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部下のコミュニケーションに長けた上司が得意な「間接的に伝える」方法

伝言ゲームをしているイメージ画像

上司として部下に指示や依頼をしたり、同僚や他部署とやり取りする場面では、基本的に直接伝えることが多いと思います。

相手とコミュニケーションをとる場合は、上手に伝えることで相手との関係を良好にしたり、逆にうまくいかなかったならば険悪にしてしまうということもあるでしょう。

コミュニケーションの上手い下手は、「どのように直接伝えるか」ということも大切ですが、そもそも「間接的に伝える」という方法もあります。

「言いにくいことほど直接言うべき」という言葉があるように、直接伝えることは誠実であるということも言えるのですが、間接的に伝える、つまり第三者を介して伝えるということには信憑性が増すというメリットもあります。

なかには間接的に伝えてはいけないこともありますが、間接的に伝えることが有効であることもあります。

いずれにせよ、仕事をする上では人とのコミュニケーションが欠かせないので、その方法の引き出しは多く持つべきです。そこで今回は間接的に伝えるという方法についてまとめました。

褒めることは効果的


褒めたい相手に直接声をかけて褒めるということ以外に、第三者に対してその人を褒める言葉をかけ、その人から本人に伝わるという方法もあります。

人は直接言われる言葉より、第三者を介して言われることに信憑性が高く感じる傾向があります。そのため間接的に褒めることは効果的です。

また、間接的に伝える相手も考えることが重要です。褒めるときには相手の家族や関係の近い人に伝えるとより効果的です。例えば子供のことを親に褒めると親は非常に喜ぶことが多いでよね。

実際、日本電産の永守社長は、社員を褒める言葉をその社員の家族に送っているそうです。

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また、褒める言葉をその社員のライバルにかけることで、ライバル社員を奮起させるという方法もある。褒めるということはプラスなことなので、間接的に伝えることで色々な良い効果が狙えます。相手との関係性から、褒めたあとの影響を考えてみるとよいでしょう。

なお、いつも間接的に褒めてばかりだと相手に気持ち悪いと思われます。

そのため普段は基本直接褒めることを心がけつつ、たまに間接的に褒めるという形をとることで相手のモチベーションは向上すると思います。

説得するのは時には効果的


何か説得する際は基本直接話すことが人として誠実です。しかし自分よりも信頼されている人(同僚や上司)に説得してもらうことで効果を発揮することがあります。

というのも、人は同じことを言われても、言われる相手によって受け入れるか否かが違ってくる傾向があります。

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極端な例ですが、思春期の中学生が親の言うことは聞かなくても部活の先輩の言うことは聞く・・なんていうことが大人でもありえます。

説得する内容によっては、上の立場である上司よりも同僚に言われたほうが響く、なんていうこともあります。上司としては自分よりも説得力のある人がいる場合は、その人に依頼して話をしてもらうこともアリです。

指示を出すことは効果が薄い


褒める、説得するということを間接的に伝えるのは効果がありますが、間接的に伝えるのは万能ではありません。人を介して指示を出すという方法は避けるべきです。

人を介して指示を出すというのは、思いついたときにその場にいる人に伝えることで済みますから、出す側にしてみれば楽なものです。

ただし人を介して伝わることであいまいに伝わってしまったり、相手に不誠実な印象を与えます。強い信頼関係がない場合は行わないほうが無難です。

また、指示を受けた相手にもその重要性は伝わりにくい傾向があります。特にやってもやらなくてもいいような仕事の指示であれば間接的に伝えてもよいでしょうが・・

何らかの要因で間接的に指示することが多い場合でも、たまには直接指示をしたり、顔を合わせる機会があったらフォローするなりの対応をするべきです。

叱ることは逆効果


また、間接的に叱るというのは「○○さんが君のことを悪く言っていたよ」ということが相手に伝わることであり、基本的に逆効果です。信頼関係を壊したくない限りは間接的に伝えるべきではありません。

間接的に叱られた場合、その内容よりも「なぜ直接言ってくれないのか」という不信感が募ります。また、その内容もゆがんで伝わることが多く、誤解を招き話がこじれることが多いです。

そのため間接的に叱るということはするべきでもないし、意図せずこのような形にならないように陰口をたたくことの無いようにしなければなりません。

間接的な伝え方でコミュニケーションの引き出しを増やそう


以上のように、コミュニケーションには間接的に伝えるという方法もあります。

万能ではありませんが、上手く使うことで直接伝えることで相手との関係を良好にすることができるでしょう。

直接伝えるときにはどのように伝えるのが良いかを工夫してみるとともに、どのように間接的に伝えると効果的かも考えてみましょう。

コミュニケーションの引き出しの一つとしてはこの方法も有効です

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