仕事辞めたい・転職したい

仕事を辞めたいと相談されたら、どうアドバイスすればいいか迷いますよね。

仕事を辞めたいと相談されたらどうアドバイスしたらいい?

同僚や友人から、「仕事を辞めたい」と相談された経験はありますか?

そんな時にはどんなアドバイスをするのがいいのでしょうか?

退職や転職は人生の一大イベントなので、相手の人生を左右することだと考えると、責任重大です。

「うかつなことは言えない」と思ってしまいますよね。

また、仕事を辞められると困る部下や同僚から相談された時は、何とか引き止めたいと思うかもしれません。

 

そこで今回は、退職を相談された時の対応について、以下のポイントでまとめてみました。

  • 相談する人の2種類の心理(実はアドバイスすべきでないこともある)
  • 部下や同僚から相談を受けた時はどうする?
  • 友人から相談を受ける時の難しさと対応方法
  • 退職してほしい仕事仲間から、退職相談をされた時の対応法

退職相談の対応方法に矢悩んでいる人は参考にしてみてください。

相談する人は2種類に分けられる

まずは、「相談する人の2つのパターン」について紹介します。

これは、仕事を辞めたいという相談以外にも当てはまるものなので、日ごろから相談を受ける人は知っておいて損はありません。

具体的なアドバイスが欲しい

相談する本人が何か悩んでることがあり、それを解決するために、あなたにアドバイスを求めるというパターンです。

この場合、もちろん相手が求めているのは、具体的な解決方法です。

あなたの伝える解決方法が具体的だったり、効果的であればあるほど相手を助けることになります。

悩み相談というと、多くの人はこのパターンだと思うかもしれません。

共感してほしい・背中を押してほしいだけ

実は、具体的なアドバイスが欲しいわけではない悩み相談もあります。

「悩みがある」「アドバイスが欲しい」と言いながら、話を聞いてくれたり、自分の意見を肯定してほしいというだけのパターンもあります。

この場合、例えば「仕事を辞めたいと思っているけど、どうしたらいい?」と相談しつつも、実は自分の中で仕事を辞める覚悟は決まっていて、ただその背中を押してほしいだけということになります。

 

この時求められるのは、具体的なアドバイスではなく、単純に「いい判断だと思うよ」「私もそう思うよ」「君ならうまくいくよ」という類の言葉です。

むしろ、「いや、まだ辞める時期じゃないと思う」「辞めるなら先に〇〇した方がいいと思う」という反対意見や、具体的なアドバイスは嫌がられます。

相談を受けた時、相手のことを思って、違う意見やアドバイスをしたのに、煙たがられた経験はないでしょうか。

それは、アドバイスは必要なく、ただ賛成・共感してもらうだけでよかった・・というパターンだった可能性が高いです。

 

このように、悩み相談には実は2種類あり、どちらのパターンに当たるかを見極めることが大切です。

場合によっては、アドバイスではなく、うんうんうなずいて「その気持ちわかるよ」「大変だったね」「応援するから」という言葉をかけるだけでいいこともあります。

部下・同僚から相談を受けた場合の4つのポイント

では次に、部下や同僚など、職場の人から仕事を辞めたいと相談を受けた時、どのようにアドバイスするのがいいのかについて紹介します。

このケースでは、以下の4つのポイントを抑えることが重要です。

自分の保身を考えない

このとき、どうしても考えてしまうのが、その人が辞めてしまうと、自分にしわ寄せがくるという可能性です。

同じ仕事をしている同僚が辞めてしまうと、引継ぎなどによって、自分の負担が増えることも多いでしょう。

また、もしあなたの部下が仕事を辞めるとなった場合には、色々な調整が必要になるうえ、部下を辞めさせてしまったことで、あなたの評価も下がるかもしれません。

 

そのため、退職を思いとどまらせたい衝動にかられますが、自分の都合だけを考えずに乱暴に引き止めるのは避けるべきです。

「自分が大変だから引き留めようとしている」と相手に感じさせてしまうと、その時点であなたのアドバイスを聞くのを辞めてしまいます。

このへんの考え方については、こちらの記事でもまとめています。

 

