部下を育てるうえで大切なポイント

部下に嫌われることを怖がる上司こそ、逆に嫌われてしまう。

嫌われる様子のイメージ画像

上司と言っても人間なので、部下に嫌われたくないと思うのは当然のことです。

部下から慕われ、尊敬される上司でありたいと願うものです。

 

とはいえ、部下を叱ったり指摘すると反発したり、反抗的になることもあるでしょう。

「嫌われたくない」という思いが強いと、必要な時にはビシッと言うべき・・と分かっていても、遠慮したくなる気持ちも出てくるものです。

 

しかし、部下に遠慮して指摘や注意をしない上司は、部下からは頼りなく感じられ、信頼されません。

「嫌われたくない」という思いにとらわれることで、結局嫌われてしまう事態になりかねません。

 

そこで今回は、部下から嫌われたくないと思ってしまう管理職にオススメしたい考え方を紹介します。

「部下に嫌われたくない」という思いにとらわれてしまいがちな人は、参考にしてみてください。

嫌われる上司の特徴とは

まずは、嫌われる上司の典型例をまとめてみます。詳しくはこちらの記事にまとめているので、不安な人は確認してみてください。

 

ダメ上司のイメージ画像
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ここに載せている通りですが、以下の特徴がある上司は部下から嫌われます。

  • 責任をとろうとしない
  • 人によって態度が違う
  • いつも機嫌が悪い
  • 人の話を聞かない
  • 自分の価値観を押し付けてくる
  • 成長しない
  • 上司としての力量がない

とはいえ、ここに載せていることは人としても基本的なことなので、嫌われたくないと気にしている人なら、心配する必要はないかもしれません。

 

しかし、「これらの内容だけ守れば嫌われない」というわけではありません。

このタイプの人が犯してしまいがちなミスとして、「なめられてしまう」というものがあります。

「嫌われたくない」という思いに支配されると、部下が問題を起こしても、注意せずに終わってしまう可能性があります。

 

そうなると、モラルの低い部下からは「この上司は怖くない」と舐められたり、真面目な部下からは「この上司は部下が悪いときも叱らない」と失望されてしまいます。

このようなプロセスによって皮肉にも、嫌われたくないという思いによって、部下から嫌われてしまうという悲劇が起きてしまいます。

「嫌われる覚悟」が嫌われることを防ぐ

このようなことを考えると、部下に嫌われないためには、嫌われるリスクを冒しても、言うべきことを言うことが大切になると思います。

アイドルグループAKBで、長年リーダーとして活躍していた高橋みなみさんのエピソードでこんなものがあります。

AKB48グループ総監督を務める高橋みなみ。当初は、リーダーとしてうまくAKBをまとめきれずに悩んでいたそうですが、あることからリーダーを務める覚悟ができたと明かしています。

当初は、嫌われたくないという気持ちから、メンバーの欠点などを指摘することができなかったという同氏。秋元康氏から「嫌われる勇気を持ちなさい」との助言を受けてから「チームのために、言うべきことを言わなければ」と思うようになったといいます。

出典:「嫌われる勇気持てる?」 AKB高橋みなみが説くリーダー論

 

AKBがアイドルグループとしてとして成功した背景には、リーダーのこのような姿勢が大きく影響していると思います。

嫌われる覚悟を持って部下にぶつかることで、モラルの低い部下に舐められず、真面目な部下から尊敬されるようになります。

嫌われたときにやるべき3つのポイント

部下に嫌われても冷静にしている様子のイメージ画像

このように、部下に嫌われないためには、ある程度覚悟を決めて厳しくことも必要になります。

しかし、その思いでぶつかった結果、反発を受けたり嫌われてしまうことがあるでしょう。

 

そんなときは、以下の3つの点を意識することがオススメします。

褒める・認める

マイナスのことを言う分、プラスのことも言うことでバランスをとることが大切です。

成功したときにはしっかりと褒めてやるとか、普段から感謝の気持ちを伝えるなどの声掛けによって、部下のモチベーションをあげることが大切です。

媚を売るように褒めるのは気持ち悪く感じさせるので、逆効果です。

部下の効果的な褒め方についてはコチラの記事を参考にしてください。

 

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上司として成果を出す

会社の中で管理職に求められるのは、そもそも「部下から嫌われない」ことではなく、「部署の成果を挙げる」ことです。

もちろん、成果を挙げるためには、部下から好かれている方が良いですが、優先すべき順番が違います。

実際、部下から嫌われていても、管理職や経営者として優秀で、大きな成果を挙げているケースもあります。

 

部下から嫌われようが、成果を挙げて部下に多いボーナス額を配分したり、効率的に仕事を回して残業を減らすなど、部下にとってのメリットを提供すれば、部下は黙ってついてくるものです。

逆に、部下から好かれていても、成果が出せず会社の評価が低いと、それが部下にも伝わり、尊敬されなくなることもあります。

また、ボーナスの金額や、労働時間など悪条件で働かせてしまうと、異動や退職を希望されるリスクもあります。

そのため、結局は長続きしません。

 

適度に距離をとり、媚びない

嫌われた場合は、無理に距離を詰める必要はありません。

好かれようとして、媚びようとしたり、変にプライベートの話題を振っても逆効果です。

 

まずは以下の点を意識しましょう。

  • 最低限の挨拶はする
  • フラットな感情で話かける
  • 仕事上必要な情報を共有する

そのうえで、媚びずに毎日コツコツ仕事をしつつ、上司として成果を挙げて、部下にメリットを提供しつつ、時には感謝や褒める言葉を伝えていけば、だんだんと変わっていくものです。

反抗する場合は毅然とした対応を

このように、部下に嫌われたとしても、冷静にやるべきことをやれば、仕事の進行にも支障もなく、だんだんと関係も変わっていくものです。

しかし、注意したいのは、嫌われた結果、部下が反抗してくるケースです。

 

まず、上司が嫌いだろうが何だろうが、部下は上司の指示を聞かなければならないということです。

パワハラなど、業務の範囲を超えた内容の場合はもちろん別です。

嫌いだからと言って、指示を聞かなかったり無視する場合は、毅然と対応しましょう。

この時の対応は、以下の記事が参考になります。

 

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上司としてやるべきことをやりましょう

以上のように、「部下に嫌われたくない」と思ってしまいがちな管理職の方にオススメの考え方などをまとめました。

最低限、嫌われないためのポイントを押さえつつも、嫌われたくないという思いが強すぎると、それが原因で嫌われてしまう危険があります。

嫌われる覚悟を持ちつつ、上司としてあるべき対応をとれば、嫌われないどころか、信頼され・尊敬される管理職になれるでしょう。

 

上司としてのスキルを上げたい人は、私自身が管理職として仕事をする上で役にたった書籍をこちらの記事でまとめているので、よければ参考にしてください。

 

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