部下育成

部下に遠慮したところで、正直いいことなど一つもない。

遠慮している人のイメージ画像

反発してくる部下や反抗的な部下がいるとついつい遠慮してしまいませんか?

人との摩擦を恐れるのが人間の性です。上司としてはビシッと言うべきことを言うのがあるべき姿・・と分かっていても、遠慮したくなる気持ちも出てくるものです。

しかし、やはりコミュニケーションで遠慮してしまうのは良いことではありません。

伝え方は工夫するにしても、言うべきことは言わなければなりません。

また、遠慮されていることが分かると、部下としても意外と寂しい気持ちになるものです。

そこで今回は、部下に遠慮してしまう上司の心理と、遠慮が引き起こす問題点をまとめました。

今回の内容を参考にして、遠慮せずに部下と接する勇気をつけてください。

「嫌われたくない」という恐れが人に遠慮をさせる


まずそもそもなぜ遠慮してしまうのでしょうか。

それは反発や摩擦を恐れてしまうからでしょう。

多くの人は「嫌われたくない」という願望があるため、「これを言ったら反発されるかな・・」という思いから言いたいことを我慢する傾向があります。

確かに遠慮というのはプライベートでよい人間関係を作るためには重要な要素ですが、仕事において遠慮が良い作用をもたらすケースは少ないものです。

なぜなら成果を出すためには互いに高いレベルの仕事を要求することが重要で、そのためには遠慮せずガンガン言う方が望ましいのです。

 

成功する経営者の中には、ズバズバものを言い、周りを困らせながらも成果を出していくというタイプが多いものです。

またアイドルグループAKBで長年リーダーとして活躍していた高橋みなみのエピソードでこんなものがあります。

AKB48グループ総監督を務める高橋みなみ。当初は、リーダーとしてうまくAKBをまとめきれずに悩んでいたそうですが、あることからリーダーを務める覚悟ができたと明かしています。

当初は、嫌われたくないという気持ちから、メンバーの欠点などを指摘することができなかったという同氏。秋元康氏から「嫌われる勇気を持ちなさい」との助言を受けてから「チームのために、言うべきことを言わなければ」と思うようになったといいます。

出典:「嫌われる勇気持てる?」 AKB高橋みなみが説くリーダー論

 

AKBがアイドルグループとしてとして成功した背景には、リーダーのこのような姿勢が大きく影響していると思います。

やる気を上げるためのアプローチも同時に行なうこと


このように、仕事として成果を上げるためには、「嫌われたくない」という思いを抑え、遠慮せずに言うべきことを言うことが大切です。

ただし、遠慮なくスバスバ言うだけであれば部下も不満が溜まります。

そのため、成功したときにはしっかりと褒めてやるとか、普段から感謝の気持ちを伝えるとか、査定評価を高めてやるだとか、日ごろからビジョンを伝えるだとか、様々なやる気アップの施策も行ないましょう。

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摩擦を恐れて遠慮するより、遠慮せずに言うことは言うけれども、その分他の面でプラスの気持ちに持っていくという接し方であるべきです。

遠慮されることでモチベーションが下がる


また、遠慮してしまうことには、それ以外のデメリットもあります。

人は過剰に干渉されることを嫌いますが、逆に関わりが薄くてもストレスに感じるものです。

あなたがもし特定の部下に対して遠慮して仕事の指示などを控えた際、部下にしてみれば「自分は放置されている」と不安になったり、「自分のことなんかどうでもいいと思ってるんだ」と感じることがあります。

あなたとしては相手のことを思って遠慮したつもりでも、その部下が「自分は他の部下よりも遠慮されている」と思うと、寂しく感じてしまうと、これはこれで仕事への意欲は失われます。

 

結局、あなたとしては相手のことを思ってコミュニケーションを控えたつもりでも、それは実は「部下と揉めたくないから話すのをやめよう」とあなた自身が思っているからなのかもしれません。

相手のことを思った「配慮」ではなく、自分の身を守るための「遠慮」であればそれは当然相手のためにはなりません。

あなたが部下へのコミュニケーションを控えるのは「配慮」なのか「遠慮」なのかを自分自身で振り返り、自分が傷つきたくないだけの「遠慮」の場合は良い影響をもたらさないといいうことを自覚しなければいけません。

少ない遠慮で大きな成果を


このように部下への遠慮は、上司の「嫌われたくない」という思いから起きてしまうことが多いものです。

それは仕事において成果が上がりにくくなり、チームに悪影響を与えます。

また、やはり職場においては、人と人とのコミュニケーションによってやる気が上がるものです。

「話したら反発されるから」と上司が遠慮してコミュニケーションが減らしてしまうと、それが逆に部下のやる気をなくしてしまう危険もあることを覚えておきましょう。

部下に反発されそうなことも話すが、その分ほかのところでやる気を上げさせるという姿勢が重要です。遠慮の少ないチームで大きな成果をあげましょう。

遠慮とは正反対のリーダー像が学べます

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