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仕事を辞めたい理由を確認する

ここで大切なことは、相手が退職を考えている理由を冷静に探ることです。

  • 人間関係の悩み
  • 業務量が多い
  • 仕事が合わない

など、仕事を辞める理由には色々なものがあるので、そのうちのどの理由なのか、ということを突き止めましょう。

人が退職を考える理由については、こちらの記事にまとめています。

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退職理由を解消させる

その理由を踏まえたうえで、問題を解決させる方法をとりましょう。

このとき、本人にその方法をアドバイスすることもできますが、確実に相手の退職を止めたいなら、あなた自身が具体的な行動をとるほうが良いです。

人間関係に悩んでいる場合

  • 相手に問題があるなら、それを指摘して改善させる
  • 仕事の役割分担を調整し、なるべく関わりを減らす
  • 違う部署に異動するよう調整する

業務量が多すぎる

  • 不要な仕事を無くす
  • 社員間の業務分担を見直す

仕事が合わない

  • 得意な人から研修やアドバイスを受ける時間を設ける
  • 違う仕事を担当してもらう

など、それぞれの悩みに合わせて色々な取り組みができることが多いです。

あなたが上司であれば、独断で様々なことができますが、あまり権限がない場合は、上司に相談してみるという方法もあるでしょう。

プラスの感情を伝える

そして意外と大切なのが、感謝やねぎらいなどの、プラスの感情を相手に伝えるということです。

「いつもあなたの仕事ぶりに助けられている」

「私が仕事を回せているのは、あなたの仕事があってこそだ」

「日ごろから言えているわけではないけど、いつも感謝しているよ」

というような言葉を、改めて口に出し伝えることが、意外と重要です。

 

仕事において、感謝されたり褒められることはそれほど多くありません。

仕事相手からしっかりとプラスの言葉をもらうことだけで、意外と簡単に前向きになれることもあります。

抱えている問題に直接対処することも大切ですが、それには限界があることも多いでしょう。

しかし、プラスの言葉を伝えることは、誰にでも可能です。

そういう意味でも、感謝やねぎらいを伝えることはおすすめです。

 

以上のようなステップを踏むことで、相手を前向きにさせて、退職を思いとどまらせる可能性を上げることができます。

完全に辞める覚悟が決まって、背中を押してほしいだけのケースなら、止めるのは難しいですが、具体的なアドバイスが欲しいケースなら、これらのポイントがうまくできれば、相手が思いとどまる可能性も高いです。

友人から相談を受けた場合の2つのポイント

友人の相談に乗るときには本人にとって良い答えを

それでは、友人から仕事を辞めたいと相談を受けた場合はどうすればいいでしょうか。

このとき、2つのポイントが重要です。

本人の話をうのみにしない

友人から相談を受けるときに難しいのが、詳しい背景を把握できないという点です。

本人から悩みを説明されると思いますが、それはあくまで本人の主観であり、実際とは違うケースも十分にありえます。

例えば、「上司が自分の話を聞いてくれない」と批判していても、本人のコミュニケーション力の方に問題があるケースもあります。

そのため、この場合は、本人の話をうのみにするのではなく、色々な情報を聞き出すことが大切です。

本当の友人なら厳しい言葉も

友人が退職するかどうかについては、あなた個人には直接の利害関係はありません。

「この人が辞めたら自分の負担が増える・・」という心配もないでしょう。

 

そのため、友人にとって本当によいであろうアドバイスを、客観的な立場から話してあげるのが、一番の優しさだと思います。

ちょっと辛い環境から逃げ出そうとしているならば、「お前はもっと根性あるはずだ」「仕事で叶えたい夢があるんじゃなかったのか」と励ますこともありでしょう。

また、一時の勢いで辞めようとしているならば、「次の転職先を見つけてから辞めた方がいい」「貯金は十分にあるのか」などの指摘をするほうが本人のためになります。

「ただ話を聞いてほしい」というだけの相談であったとしても、いつも本音を話し合うような関係ならば、本当に相手のことを思った言葉をかけた方が、のちのち相手から感謝されるものです。

ちなみに、それほどでもない関係ならば、気持ちの共感を多めにして、具体的なアドバイスを控えめにしておいた方が無難ではあります。

 

