転職

『異世界転生もの』と転職って似てない?ってふと思った話

異世界で活躍する人のイメージ画像

最近、小説や漫画で『異世界転生もの』が流行ってます。

『異世界転生もの』とは、漫画や小説のいちジャンルで、どんなものかざっくり説明すると

・主人公(だいたい日本人の男の子)が事故に巻き込まれて死亡し、異世界へ転生する

・転生するときに神様などから強力(もしくは便利)な能力を授かる

・その強力な能力をもとに、転生先の異世界で大活躍する

 

色々なパターンがありますが、骨組みとしてはこんな感じです。

大体の『異世界転生もの』では、転生先の異世界で強力(便利)な力を手にして、人々から尊敬されたり、女の子に惚れられまくったりしてます。

そのため、読者の誰もが「自分もこんな風になりたいわ~」という気持ちに一度はなるはずです。

このジャンルは、現実の世界でうまくいかない男の子たちの願望をかなえてくれるといえるでしょう。

 

私も、ネットにある無料漫画をきっかけにけっこう読んでます。

ご他聞にもれず、主人公たちをうらやましく思う気持ちにかられるのですが、実は現実世界でも、「転職」したときに、これに近いことが起こるんじゃないか、と最近気付きました。

転職でこういう経験ありませんか?


ほかのページでも触れているんですが、私さいきん転職しました。

入社して最初のころは、仕事に慣れるためにも電話対応や雑用もこなすことになるわけです。

しかし、電話対応では、前の職場でけっこう難しい応対を指導する立場だったこともあって、けっこう慣れてます。

なので、先輩社員よりもスムーズにできてしまうわけです。

 

また、業務マニュアルの作成も、前職で苦労して作成していたこともあって、今の職場でそれを命じられたときに、先輩の期待以上のものを作って褒められたりします。

もちろんメイン業務に関してはほとんど未経験なので、その点では先輩に叱られながら少しずつ覚えている最中なのですが、一部の仕事については、先輩や上司よりも能力が高い状態になっていたりします。

 

この状態って、異世界転生ものの漫画で言うと、主人公が転生先の世界で圧倒的な力で周りを驚かせるような、そんなのに近いかなぁと感じるのです。

フィクションの世界でしかないと思っていた『異世界転生もの』に近い現象が、現実の世界で自分の身にも起こっている・・と感じると、なんだか楽しい気持ちになるんですよね。

『俺TUEEE』を実現するための条件


異世界転生ものの漫画に関わらず、自分が大きな力で他を圧倒することを、ネットの世界では『俺TUEEE』(「俺強えええ」の意)と言われます。

異世界転生ものの醍醐味がこの『俺TUEEE』状態なわけです。

 

しかし、さきほど書いたとおり、現実の世界でも『俺TUEEE』が実現できるんじゃないかと思います。

ただ、転職すれば100%『俺TUEEE』を味わえるかというと、そうでもないでしょう。

 

突っ込んで考えてみたところ、「下位互換の仕事に変わったとき」に『俺TUEEE』が起きるのではないかと気付きました。

 

「下位互換」とは、「互いに同じ種類で同じように使用できるものだが、性能がそれより低いもの」を言います。

たとえば、ゲーム機のPlayStation(プレステ)はPlayStation2(プレステ2)の下位互換です。

(プレステ2はプレステ2専用だけでなく、プレステ用のゲームも遊べが、その逆はできません。)

 

下位互換というのは元はIT業界の言葉ですが、仕事においても「下位互換」という考えは成り立ちます。

たとえば、もともと30人くらいの部下を持ってた経験がある人は、5人の部下をを持つ仕事は余裕でできますが、その逆は簡単なものではありません。

つまり、「5人のマネジメント業務」は、「30人のマネジメント業務」の下位互換だと言えます。

 

転職によって、自分の経験の「下位互換」の仕事を担当することになった場合に、俺TUEEが起きます。

私が以前、十万円程度の個人相手の営業をしていた時、住宅営業でバリバリやってた人が中途で入社してきました。

住宅営業も個人相手の営業ですが、扱う金額がぜんぜん違います(一千万レベル)。

彼は、下位互換の仕事を担当することになったのですが、入社後まもなくトップの成績を挙げて出世していきました。

 

