部下を育てるうえで大切なポイント

リーダーシップに自信のない人、やり方は一つだけじゃないですよ!

自信がない様子のイメージ画像

会社組織の中でベテランになったり、成果をあげたりすることで、誰もがリーダーや管理職になる可能性があります。

リーダーとしての振る舞いは、ただのいちメンバーとしてのものとは、かなり違ってきますが、自然とできる人もいます。

 

しかし、それが苦手な人もいるし、どうやってリーダーシップを発揮するのか自信がない人もいるでしょう。

小さいころから、学校の中などでリーダーになることが多かった人は、社会に出る頃には自然に身に着けていることがあります。

とはいえ、全員がそういう機会を経験したわけではなく、そういう人はリーダーとしてどう振舞うべきか自信が持てないものです。

 

私が思うに、リーダーシップにはプロセスがあります。

そのため、自信がない人でも、そのプロセスにそった行動を行うことで、おおむね問題なくリーダーや上司として、適切に振舞うことができるものです。

 

そこで今回は、リーダーシップのプロセスについてまとめてみました。

上司や管理職として、どのようにしたらいいかわからないという人は参考にしてみてください。

ちなみに、リーダー・上司としてのノウハウが学べる本で、個人的に特に参考になった本をこちらの記事でまとめています。

気になる人は参考まで。

 

信頼されるリーダーになるためのオススメ本5冊をご紹介
部下から信頼されるリーダーになりたい人におすすめの本5冊を紹介します!社会に出ると、仕事のやり方は教えてくれますが、リーダーシップについて教わる機会は多くないはずです。 私自身も、リーダーとい...

 

目次

リーダーシップ=人を導く力

まずは、「リーダーシップ」という言葉の定義について触れたいと思います。

というのも、この言葉はかなり曖昧で、人や本によって内容が微妙に異なることが多いです。

 

この記事では、

リーダーシップ=人を導く力

と定義したいと思います。

 

もちろんこの定義ではない考え方もあると思います。

もしこの定義がしっくり来ない人は、「自信をもって部下を導くにはどうしたらいいか」という話だと思ってもらえると助かります。

実務で引っ張るか・やる気を上げるか

まずは、部下を導くためのベースとなる仕事の型を作ります。

あなたが、実務の成果が出せる場合は、自分の実務のスキルを高めて、仕事が上手くいくパターンを確立させられればよいでしょう。

そうすると「この通りにやれば成功する」と自分のスキルを伝えることで部下を導くことができます。

 

それに対して、経験がないなどで、実務で高いパフォーマンスを出すのが難しい場合は、部下のやる気を高める振る舞いをすることが大切です。

そのための方法はこちらの記事を参考にしてみてください

 

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実務では引っ張れない分、とにかくコミュニケーションを巧みにとり、部下のやる気を盛り上げることに力を入れましょう。

自分の得意分野を上手く取り入れる

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このように、まずは、自分自身が成果を挙げる方法を直接伝えるのか、部下のやる気を上げて間接的に成果を出してもらうのかのどちらかの方針を決めましょう。

もちろん、両方できるならそれに越したことはありません。

 

それにプラスして大切なことは、メイン業務以外で、リーダー自身の得意分野を発揮することです。

例えば・・

  • クレーム処理が得意なら、進んでクレーム処理をやって見せる
  • 社内調整に自信があるならば、他部署からの協力を取り付ける
  • 情の厚さに自信があるならば、メンバーのフォローに力を注ぐ
  • プレゼンが得意なら、ミーティングの場で発表する場を設ける
  • 動画作成が得意なら、何かの節目でやる気をあげる動画を発表してみる

というような取り組みができると思います。

見せつけるようにやってしまうと、嫌味にとられるので、見せ方に注意しましょう。

 

仕事の成果がでるため、部下のモチベーションがあがるため、部下の仕事がスムーズになるため、という幅広い視点で考えれば、なにかできることが見つかるでしょう。

こういう動きを取り入れることで、そのリーダー独自のリーダーシップを強めることが出来ます。

チームに足りないものに力を注ぐ

ここまでできるようになったら、あとはチーム全体の弱点や足りない要素を補うことを考えたほうがいいと思います。

例えば・・

  • 細かいミスが多い→ミスをなくす仕組みを考えたり、ミスを減らすスキルをリーダーが率先して身につける。
  • チーム内の交流が少ない→活発に交流をするための仕組みを考えたり、リーダーが企画を考える。

などが考えられます。

 

自分が率先して新しいことに取り組むことになるので、これはなかなか大変でもあります。

しかし、特定の点に絞って全力を注ぐことが出来れば、ある程度は何とかなることが多いものです。

どうしても苦しい場合は、得意そうな部下に白羽の矢を立てて、克服するための動きをとってもらってもいいでしょう。

その場合は、もちろん任せっぱなしではなく出来る限りの支援をすべきです。

いずれにしても、リーダー自身が苦手克服を嫌がらず、何らかの方法で手をつけるということが大切です。

リーダーは「熱血」より「熱意」

このようなプロセスを踏むことで、リーダーとして信頼される動きができるでしょう。

優れたリーダーは熱血というイメージがありますが、成果を出しているリーダーは必ずしもそういうわけではありません。

熱く部下に語りかける必要はなく、なかにはそういうノリを嫌がる人もいます。

 

それよりも大切なのは、熱心であることだと私は思います。

人は、相手が本気になっているかどうかに敏感です。

多少空回っていても、成果をあげたり、部下のやる気をあげるために熱心にやっている様子は必ず伝わります。

一生懸命にリーダーをやろうとしている様子に感化されて、あなたのことを信頼するようになります。

 

マンガの例ではありますが、こちらの内容が参考になると思います。

 

マンガのキャラからも人生は学べます
「熱意あるリーダーに人はついてくる」を教えてくれる『K』伊達泥太当サイトではリーダーに必要な要素としてさまざまな記事を書いてきました。 魅力的なリーダーになるためには色々と大切なことがありますが...

 

自分に合ったスタイルなら自信が持てるはず

リーダーシップには、決まった型はなく、あなたなりにチームの成果を上げるように導けばそれで構いません。

自分には合わないやり方をやろうとして、「自信がない・・」と嘆く必要はありません。

 

合わないスタイルを無理に貫くと、不自然で空回りします。

それよりも、ここまで紹介した内容に沿って、あなたに合ったやり方を試してみてください。

自分にあったやり方で進められるなら、自信をもってできるはずです。

リーダーに慣れていなくて自信がないという人は、参考にしてみてください。

 

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