転職活動をする際には履歴書を作ることになるでしょう。
記入例は様々な転職サイトに載っており、それを参考にする人も多いと思います。
しかし、就職活動のときとは違い、履歴書に書く経歴は人によってバラバラです。
「サイトに載っている記入例は自分には合わない」「こういう場合はどう書けばいいんだろうか」という迷いが生じることもあります(実際私がそうでした)。
そこで今回は、転職活動での履歴書作成のなかで悩むところ、迷う点について調べた結果をまとめました。
Q&A形式にしたので、自分の悩みに当てはまるところを見ていただくのがよいかと思います。
目次
手書き作成がいい?Wordがいい?
どちらでもいいようです。
伝統を重んじる企業は、「履歴書は手書きであるべきだ」という考えがあるようです。しかし、Wordでキレイに作成された履歴書は、それだけPCスキルがあることの証明にもなります。
大企業、伝統的な企業は手書き、ベンチャー、若い企業はWord作成の方がいいかもしれません。
学歴はどこから書けばいい?
高校の卒業から書くのがよいです。
転職活動の場合は、「職歴」がメインになるため、「学歴」は最低限でよいようです。
そのため「高校卒業」「大学入学」「大学卒業」の部分を記入しましょう。
学歴の年度を忘れた、計算するのが面倒
転職サイトに計算するツールがあります。それを利用するといいでしょう。
日付はいつにするのがいい?
郵送する場合は、投函(ポストイン)する日です。
面接に持っていくなどで直接渡すときは渡す当日にするのがよいです。
年度の表記はどうすればいい?
一般的には和暦(平成などの元号)がよいようです。
西暦がダメというわけでは無いようですが、必ず和暦か西暦どちらかに統一しましょう。
転職はしていないが配属が変わった場合は職歴に書くのか
基本的には書きます。
年・月を記入し、「〇〇部 △△課に配属」と書きましょう。
ただし、配属の変更を書いた結果、あまりに長くなってしまう場合は割愛することも必要です。
職歴が長すぎて書ききれない
ある程度まで書いた上で、「詳細は職務経歴書をご確認ください」としましょう。
↓こんな感じです。
履歴書に限った話ではありませんが、多すぎる情報は読み手を混乱させます。また、故意に都合の悪い経歴を隠してはいけませんが、かといって必ずすべての情報を事細かに書く必要もありません。
バランスが大切になるので、自信が無い場合は転職エージェントに相談するとよいでしょう。
オススメ転職サイト・エージェント一覧【転職考え始めの人にもぜひ】
退職理由をどう書いたらいいのか
自分の都合でやめた場合は「一身上の都合で退職」と書きましょう。
会社の倒産による退職は「会社都合による退職」、契約社員で期間が満了した場合は「契約期間満了のため退職」、出産を機に退職した場合は「出産のため退職」、の程度くらいは覚えておくと、より明確に退職理由が伝わります。
また、まだ退職していない場合は「現在に至る」、まだ勤めているが、退職予定日が決まっている場合は「〇〇年△月 株式会社×× 退職予定」と書きます。
趣味・特技って何を書くの?
あなたの人柄がわかり、面接担当者と話が弾むような内容が好ましいでしょう。
例えば、求人情報で社員がゴルフしている様子をアピールしている企業に対して、趣味を「ゴルフ」と書けば、話が盛り上がる可能性があります(もちろん嘘をついてまで応募先の企業に合わせる必要はありません)。
また、仕事に役立つような趣味であればなおさらプラスです。
例えば、趣味でwebサイト(ブログ)を運営している人は、文章を書く仕事への応募において好印象をもたれるかもしれません。
とはいえ、そのような都合のいい趣味や特技が無いことも多いので、面倒であれば「趣味・特技」欄が無いフォーマットの履歴書を用意するのもよいでしょう。
通勤時間は片道?往復?何分単位?
片道を5分単位がよいとのこと。
健康状態には何を記入するのか
業務に支障が無い場合は「良好」とだけ記入します。
頻繁な通院や、フルタイムで働けない場合などは、その事情を書きます。
ただし、前向きな印象を付けるためにも、体調が良くなっているという旨や「〇〇の日以外は問題なく勤務できます」のような、ポジティブな表現を心がけたほうがいいでしょう。
資格欄に特に書くことがない場合はどうする?
職種やキャリアによっては特に書くことがない場合もあるでしょう。
ただし、それでも運転免許を持っているならば記入しましょう。運転免許が応募条件になっている企業もあります。
運転免許の取得日が分からない
免許証を見ればわかります。
左下の「他」欄の日付がそれです。
詳しくはコチラが参考になります。
2つ目の小見出し「取得日を知るには左下の欄を見る」部分参照
待遇面はどう書けばいい?
特段こだわりが無い場合は「貴社規定に従います」と記入します。
転職活動の場合は、自分の実績に自信があったり、給与面のこだわりがあるかもしれません。
その場合はこの欄に記入することもありですが、高い給与を希望した場合、その分採用面接及び採用後のハードルがあがることを覚悟しておいたほうがいいでしょう。
一度作ってしまえば後は楽
以上、転職活動での履歴書作成について疑問に感じやすい点をまとめてみました。
ある程度経験を積むと、どのようにまとめるといいのかなど、独特の難しさがあります。
とはいえ一度作成してしまえば、あとは使いまわすだけですので、余裕のあるときに集中して作ってしまうのがよいでしょう。