どんな相手の退職相談にも共通する2つのポイント

仕事を辞めたいと相談を受ける場合は、だいたいが仕事仲間か友人だと思います。

それぞれに違いがあるので、それに合わせてアドバイスすることが大切です。

ちなみに、両方のケースに共通するコツもあるので、それも踏まえて悩み相談にのることをおすすめします。

とにかく親身に聞いてあげる

悩み相談をしたい人は、純粋にアドバイスが欲しいというだけではなく、ネガティブな気持ちを聞いてほしいという気持ちも強いです。

そのため、とにかく話を聞いてあげることも大切です。

抱えている悩みや苦しみを吐き出させてやるだけで、スッキリして前向きになることもあるくらいです。

 

相手に気持ちよく話をさせるためには、相槌の打ち方にいくつかコツがあります。

  • 「なるほど」「へぇ」「そうなんだ」などの、相手の発言に合いの手を入れる相槌
  • 「マジで!?」「それはひどい」「大変だったね」など、相手の気持ちを代弁してやる相槌
  • 「つまり〇〇なんだね」など、相手の言うことを要約してあげる相槌

など、いくつかの種類の相槌を打つことで、相手に気持ちよく話させることができます。

 

このような相槌の技術など、上手い聞き役になるためのコツとして参考になるのが、書籍「聞く技術 話す技術」です。

相談に乗ることが多い人や、聞く役としてのスキルを上げたい人にオススメです。

精神的に追い詰められているなら休ませる

そして、相手が精神的に追い詰められているようならば、すぐに休ませることです。

仕事のストレスからうつ病などの症状を起こしてしまうケースは実際によくあります。

一度体を壊してしまうと、そこからもとの元気さを取り戻すには時間がかるので、症状が悪化する前に、休ませることが何より大切になります。

下手に励ますのは止め、有給などで仕事を休んだり、休職・退職などの選択肢を強く勧めるべきです。

 

仕事でストレスを感じている時の対処法や、体調不良を理由に退職するときなどについて、以下の記事でまとめています。

 

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辞めてほしい人に退職相談を受けた時の対応

ここまでは、仕事を辞めてほしくない人や、友人などへのアドバイスについてまとめてきましたが、最後にレアケースについても触れておきます。

あまりにも仕事の能力が低かったり、明らかにやる気がないなど、職場からいなくなってほしい人はあなたの周りにないでしょうか?

 

そういう人から「退職を考えている」という相談を受けた時、内心「うん、あなたは辞めるべきだ」と思ってしますが、それをストレートに伝えるのは気が引けます。

とはいえ、せっかくのチャンスなので退職の後押しをしたいところです。

 

このような場合は、

  • まず相手の話を親身に聞いてあげる
  • 「個人的には寂しいけど、辞めるなら応援する」と伝える

の2つを意識しましょう。

仕事を辞めてほしい相手には、馬鹿正直にアドバイスするよりも、話を聞いてあげて、親身になってあげる方が相手も喜びます。

 

そのうえで、辞めるという考えを否定せず、「寂しいけど、そのほうがいいいと思う」と遠慮なく背中を押してあげましょう。

ストレートに「あなたは辞めた方がいい」と突き放すと、相手もイラっとして、人間関係がこじれるリスクがあります。

あてつけのように会社に居座られる危険もあります。

 

そのため、聞き役になってあげて、「辞められるのは寂しい」と伝えつつ、

「決意が固いなら応援するよ」

「別の環境の方があなた本来の力が発揮できるかもしれない」

のように、遠慮なく背中を押してやることで、角が立たずに辞めてもらうよう促すことができます。

結局は話を聞いてほしいだけのことも多い

以上のように、「仕事を辞めたい」と相談をうけたときの対応のコツを紹介してきました。

あなたのアドバイスするかによって、相手の人生に影響を与えると思うと、どう話せばいいか不安になるかもしれません。

 

しかし、結局判断するのは本人であり、単に話を聞いてほしい、背中を押してほしい、というだけのことも多いです。

肩ひじ張らず、ここまでまとめてきたことができれば、相手はだいたい満足してくれるものです。

相談の乗り方に不安がある人は参考にしてください。

 

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