部下育成

仕事にやる気なんか必要ない!必要なのはやる気よりプロ意識

やる気のない社員のイメージ画像

Books&Appsというサイトが非常に参考になる記事ばかりでよく拝見しています。その記事の中で、少し前にこんな記事がありました。

リンク仕事に必要なのはモチベーションではなくプロ意識である

 

彼女たちにモチベーションと呼ぶべきものは見当たらなかった。なにせほぼ毎日「仕事するの嫌やわ−」と言っているのだ。

だが、彼女たちは実によく働いていた。その代理店の成績、顧客満足度は、全国でも有数のレベルであった。

その代理店のおばちゃんの一人は言った。

「仕事は嫌だけど、お金をもらってるんだから、きちんとしなきゃ。」

これには「なるほど」と感じました。確かにやる気というのは気分によるところが大きいので、ハッキリ言ってブレやすいでしょう。仕事ではとにかくやる気がそがれるような理不尽なことばかり起きます。

もちろん、仕事のモチベーションが下がることの無いような環境を作ることも大切なのですが、結局やる気というのは、例えばプライベートで何かよくないことが起きた場合にも下がってしまいます。

そのため、ブレてしまいやすいやる気を何とか高く保とうとするよりも、プロ意識を持って仕事をするという考えを高めたほうがよいでしょう。そこで今回はこのテーマについてまとめました。

やる気が出ないという悩みは「悩み」でなく「甘え」


実はかつて参加したセミナーでも同じ旨のことが言われていました。

「管理職は『やる気が出ない』という悩みは甘ったれている!そんなものに頼らずに仕事をしろ!」

その会社は社員教育に力を入れており、研修の謳い文句が「社員のやる気を上げさせます!」というもので、当時は「そんな謳い文句なのに、肝心のやる気のあげ方がこんな乱暴なことってあるのか」と思い正直かなり引きました。

しかし、今ではその研修感が何を言いたかったのかがわかります。

「やる気なんか無くてもよい」というのは極論に聞こえるかもしれませんが、やる気はあくまで気分でありブレるものであると考えたほうがよいかもしれません。

そしてそんなモノに頼らず、「お金をもらっているんだから精一杯取り組み成果を出さなければいけない」「この仕事の出来具合で自分の仕事に対する評価が決まる」という意識を育てないといけないなと感じました。

プロスポーツ選手のプロ意識が高い理由


そこで、具体的にプロ意識を高めるためにはどうすればいいかということをまとめてみたいと思います。

まず、その人の置かれた環境によってプロ意識は変わるものだと思います。例えばプロスポーツ選手は自分のパフォーマンスが稼ぎに直結します。

こういう環境では、自分の仕事の評価=収入になるので、「お金を稼ぐためにいい仕事をしなければいけない」という意識が高まることになります。

プロ意識を高めるためには、こういう環境で仕事をするのが一番理想的です。

しかしここまで環境ではなくとも、会社組織で同じように年俸制であったり、自分のパフォーマンスによってポストの入れ替わりが激しかったりするとプロ意識が高まるでしょう。

逆に、給料やボーナスの上下やポストの入れ替わりが激しくないような会社員であればそういう意識が育ちにくいといえます。

自分の仕事は他の会社ではどのような評価をされるのか


また、もし今の自分と同じ職種で他の会社に転職するとなった場合に、今よりよい待遇で入社できるかそうかを考えてみるということもプロ意識を高めるためには有効です。

1つの会社に長くいると、その会社のやり方には適合しますが、他の会社では通用しないというケースがあります。

これは、その会社にやり方に慣れきってしまい、そのシステムの中で仕事を回すことができるが、その業界内のどこでも通用するスキルが身についてないという状態です。

プロ意識が高い人であれば、会社内でのシステムをただ回すことだけ考えて仕事をするのではなく、自分のパフォーマンスを高めるためにはどうするべきかを常に自己研鑽するもおのです。

その研鑽が本当に評価に値するレベルなのかということを他の会社に査定してもらうのです。

これは、実際に転職サイトに登録し、エージェントと面談し自分のキャリアについて聞いてもらうことである程度分かると思います。

こうしたシミュレートをしてみて、他の会社でよりよい待遇で迎え入れてもらう評価をされるならば十分にあなた自身のスキルのレベルが高いと言えるでしょう。

逆に、そうでない場合は何が足りないのかを振り返り、それを埋めるべく努力を続けることでプロ意識も高まるはずです。

やりがいを意識する


プロ意識を高める他の方法として、やりがいを意識することも重要です。

そのためにはまず、自分の仕事の目的や意義(つまり誰に喜んでもらうためにやっているか)を頭に叩き込み、自分の最近の仕事が実際に喜んでもらえているかを振り返ってみるとよいでしょう。

サービス業の場合はそれが分かりやすい分、意識を高めやすいですが直接顧客と接するわけではない職種の人は難しいかもしれません。

その場合は会社内でも関わる人(後工程の人や上司)に貢献できているかどうかを一つの目安とするとよいでしょう。

副業をやってみる


さらに別の方法として、実際に副業をやってみるという方法もあります。

会社で禁止されて場合は無理かもしれませんが、もしこれが出来るのならばプロスポーツ選手のように自分の働き(パフォーマンス)が自分の稼ぎに直結するという意味で、プロ意識を育てる効果が期待できます。

会社員が副業する場合は、別の組織に属するよりも、個人で何かの仕事をやることが多いでしょう。そのため自分の仕事が評価に値するかどうかがシビアに分かります。

評価されることで高い収益をあげたり次の仕事につながったりする一方、そうでないことも当然あります。

副業で収入を得ることを通じて、社会の中で評価されるためにはどのレベルまで・どのように努力するべきかを実感できることでしょう。

やる気よりもプロ意識を育もう


これらを試してみることで自分にプロ意識があるかどうかわかり、プロ意識を育むことができると思います。

プロ意識を自分のなかで高められることが出来れば、「やる気が起きない」と悩むこともなくなり、高いパフォーマンスを発揮することも出来るでしょう。

勤めている会社の規定によりできることには限りがあるかもしれませんが、プロ意識を高めることは勤め先の会社にとっても悪いことではありません。

自分自身の意識とパフォーマンスを高めるためにも取り組む価値はあると思います。

 

とはいっても、やる気を出す方法についてもこんな記事を書いています。

やる気が出ないのは気持ちの問題ではない~本紹介『スタンフォードの自分を変える授業』

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