また、以前私は勉強を教える仕事をしていましたが、その後、別の業界で仕事を教える業務をすることになりました。

教える内容が勉強と仕事で違いますが、「教える」という点では同じ仕事で、小中学生より大人のほうが知能は高いので簡単に教えられます。

これも一種の下位互換です。

実際、他の先輩社員がうまく教えれらずにさじを投げる相手でも、うまく教えることができ、軽く俺TUEEE状態を味わえました。

仕事の下位互換が『俺TUEEE』状態を生み出す


こんな風に、自分が努力して身につけてきたスキルは、世界の人ではできないレベルのことが比較的簡単にできます。

そのため、転職によって仕事が下位互換に変わると、異世界転生のような状況を味わえるという理屈です。

 

いまの仕事で悩んだり苦労することもあると思いますが、苦労すればするほど確実にスキルや能力は上がるはずです。

転職などの、何かの機会で下位互換の仕事をすることになったら、そのときには俺TUEEEがあなたを待っているでしょう。

それを想像すると、面倒な毎日の仕事が少し楽しいものになります。

 

さすがに俺TUEEEを経験するためにだけに転職をするのはオススメしませんが(笑)、転職に不安を感じている人のひとつの後押しになるかもしれないかな・・と思います。

『俺TUEEE』の2つの代償


下位互換の仕事をすることになれば、異世界転生でよくある「俺TUEEE」が体験できるわけですが、実は世の中そんなに甘くはありません。

 

下位互換の仕事をするということは、それだけ楽な仕事をするということにもなります。

普通、仕事の大変さと給与や報酬は比例します。

つまり、多くの場合、下位互換の仕事をするということは、収入が減るといういうことを意味します。

 

例外として考えれるのは、

・これまでの環境で相場よりも安い給料で使われていたパターン

・賃金水準の低い業界から、水準の高い業界に転職したパターン

の2つです。

 

多少の例外はあるにしても、普通はデメリットがあるので、俺TUEEEだけを目的にして転職するのはオススメしません。

 

転職によって年収があがるのは、以前と同等の仕事か、それ以上のレベルの仕事を担当することになるのが普通です。

このような転職の場合は、俺TUEEE状態を味わえる可能性は低いはずです。

 

また、もうひとつの代償が、新しい世界でうまくやっていくための努力です。

これは異世界転生漫画でもよくありますが、まったく未知である新しい世界になじむために最初は苦労します。

漫画でも主人公がよく不審者扱いされたり、どうしたらいいかわからず混乱しています。

 

まあ漫画ではかわいい女の子なんかが助けてくれたりなどで、結局なんだかんだうまくいくものですが・・。

現実の転職でも、普通は人事の社員や先輩社員が手引きして新しい職場になじむよう便宜を図ってくれますが、やはり自分自身の努力も必要です。

新しい職場で積極的にコミュニケーションをとったり、新しい職場のルールを覚えることが必要です。

そういう点はやっぱり大変だったりします。

異世界転生と現実の転職が違う点


こんな風に、俺TUEEEの代償もそれなりにあるのですが、もうひとつ異世界転生経験を狙う上で注意しておかないといけない点があります。

 

異世界転生の主人公が俺TUEEEするのは、だいたい転生するときに神様などに強大な力を授かるからなのですが、現実はもちろんそんなことはありません。

転職するときに何者かから力をもらうことはなく、自分がこれまで自分で培ってきたスキルや能力で勝負することになります。

つまり、いくら下位互換の仕事をするということになっても、今の仕事をこなす十分なスキルがないと、俺TUEEEはできません。

 

そのため、「俺TUEEEしたいから下位互換の仕事に転職したい!」と安易に考えるのはよくないです。

「俺TUEEE」は、普段の努力の結果によるボーナスのひとつに過ぎないものであって、あくまで努力をする励みのひとつとして考えておくくらいがいいでしょう。

結論(異世界転生は体験できる)


このように、異世界転生と転職について色々と書いてきましたが、結論として2つあげます。

 

①転職などによる仕事の下位互換で、異世界転生気分を実体験できる可能性が高い。

でもそれは今の自分にある程度スキルがあることが前提だし、収入減などのリスクもある。

 

②いま一生懸命頑張っていることで、将来「俺TUEEE状態」という甘い蜜を味わうことができるかもしれない。

 

いつも漫画を読んでいる人にとって、漫画のような体験を現実でできるなんて夢のようなことです。

そのなかでも、実現がありえない分類にされがちな「異世界転生モノ」が、考えようによっては現実で体験できるって考えると面白いな~と思います(笑)。

 

といっても、それを味わうことだけを目的にした転職はオススメしない、ってことも改めて強調しておきます!

 

そもそも職場が嫌な場合は転職もありです。

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