決断をすることも必要になってきます。
ストレスの原因を分析して、その心配がない仕事に転職できないか動いてみましょう。
基本的には、仕事を辞めてから転職活動をするのではなく、在職しながら転職活動をする方がいいです。
仕事を辞めてしまうと、「早く次を決めなきゃ」という不安に駆られてしまい、冷静に判断できなくなる恐れがあります。
その結果、妥協して決めてしまい、結果元の職場と変わらないブラックな環境で働くことになる恐れがあるからです。
在職中に仕事を探す場合は、なかなか時間が取れないという問題がありますが、転職エージェントサービスを使うことでかなり楽になります。
あなたに合った企業を紹介してくれる
転職サイトに載っていない情報をたくさん持っている
選考活動のアドバイスをしてくれる
応募先企業とのスケジュール調整をしてくれる
など、転職エージェントには、忙しい人の転職活動を助けてくれるメリットが非常に多いです。
数あるエージェントサービスの中でも、親身なサポートで評判なのは「dodaエージェントサービス」です。
知名度優先で選びたい人は、業界最大手の「リクルートエージェント」を利用するとよいでしょう。
また、私が実際に利用してみて感触が良かったのは「転職エージェントのパソナキャリア」です。自分にあった求人を数多く紹介してくれました。
とにかく働きたくないという人の生き方
以上のように、仕事のストレスが原因で、「辞めたい・何もしたくない」と感じてしまう場合の対処法についてまとめてきました。
最後に、特に大きなストレスはないけど、とにかく働きたくない・ダラダラ生きていきたいという人に向けたアドバイスをまとめておきます。
正社員にとらわれない生き方を本気で考えてみる
「正社員として会社に勤める」という生き方が、当たりまえのように言われがちですが、人生はそれだけがすべてではありません。
投資や不動産で不労所得を得たり、転売やブログのアフィリエイト収入などで、生活していけるお金を稼いでいる人もいます。
とにかく会社勤めをしたくないのならば、そういう方法で生計を立てる生き方もあります。
また、物価が安い地方に行けば、派遣やアルバイトなどの仕事だけで生活できる収入も可能かもしれません。
生活費を抑えることで、仕事を頑張らなくてすむという生き方も見えてきます。
これらの生き方は、実行するかはともかく、一度そういう方法を自分なりにシミュレーションしてみることが大切です。
本気で実現したいと思えるならば、資金をためるために今の仕事へのやる気が湧いたり、今後の人生に、希望を持てるようになるかもしれません。
月曜の朝をやり過ごす方法を確立する
このパターンで、特に仕事に拒否感がでてくるのは、日曜日の夜・月曜日の朝です。
そのタイミングをうまく乗り切る方法を確立させれば、比較的ストレスなくやり過ごすことができるでしょう。
代表的な例としては、月曜の夜に美味しいものを食べたり、趣味の時間をとるなど、楽しみになる時間を作ることです。
色々な方法で、月曜日の絶望を乗り切るスタイルを確立させましょう。
コチラの記事に詳しくまとめています。

「何もしたくない」と思うのは甘えなんかではない
以上のように、仕事を辞めたい、何もしたくないと考えてしまうときの対処法についてまとめてきました。
これは誰しもが持つ気持ちですが、常に無気力な状態になっている場合は、うつ病の初期症状の可能性があるため注意が必要です。
また、とにかく働きたくないという人は、色々な働き方・生き方を考えてみるものいいでしょう。
無気力になったり、仕事に行きたくないと思うのは、誰しも思うことです。
その気持ちと向き合い、うまく付き合う方法を見つけてみるとよいでしょう。
