一般的には語られない転職活動の事実

大手転職サイトやエージェントでは語られない転職活動の真実

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最近では、転職で大手転職サイトやエージェントサービスを利用することが非常に多いです。

大手サイトには「転職ノウハウ」というページにて抱負なノウハウがあり、また転職エージェントを利用する中で色々なアドバイスがもらえます。

これらによって、転職活動を順調に進めるために必要な知識はだいたい得ることができます。

 

しかし、実際に私が転職活動をしてきた中で、そうしたサイトやエージェントには載っていないことや、話と違うこともいくつかありました。

転職活動をスムーズに進めるうえではこうした情報も知っておいたほうがよいでしょう。

 

今回は私の個人的な経験からではありますが、転職サイトやエージェントからは得られなかった転職活動における、いわば「真実」をまとめました。

転職活動中の方や、これから考えているかたはぜひ参考にしてください。

目次

自己紹介を求められることは少ない

大手サイトやエージェントでは、「最初に自己紹介を求められます」と言われます。

しかし、私が実際に面接を進めたなかでは自己紹介を求められることはほとんどありませんでした。

 

提出した履歴書を確認してもらいながら、高校~大学と順番に経歴を確認していくところからはじまるパターンばかりでした。

中には自己紹介を求められることもありましたが、二次面接で相手が役員・社長クラスで、最初に自己紹介するというパターンでした。

 

その場合の自己紹介として求められたのは、

「生まれから今に至るまでの自己紹介をお願いします」

というパターンです。

 

これは生まれ育った場所、高校、大学、就職先・・・という順番に伝えていけばよいものでした。

そのため、特に何か自己紹介のフレーズを覚える必要もなく、自分の経歴を順番に伝えてゆけばよいだけだと思います。

 

注意する点としては、比較的長い話になるので、相手の理解のペースにあわせてゆっくり話すということです。

 

二次面接(最終面接)は、社長室もしくは大きな会議室で形式ばった場所で行い、相手も偉い人で、しかも自己紹介は面接の最初に求められるため、とにかく緊張してしまいやすい状況です。

その中で、落ち着いてゆっくり話すことが求められるため、その点が難しいところかもしれません。

聞いていた話と違うことがある

面接の一次担当者(現場の上長や人事担当)と、最終面接担当者(社長や役員)で採用に対する考え方が違うことがあります。

エージェントを通じて一次面接の感触や、企業のあなたに対する温度を教えてもらうこともあるのですが、一次面接での評価が高かったので、最終面接も同じようにやれば大丈夫ですよという話を鵜呑みにして臨んだら、最終面接の担当者の評価がシビアだった・・なんてことがありました。

 

企業に勤めた経験があるなら分かるかもしれませんが、同じ企業や部署のなかでも人によって考えが違うなんてこともあると思います。

営業をするときにも、現場担当者が乗り気なのに、社長の鶴の一声で話がだめになるということも日常茶飯事ですし、逆のパターンもよくあるものです。

 

これと同じことが採用でもあると考えましょう。

一次面接担当官が求める人材と、最終面接者が求める人材にギャップはあるものだと考え、一次面接での感触が良かったとしても、気を引き締めて臨むことが重要です。

 

また、このような面接官の温度以外に、面接の回数や筆記試験の有無や内容も事前に聞いていた内容と異なることもあります。

本来は3回の面接を予定しているが、早く内定を出したいために急遽2回の面接に変更するということもあります。

 

また、学歴もしくはスキル面で十分なことが分かったので、筆記試験は行わない、ということもあります。

さらに、試験の内容を変更したけど、それを転職エージェントに伝えていなかった・・なんてことも考えられます。

 

このように様々な理由で、採用試験の内容が事前に聞いていた内容と違う・・なんてことも良くあります。

そのため、柔軟な考え方で試験に臨むというスタンスが望ましいでしょう。

逆質問には二種類ある

面接では必ずと言っていいほど「質問はありますか?」という逆質問があります。

この逆質問は、「あなたの入社意欲と問われる重要なポイントなので必ず準備するように」とよく言われます。

これは確かにその通りで、企業HPを見た上での突っ込んだ質問や、求める人材がどんなものかを質問することで意欲をアピールすることができます。

 

しかし、「意欲を見る」以外の考えであなたに逆質問を求めてくるケースもあります。

それは「もっとウチの会社を知って欲しい」という場合です。

面接を進めた結果、「この人に入社してもらいたい」と企業側が感じたときには、「もっとウチのことを知って欲しい」という心理になります。

そのような心理から、「何か質問はありますか?」と質問されることがあるのです。

 

