部下を育てるコツ

部下を育てるには成功と失敗の体験を使い分けろ!タイプに合わせた経験を

成功したときのイメージ画像

大きな成功を成し遂げた人の話を書籍で読むと、その人の「成功体験」と「失敗体験」がそれぞれ紹介されることがあります。

小さな成功体験が大きな成功につながったり、失敗体験から学んだことが成功につながったり、という話を目にします。

成功体験と失敗体験、それぞれ価値があると言えるのは間違いないと思います。

 

実際、人が成長するためには様々な実体験が効果的で、そのなかでも大きな成功体験や失敗の経験が本人の糧になることが多いでしょう。

成功体験を積ませることで部下を伸ばす、という考えもあれば、敢えて失敗させて勉強させる、という意見も聞きます。

この二つは相反するものなので、実際部下の成長に効果的なのはどちらなのか悩むことがあると思います。

しかし、どちらかが万能で、どちらかが使えないということもありません。効果が違うので、その違いを把握し適切に使い分けることが重要です。今回はこのテーマについてまとめます。

成功体験は自信がないときの糧になる


成功体験と失敗体験は、成功の礎になるという意味では共通しているものの、異なる点もあり、そして重視するシチュエーションがそれぞれ違うと考えています。

 

まず、成功体験というのは何かのプロジェクトを完遂させ、目的どおりの成果が達せられたときやチームや部署に与えられた数値目標を達成したときなどが当てはまります。

この場合のメリットは

「自信がつく」

「チームに勢いをもたらす」

「このリーダーの下でやっていきたいと感じさせる」

ことです。

リーダーの打ち出した方針で成功をつかむことで、メンバーに「この方向でいいんだ」と実感させ、弾みをつけることができます。

 

したがって、成功体験は

「チームに活力が無いとき」

「外部から来たリーダーがまだ信頼されていないとき」

「チームのメンバーに自信が無いとき」

などにより効果のあるものだと思います。どちらかというとチームにエネルギーがなく、腰が重かったり、部下がしらけていたりという環境のときに効果を発揮するでしょう。

実際こういう雰囲気の環境でいきなり大きな成功は難しいので、小さな目標を少しずつクリアしたり、上司から指示された方法で上手くいったなどの経験からはじめていくことが効果的です。

失敗体験は驕りを諌める糧になる


失敗体験のメリットは

「自分は今のままではダメだと自戒させる」

「現状を否定し、新しい方法や姿勢を身につけるモチベーションを高める」

ことです。

 

間違いを失敗によって気づかせ、改めさせることが出来ます。今までのやり方に悪かったところは無いか見直し、そこから新しい方法を自分で考えるということができます。

その失敗が大きければ大きいほど本人に与えるショックは大きく、上司としてはフォローをすることが大切ですが、それを乗り越えたときの成長は大きなものです。

そのため失敗体験は

「自分の力を過信してしまっているような状態を改めたいとき」

に効果的です。

 

それまでの成功体験で自信過剰になってしまい、新しい方法を受け入れるのに抵抗があるようなときや仕事がマンネリ化してしまったときに効果を発揮するものだと思います。

チームは元気があるものの上司の言うことを聞かなかったり、エネルギーが正しい方向、会社の意図しない方向に向かっているときに有効です。

本来は部下に失敗されてしまうと会社になんらかの損害がでることがあるので、なるべく失敗はさせたくないところです。

しかし自信過剰はおごっている場合は、どこかで歯止めをきかせないと後々取り返しのつかない大きなミスを犯してしまう危険があります。それを防ぐ意味でもあえて失敗させることも、長い目で見れば有効だといえるでしょう。

 

違いを把握し効果的な方を選択させる


このように両者とも大きな成功につながる価値ある体験ですが、それが効果を発揮する状況は違います。

自信がなかったりしらけていたりするチームが失敗してもさらにやる気が無くなり、自信過剰になっている部署が成功したらさらに調子にのることになるでしょう。

 

そのため、より本人達にあった体験をさせることが重要です。

先ほどご紹介したポイントで判断すれば、その部下にどちらの経験が必要かという見極めはつくでしょう。

どんなに言葉を尽くして説明するよりも、経験を通じて本人が実感することが一番の学びです。特にしらけきっていたり、驕り高ぶっているときは周りから口で言われても聞かないものです。

 

そういうときに体験をさせ、そこから自分で気づかせるということがとても有効な教えになります。

部下の育成は口で説明するだけでなく、本人に実践させて成功・失敗の経験をさせるという方法も上司としては知っておくべきでしょう。

そして、「この部下には成功体験をさせたほうがいいだろう」「こいつは今は失敗させるべきだ」という判断をして、戦略的に経験値をつませることができれば、部下を大きくせいちょうせることが出来ます。

問いかけ考えされる育て方もあります

マニュアル人間にするな!部下の育成は問いかけ考えさせる

 

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