厄介な上司や部下

上手に上司に反論し、組織の中で損をしないための5つのコツとは。

仕事をしていると、上司に反論したくなることはたくさんあると思います。

理不尽な命令をしてきたり、現場のことを分かっていない指示を出したりなど、素直に従いたくないことがたくさんあるでしょう。

しかし、そんなときに口答えしたくてもできず、イエスマンとして上司の言うことを聞いてしまうかもしれません。

 

会社に勤める以上、上司への反論はリスクが伴います。

言い方を間違えると火に油を注ぐことになり、後悔することになるかもしれません。

 

しかし、反論することによってあなた自身にプラスになることもあります。

今回は上手い上司への反論の方法と、注意するべきことをまとめました。

上司にうまく反論することができれば、あなたにとっても会社にとってもプラスになります。

上手な反論の方法を見につけることで、あなた自身の仕事がしやすくなるでしょう。

上司へ反論してしまったときのデメリット

まずは、上司への反論のメリットとデメリットを知っておく必要があります。

本当に上司に反論するならば、一時の怒りでやってしまってはいけません。

あなた自身の身を守るためにも、反論すべきかどうかを常に冷静に考えるべきです。

そのためには、上司へ反論してしまったときのデメリットを知っておきましょう。大きく分けて3つあります。

 

①上司から嫌われ、不利な立場になる

反論することで「こいつは気に食わない」と思われてしまい、上司から冷たくされたり、あなたにとって不利な人事異動をされてしまう可能性があります。

本来ならば、上司にちょっと反論した程度でそうするのはあってはならないことですが、世の中は理不尽です。

上司に上手く立ち回られ、あなたが損をしてしまっても誰かが助けてくれるわけではありません。

反論するときはこのリスクも考えておかなければなりません。

 

②口答え自体が良くないことだと判断される

上司の指示の方が理不尽で、間違っている場合、上司の言葉に対して「それはどうかと思います」「納得できません」と答えてしまうとします。

このとき、あなたの主張の方が正しいとしても、「上司に対して口答えしたこと」自体を叱られる可能性があります。

こうなると、あなたの主張が正しいかどうかの前に、「上司に口答えするな!」と言われてしまいます。

詳しくはあとでお伝えしますが、上司への反論は、「口答えしている」と思われないような方法で行なわなければなりません。

 

③火に油を注ぐ可能性がある

5分くらいの小言だったのに、反論してしまったことで1時間の説教に変わってしまったり、普通に指示をするだけの打合が大ゲンカに発展してしまったり・・など、反論によって面倒くさいことになりかねません。

 

こうしたリスクを考え、軽い気持ちで反論してしまって後悔することのないようにしましょう。

上司に反論したときのデメリット

このように、上司への反論にはリスクがあるので避けたいところですが、反論することで得られるメリットもあります。

これらのメリットをデメリットを踏まえて、反論するかどうかを判断するのがよいでしょう。

メリットは大きく分けて3つあります。

 

①理不尽を言われにくくなる

言われたことに文句を言わずすべて引き受けていると、「こいつには何を言っても大丈夫だ」と思われます。

そうなると、理不尽なことをたくさん言われたり、仕事を押し付けられるというリスクがあります。

それに対し、理不尽に対しては反論するような部下は、上司にとっては厄介者扱いされやいのですが、「こいつには変なことは言わないでおこう」と思わせることができます。

その結果、上司に反論することであなた自身の身を守ることになります。

 

②言い分が通る

これは上司の器が大きい場合限定のメリットです。

反論することで上司の気分は悪くなりますが、あなたの主張が論理的で、かつ上司が自分の誤りを認めることができる人間の場合、あなたの話が通ります。

その場では「反論するな!」と一喝されても、後日あなたの話通りになっていたり、上司が非を認める場合があります。

 

③会社にとってよりよい決定ができる

仕事において、上司の指示よりもあなたの考えの方が優れている場合、あなたの方法で取り組んだほうが会社にとってプラスになります。

このときあなたがイエスマンならば、効率が悪かったり成果が出にくい方法で仕事をすることになります。

しかし、あなたの反論を上司が受け入れた場合、会社としてより良い仕事ができます。

現場のことがよくわからない会社上層部が、現実にそぐわない方針ややり方を指示してくるのはよくある話ですが、部下の反論によって、これを改善できることがあります。

5つの上手な上司への反論の仕方

上に反論するコツはなんでしょうか?

このように、上司への反論にはメリットもあります。

そのため、適切な方法で上司に反論することで、反論によるデメリットを避けながら反論するとよいでしょう。

反論するときのコツや注意点を5つご紹介します。

 

①いったん受け入れる

上司の言葉に対していきなり「でも」「だって」という言葉をつかって否定してはいけません。

「おっしゃることはわかります。ですが・・」といったん受け入れてから反論すべきです。

上司にとって部下から反論されることはプライドが傷つきます。

少しでもやわらかい印象を与えることで、プライドを傷つけない言い方の方が、あなたの言葉を受け取りやすくなります。

 

②感情的に言い返さない

反論するときは基本的にキレてはいけません。

感情的に話すと、興奮しているために冷静に意見を伝えるのが難しくなります。また、怒りながら主張する姿は相手に幼い印象を与えてします。

このとき、上司から「上司に対してなんだその態度は!」と逆に突っ込まれたり、「まぁまぁとりあえず落ち着こうよ」となだめられます。

どちらにしても、「あなたが怒っている様子」に対しての話になってしまい、反論したい内容が話になりにくくなります。

 