このような質問のときは、「ウチの雰囲気とか知りたくないですか?」「何でもいいですよ、どんどん質問してください」というような言葉と一緒に逆質問を促されることがあります。

こちらからある程度質問をした上で、さらにこのような言葉とともに質問を促された場合は、遠慮なく会社の雰囲気がわかるような質問をすると好印象でしょう。

 

このときに質問するとよさそうなのが、

・部署の人数や男女比、年齢

・1日の流れ

・どのような業務が多いのか

・どんな人が活躍しているか

・どんな雰囲気か(和気あいあいか、メリハリが着いているタイプか、飲み会は多いか・・など)

だと考えられます。

 

まず質問すべきは、HPを見た上での質問や、求められる人材などの内容ですが、そういった質問をしたうえで、さらにフレンドリーな雰囲気で質問を促される場合は、「知って欲しいがための逆質問」だと考えてもいいかもしれません。

そのようなときは、上記であげた質問などを行って、話を弾ませればさらに好印象を残せるでしょう。

クセのある二次面接官対策

企業の社長や役員を悪く言うことになってしまうため、あまり語られませんが、最終面接を行う社長や役員が、採用面接にあまり力を入れていないことがあります。

一次面接官は採用に乗り気で力を入れて面接を行ってくれますが、二次面接官はそうではないというパターンです。

社長や役員クラスの社員は、採用以外にやるべきことがたくさんあり、本音としては面接よりも他の業務をやりたいと考えているかもしれません。

 

そのようなパターンの場合、一次面接のようなノーマルな面接よりも、少し対応を変えたほうが良いと思われます。

2つのパターンと、対応のコツをまとめました。

 

①興味がない場合

一次面接官が同席する場合で、面接に関してあまり興味がない様子の場合はこのパターンに当てはまります。

本心としては一次面接官の裁量に任せたいが、入社にあたり自分がいっさい見ないものリスクがあるだろうということで、やむなく面接を行っていると推測されます。

 

このタイプは、「この人を入社させても問題ないか」の確認程度で面接に臨んでいると思われるので、特に変な受け答えをしなければ通過できると思われます。

 

有効なアピールとしては、入社したい意思や企業への愛着や思いを強調することです。

必要なスキルや経験を満たしているかは判断しない傾向がありますが、その分やる気や人間性で応募者を見やすいため、意欲面でのアピールが効果的です。

 

②我が強いタイプの場合

面接というと応募者の答えを通じて判断するものですが、人の話を聞くのがあんまり得意ではないタイプの人もいます。

自分の意見を話したいタイプで、思い込みが激しいタイプです。

面接にあまり力を入れていない社長(役員)が、このタイプだと、対応に気をつけなければいけません。

このタイプは、すでに答えている内容をもう一度聞かれることがあります。そのため理解してくれるまで何度も伝えましょう。

 

また、アピールしたいことがあれば何度も繰り返し伝えたほうが良いです。こちらとしては伝えたつもりなのに、上手く伝わっていないということがあります。

普通の一次面接官だと一度話せば伝わりますが、このタイプは一度話したからといって伝わったと油断しないようにしましょう。

エージェントと企業の間で情報が伝わっていないことがある

面接後のフォローや細かい連絡をエージェントを通じて依頼することがあるかもしれません。

本当はあってはいけないことですが、そのような連絡が実は企業のほうに伝わっていないことがあります。

エージェントとしても悪気はないのですが、数多くの案件を同時に進行していくなかで漏れてしまうケースがありえます。

 

また、エージェントサービスによって、求職者への対応と企業への対応をする人が別の場合もあります。

そのため、「エージェントに連絡したから安心」ということではなく、試験に伺った場合は、改めて直接確認したほうがいいでしょう。

 

ただし、電話で直接連絡するのはあまり好ましくありません。エージェントとを介する意味がなくなってしまいます。

どんなことにも対応する柔軟な姿勢で

転職活動のノウハウは、大手転職サイトのページやエージェントのアドバイスでだいたいつかむことができます。

私はこれらを活用することで、特に本などを買わずに転職活動ができました。

 

しかし、なかにはそうした情報からはわからないことや、聞いていた話と違うことというのもあります。

ここでご紹介した内容も頭の片隅に置きつつ転職活動をすすめるとスムーズにすすむでしょう。

 

また、それ以外のことでも、なにか想定外の事態が起こるかもしれません。大切なことはそこで動じず、落ち着いて対処することでしょう。

想定外のことが起きても、スムーズに対応する柔軟性そのものが企業にとってプラスに映るものです。

しっかり準備をすることと、想定外のことにも対応するということの両方を意識することが大切です。

 

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