目次
テーマ・オススメ対象
テーマ(概要)
久しぶりに会った親戚の子の身長が伸びている現象と同じように自分も成長をしたい
オススメ対象
年代性別など特にとらわれず幅広く使える。自分が上司として部下に伝える場合と、自分が部下として上司に話す場合で多少言葉を変えたい。GWや盆正月で帰省し、親戚に会ったあとのタイミングがベスト
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本文:半年振りに会った親戚の子の身長の伸び具合のように成長を重ねていきたい
この間、地元に帰り親戚の集まりに顔を出したとき、久しぶりに会った親戚の子どもの身長がとても伸びていました。
成長期の男の子は中学~高校で身長がどんどん伸びるということはよく言われます。私自身も中1の頃は142cmでしたが、中学校3年間で20cmくらい伸びました。
ただ、その時は毎日見る自分の身長が大きくなっていくことに気づかないものでした。
しかし今回、久しぶりに会う親戚の子の成長とその変わりっぷりにびっくりしてしまいました。
今考えれば20cmも伸びているので別人にように感じますが、毎日見ていると徐々にしか変化していないので、あまり違和感を感じなかったのだろうと思います。
このことから考えるに、人は少しずつ変わっていくものに変化を感じることは苦手なのかもしれません。
人の身長などの目に見える変化で気づきにくいのであれば、内面の成長やスキルの向上はもっと意識しづらいと思います。
しかし内面やスキルの向上も、毎日少しずつ変化を継続することで大きな成長となるものです。
昨日と今日の成長の違いを実感できることは少ないでしょうが、それを3ヶ月や1年というスパンで続け、振りかえってみると大きく違っていることに気づくことが出来るはずです。
大きな成功をしたい、早く偉くなりたい、という気持ちを持つ人も多いでしょう。
しかし突然に大きな成功をするということはかなり珍しいのではないでしょうか。
テレビを見ていると突然ブレイクする芸人や活躍するスポーツ選手などが見られると思いますが、実そこにいたるまでに、人知れず大きな努力をしているケースのほうが多いと思います。
少し前にピコ太郎のPPAPがブレイクしました。
あれは簡単に作られたような印象がありますが、実は色々な音を足したり引いたり工夫して、今の形に落ち着くまで数年かかったようです。
他人の大きな成功を見ると、この人は才能があるからこんなすごいことができるんだ、自分には無理だと思いがちです。
しかしその人が成功するために普段どういう努力をしているかは普通他の人は見ることはできません。
だから他人の成功は突然のように見えるものの、本人にしてみればそこに至るまではそれ相応の努力をしていることが普通だと思います。
こう考えると、やはり大きな成功を得るためには特別な裏ワザなどは無く、地道な努力が必要ではないかと思います。
そういう地道な努力を嫌がって努力しない場合、努力している人と比べると1日2日ではその差はほとんど無いでしょうが、1ヶ月、3ヶ月、1年となってくると大きな差になるはずです。
そう考えると、毎日の変化が微々たるもの実感しにくくとも、それをコツコツ続けることでいつも何か久しぶりに会う親戚の子の身長のように大きな伸びとなり、そして大きな成功へつなげていくということが大切なのだろうと思います。
エッセンス・構成・代替案
エッセンス
コツコツ努力を積み重ねても日々成長を実感できないものだが、一定期間経つと大きな違いとなって表れ、それが大きな成長や成功につながる
構成
①久しぶりに会う親戚の子の身長が伸びていることに驚く
②自分も同じように身長は昔伸びていたが、毎日少しずつ伸びていたので自覚できなかった
③身長と同じように、仕事におけるスキルやマインドの成長は日々実感しずらいが、コツコツ続けることで着実に成長できるものだと思う
④芸人やスポーツ選手も、大きな成功の裏には地道な努力を積み重ねているものだ
⑤コツコツ努力を積み重ねても日ごろそれを実感できないが、一定期間たって振り返ると大きな成長になっている
代替案
②→自分自身以外の例でも、自分の子どもの身長の伸びについて同じように話しても良い
④→ぽっと出で成功したように見えても実は長い間努力をしていたという人の例
※自分が上司として話す場合は「成長はすぐに出来ないものかもしれないけれど頑張ろう」と励ますトーンして、自分が部下として話す場合は「コツコツ努力を続けることの意味を信じて頑張ろうと思う」というトーンで話すと良い
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