③論理的に話す

反論するときには、「なぜあなたがそう考えるのか」という根拠も伝えないといけません。

根拠もなく「この方針には反対です!」と声を上げるのはただのわがままであり、上司どころか同僚や後輩からも見放されます。

 

また、上司の意見や方針に対して、反論する部分を絞るということも効果的です。

「方針には概ね賛成ではあありますが、○○の部分だけは納得できかねます、なぜなら~」と冷静に話すことで、ノリや気分で反論しているわけではないという印象を与えます。

このような態度は相手に説得力を与えるため、上司から突っ込まれにくくなります。

 

④口答えせず、意見を言う

反論するときには、ただ反対するだけでは口答えになってしまいます。

「その仕事は意味がないと思う」という言葉を言うだけでは口答えのレベルに過ぎません。

「○○という目的を達成するためには、そのやり方では意味が無いと思う、それよりも××の方が効果がありそうだ。なぜなら~」という言い方で、根拠がしっかりした代案をつけて話すべきです。

ぼんやりした根拠で反対するのではなく、ハッキリした根拠がついた別の案を提示することで説得力を持って相手に伝えられます。

 

⑤尊敬の気持ちを忘れない

これは意外と重要なことです。反論するときにはどうしても怒りの気持ちが先にたち、無礼な態度や言い方になりがちです。

そうなると、上司としてはプライドが傷つきます。このとき、「部下の反論のほうが正しい」と上司が気づいても、あなたの態度に腹が立ち、素直に受け入れられなくなる可能性があります。

上司が間違っていようとも、相手を尊敬する気持ちを忘れずに、言葉遣いや態度に注意を払いましょう。

上司に反論すべきケース①部下を守るとき

このように、言い方に注意することで上司に上手く反論することができます。

そして、会社組織の中で仕事をする上で、多少リスクを負ってでも反論すべきケースもあります。

 

一つ目は「理不尽から部下を守るとき」です。

あなたの上司の勘違いや確信犯により、あなたの部下が責められたり責任を負わされたりすることがあります。

基本的にはあなたの上司からあなたの部下へ飛越えて叱るということはあまりありません。上司からあなた自身へと責めが来るものです。

その場合は、よほどの理不尽や悪意があるとき以外は従うべきではあります。

 

しかしまれに飛越えて責められるパターンもあります。

それも筋の通った注意であれば、あとからフォローをしてやればいいでしょうが、理不尽さや悪意がある場合は、それを指摘したほうがよいです。

部下からすると、上から勘違いや理不尽に責められる時に、きちんと反論してくれる上司は信頼されます。

上司に反論すべきケース②:自分を守るとき

また、もうひとつ反論するべきパターンとして、「部下からキレられないと反省しない上司」というものもあります。

仕事をむちゃくちゃに振りまくる、押し付けまくる、コロコロ指示を変えまくる、などの行為であなたの仕事がまともに進まない場合です。

 

基本的に上司が仕事を振ってくるのはあなたを育てるためでもあり、適正な量かそれよりも少し多めに振ることが多いいです。

しかしなかには、そういう考えではなく、上司が相手に反抗されない限り「こいつはいくらムチャ振りしても大丈夫」と任せまくる人間の場合もあります。

恐ろしいことに、ある一定割合でそういう人間が会社の中にはいます。

そういう人間は反抗されて始めて「あ、こいつはもう仕事は振れない」と判断します。

 

こういう上司は人望もなく、反抗したところでまわりの人から責められることも無いでしょう。

こういう条件に当てはまる場合は自分の身を守るために反論する(少しくらいキレても大丈夫です)ということが重要です。

反論しても良い相手・状況かを見極めることも重要

時には積極的に上司に反論することも必要ですが、このとき、上司が反論しても良い相手かどうか、逆恨みされてもいい状況かを見極めることも大切です。

反論のデメリットのところでも説明しましたが、上司の中には反論されることで逆恨みし、嫌がらせや不当な評価をする人間もいます。

こういう相手は本当にどうしようもないので、基本的には逆らわない(極力関わらない)ほうが無難ではあります。

 

こう考えると、「自分の上司も逆恨みをしてくるのでは」と心配してしまいますよね。

しかし、ブラックな環境で、あなたが辞めると上司が困る場合は、意外と刃向かってもを強く当たられないこともあります。

これとは逆に、職場にあなたの代わりがたくさんいる場合は、どうしても不利になります。

この時は、「出世して上司と同じかそれ以上の権力を持つためにどうするか」を考えたほうがいいかもしれません。

 

ただし、あなた自身が会社を辞めても構わない、出世に一切興味が無いという場合は上司のタイプを気にする必要はありません。

言いたいことを言い、不利な仕打ちを受けたら辞めればいいのです。

このような視点で、状況を分析し、反論するかどうかを判断することも重要です。

上司にとって「反論しても許される」存在になるのが理想

このように上司へ反論するときの効果や注意点についてまとめてきました。

上司への反論のメリット・デメリットを知り、反論するときは上手くやりましょう。

また、部下を守る場合と、反論されないと分からない相手には刃向かうことが有効です。

 

そして、反論してもいい状況かどうかを冷静に分析することも大切です。

自分がその上司にとって無くてはならない存在となっているときには、多少反論しても許されるでしょう。

理不尽な上司に嫌気が差すものの、今の環境で仕事を頑張りたい場合は、その状態を目指して努力するということもやる気を上げる一つの方法といえます。

それが実現できれば、あなたがいくら反論しても許されることになります。

その時は今回ご紹介したポイントを踏まえ、憎たらしい上司に反論しまくるといいでしょう(笑)

こちらも参考になります

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