部下育成

部下の信頼回復は、あなたの行動次第で十分可能。諦める必要は無い。

部下の信頼回復はあきらめなければ可能です

失った部下の信頼を回復することは、簡単なことではありません。

人と人との信頼関係とは難しいもので、それを築くのには時間がかかる一方、一回の誤ちで簡単に失われるものです。

そして、人間関係において、一度失った信頼を取り戻すのは楽ではありません。

芸能人や政治家が不祥事を起こして大きく報道された場合、そのまま活躍し続ける人は少ないですよね。

同じように仕事において部下から信頼を失った場合でも、仕事に支障をきたします。

 

では、一度失った信頼を回復することは不可能なのでしょうか。

これは簡単にはいきませんが、不可能ではありません。

まずは過ちを犯してしまったあとの対応と、その後の仕事ぶりによって、徐々にでも回復させていくことは可能です。

 

今回は、部下の信頼を失ってしまった場合に、どのように回復させるかという方法についてまとめました。

すでに部下の信頼を失ってしまった人は、今からできることもあります。

また、そうでない人も、いざと言うときにリカバリーする方法として知っておいたほうがいいでしょう。

信頼を失う行動とは

部下との信頼回復を気にする前に、そもそも信頼を失わないことが一番でもあります。

そのためには、どのような行為が部下の信頼を失わせてしまうかを知っておくべきでしょう。

詳しくはこちらにまとめています。

部下の信頼を失うのは簡単だが、失わずにいることは難しい。

 

鈍感な上司だと、「自分の行動によって部下の信頼を失った」ということに気づいていない場合があります。

こうなると、信頼関係を回復させるということ以前の問題です。

あなたがもし、「最近どうも部下の様子がおかしい」と感じる場合は、自分の行為によって信頼関係を損ねてしまった可能性を考え、上記の行為をしていなかったか振り返ってみるとよいでしょう。

部下の信頼を失うとどうなるか

実際に部下の信頼を失ってしまうと、どのような悪影響があるのでしょうか。

仕事において、部下との信頼関係の強さは仕事の成果にそのまま反映されます。

信頼関係が強いときは、この上司のため・チームのために力を尽くそうとより努力できますが、信頼関係がない場合はそうした意思は芽生えません。

 

また、上司や会社への信頼がないと、部下は自分の利益だけを考える傾向にあります。

上司や会社がどうなろうと自分の知ったことではない、自分の利益さえ得られればそれで良いという考えになります。

そのため、チームの成果に無関心となり、行動も必然的に自分本位のものとなります。

これではチームとして大きな成果をあげることは難しいでしょう。

 

さらに、信頼していない相手から何か指摘された場合、たとえそれが的を射た内容であっても素直に受け入れにくく、反抗したくなってしまうものです。

人間は理屈だけではなく、感情が思考に影響してしまいます。

信頼していない相手に何か言われても、「お前に言われたくない」という思いが先行してしまうものです。

 

部下の信頼が無い状態では、このような悪影響を与える危険性があります。

部下からの信頼を回復させることは、仕事の成果を上げるためにも必要なことです。

部下の信頼を失ったときの一次対応

部下の信頼回復には早さが重要です

では、部下の信頼を回復させるためにはどのような行動が必要なのでしょうか。

まずは一時対応が重要です。

信頼を失うときには、必ずなにかきっかけとなる行動があります。

そのときには、以下の行動をとることで、信頼の回復に努めましょう。

 

①すぐに謝る

あなたに非がある場合は、すぐに謝ることが重要です。

ごまかしたり、言い訳をしたい気持ちはわかりますが、ここで潔く非を認め謝ると、あなたの印象が良くなることもあります。

逆に、このときに素直に謝らずにグダグダ言い訳やごまかしをしてしまうことで、さらに信頼がなくなり、回復が困難になります。

ときには事情説明や申し開きをする必要もあると思いますが、その場合でもまずは非を認め、お詫びすることが重要です。

 

②相手の不満を表出させる

相手が個人の場合、これは重要なことです。

信頼を失ってしまった行為について、信頼を損なった相手の言い分や気持ちを吐き出させて受け止めましょう。

これには個別で面談をすることが一番です。

あなたが相手の言い分や気持ちを受け止めることで、相手はスッキリすることが多いものです。

 

この行為は上司のあなたにとってはついつい避けたいものです、相手の不満を正面から受け止めることは精神的にもしんどいです。

しかし、この行為によって相手のモヤモヤした気持ちが晴れるため、失われた信頼を一気に回復できる可能性もあります。

 

③相手が恐縮するほど謝る

謝る姿勢や、取り返しの対応などを相手の期待する以上のレベルで行います。

相手から「わかりました、もういいですよ」と言われるほど行えば、かなり信頼が回復できたことになります。

このとき、「謝ればいいんだろ」と内心考え謝るのではなく、信頼を失う行為によって相手に与えたマイナスの気持ちや被害に対して誠意を持って謝りましょう。

謝り方や取り返しの行動のレベルによって、相手の許す気持ちも変わってくるのは事実です。

 

信頼を失ってしまった時は、早急にこのような行動をとることが大切です。

一度失った信頼をすぐに取り戻すのは難しいことですが、これらの行動によって、すぐに信頼を取り戻せることもあります。

「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、最初にどのような行動をとるかによって、その後信頼を回復できるまでの早さがかわるでしょう。

「これさえやれば信頼回復できる」という方法は無い

以上のような部下の信頼回復の一次対応はありますが、その後に信頼を取り戻すための必殺技はありません。

「これさえすれば一発で信頼が回復する」というものはなく、長い時間をかけて徐々に取り戻していくしかありません。

部下は上司であるあなたの行動をよく見ています。

信頼は口先ではなく行動で作られていくため、信頼を失う行動をせず、信頼を得るための行動をとり続けるしかありません。

信頼を得るために必要なことについてはこちらの記事を参考にしてください

部下と信頼関係を築く上司になるための5つの特徴と5つの行動とは?

 

なお、このとき重要なことは、「信頼を失った行為の再発防止に努める」ということです。

例えば、情報の共有が不十分で部下が不利益を受けてしまった場合、その後は情報を共有できる仕組みを作るだとか、上司から頻繁に声をかけるようにするだとかの対応を行います。

何度も述べていますが、信頼は行動によって作られます。

同じことを繰り返さないよう具体的に行動が変わることで、本当に反省しているという意思表示になり、信頼を得ることが出来るでしょう。

信頼回復への王道はすぐに素直に謝って行動で示すこと

以上のように、部下の信頼を回復させるためには、まず一次対応が重要です。

その後は再発防止に努める姿勢を見せることで、時間をかけて信頼を取り戻していきましょう。

 

自分の言動で信頼を失ったことを素直に認め、下の立場の人に謝ることは意外と難しいものです。

自分のプライドが邪魔してしまうことも多いでしょう。

しかし、上司のことを信頼していない部下はチームの一員である意識が弱いもので、自分のことだけを考えて仕事をします。

そしてなにかあればあっさり転職してしまうでしょう。

 

信頼関係が無い状態ではコミュニケーションもままならず、仕事で成果を出すのは難しいといえます。

いきなり信頼を回復できるような必殺技はありませんが、諦めずにコツコツと誠実な行動を積み重ねることで信頼を取り戻し、信頼される上司になりましょう。

こちらも参考になります

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