部下育成

「管理職は人の心を扱う仕事」という言葉に雷に打たれたような衝撃を受けたという話

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私は5年ほど管理職の仕事をしています。

まだまだ学ばないといけないことは多くありますが、読書や経験から、少しずつ管理職について分かってきたかな・・と思うようになって来ました(しかし分かっていることと、高いレベルで実行できるのは全く別の話でありいつも反省するのですが・・)

 

そんな折、よく拝読しているBooks&Appsのこの記事を見て、雷に打たれたような衝撃が走りました。

人に関心のない管理職は、職場に不満と絶望を振りまくだけの存在

管理職はもっともデリケートな「人の心」を扱う職業であり、管理職の仕事のやり方によって、組織の力は大きく増幅されるときもあれば、逆に本来の力を全く出せないときもある。

確かに管理職は本来実務をしないものであり、重要なことはいかに部下に動いていもらって成果を出させるのかということです。

目標を噛み砕いて説明し、できるという意欲を持たせたり、自分を信頼してもらうように約束を守るなど、部下が力を発揮するような環境を作るのが管理職の役割です。

それを見事に言い表したのが「部下の心を扱う職業」という言葉だと思います。

本心でなくてもいいから関心を持つこと


そして本記事のなかに、「たとえ本心でなくてもいいので関心を持つことが大切」と述べています。本当は人が嫌いでも、興味を持てなくても、管理職の仕事として、部下に関心を持ち声をかけたり心情を思いやるということが大切であると述べています。

つまり、あなた自身の素が人に興味がなく、人が好きでなくても、仕事として人に関心をもつという行動をとればよいのです。

 

例えば朝イチで出社したときに社員の顔色を見て、優れない人がいたら後で声をかける、仕事で大きな成果を出した部下にはその秘訣を聞き、結果ではなく頑張りも褒めてあげる・・というような行動をとるということです。

つまり、管理職として、このような行動をとることで、「人に関心を持つ上司」になれるのです。

素のあなたが人に興味があろうと無かろうと関係ありません、仕事としてこういう行動を取れるかどうかが大切なのです。

 

逆に「自分が人が好きなんです」という人でも、顔色が悪い部下を見逃したり、成功しても上手くほめられない場合、部下は「この人は自分に関心が無いんだ」と思うものです。

どうしても、素の自分が興味が持てないことは仕事ではできないと思いがちですが、実際はそうではありません。自分が苦手だろうが好きだろうが関係なく、行動を取れるかどうかそのことが重要なのです。

苦手意識があるほうが成長できる


素の自分ではできないのであれば、それをするためのノウハウを自分のなかで確立させ、仕事の場において実行できればいいのです。

される相手にとって、それが素のあなただろうが仕事のあなただろうが関係ありません。逆に「素の自分ではできないからしっかり研鑽してできるようになろう」という人のほうが努力するものです。

素の自分でできるという人は、そういう焦りがないため中途半端なパフォーマンスになりやすいものです。

 

例えば、優秀な塾の講師が実は子どものことが嫌いというパターンは多いです。

中途半端に好きでないため、そんな自分が上手くいくためにいかに教えるか、接するかについてこだわり研鑽することも多いのです。

実は私も管理職という仕事をしていますが、本来人が好きというタイプではありません。どちらかというと常に一人で過ごしていたいタイプです。

 

しかし、そんな自分だからこそ素のままでは管理職の仕事が務まりません。

そこで本などから色々と学び、どうすれば部下が高いパフォーマンスを発揮してくれるかについてノウハウを蓄積しています。

そのため本心かどうかなどにこだわらず、人に関心をもち、気にかける行動をとるということが管理職に求められるのです。

人は目上の人に褒められたい生き物


また、これは自分が上司になると忘れてしまいがちなことなのですが、人は、自分より上の立場の人に認められるということに非常に敏感な生き物だと私は思います。

どんなに大人になっても、権威ある人に認められるということは何物にも変えがたい快感です。

子どもが何か問題ある言動をしてしまう場合、多くの場合は親との関係が上手くいっていないことが原因です。

 

また、学校で生徒が問題行動を起こす原因は教師との関係が上手くいかないということが多いでしょう。

人間は自分よりも上の立場の人に認められるかということが、自尊心や精神状態に大きく影響するものだと思います。

会社においては上司も部下も子どもですから、褒められない、認めれらないからといって分かりやすく問題を起こしたりすることがさすがにありません。

 

また、褒めてもそんなに分かりやすく喜ぶものでもありません。

そして上司の立場になると上の立場の人から褒められるのが減ってくるため、褒められることが嬉しいことだという実感が薄れてしまいがちです。

こうなると人を褒めるということにあまり関心がいかなくなり、褒める頻度が減り、褒め方も味気ないものになるでしょう。

しかしそれは危険なことであり、人の心を扱う管理職は、褒めるということの大切さ、とりわけ上の立場の人から褒めるということの重要性を忘れてはいけません。

管理職は「人の心を扱う仕事」


以上のように、管理職は人に関心を持つことの重要性をご紹介してきました。

素の自分が人を好きだろうが嫌いだろうが関係ありません。相手に関心を向ける上でのノウハウ、コツを学んで実践することが大切です。

そして上司になると褒められることが減るので、部下を褒めることの大切さを忘れがちです。

管理職は「人の心を扱う仕事」という認識を忘れないようにして、モチベーションをあげて成果を出すチームにしましょう。

管理職の仕事についてはこちらの記事も参考になります

部下のやる気アップがすべて!実務をしない管理職がすべき5つのポイント

 

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