部下育成

「会社から評価されない」と不満を言う部下には「利益」の重要性を伝えろ!

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会社や組織によっては人事査定制度がしっかりしているところもあればそうでないこともあります。

とくに査定制度がない場合、会社がそれぞれの社員をどう評価しているのかという基準を本人に伝えていないことが多いでしょう。

そのような環境だと、ほとんど本人への説明などないまま昇格やボーナス額が決定し、「自分は頑張っているのに評価されていない」という不満が起こりやすいといえます。

上司としては部下がそういう不満を持たないようにしたいところです。会社の評価基準となっている点がわかるならば、それを会社上層部の代わりに伝えてあげることが大切です。

しかしそういう基準を会社内で公開しているわけでもなく、会社上層部もハッキリした基準を持っていない場合は伝えようもありません。

そういう場合の一つの方法として、社会ではどのような基準で人が評価されるかを伝えることがよいと思います。

「利益を上げる能力」が最重要


ほとんどすべての一般企業において、評価されるための最も大きなポイントは

「利益を上げられるかどうか」

です。会社において評価されるために必要なスキル中にはさまざまなものがあると思います。

顧客満足度をいかにあげるか、新人をいかに教育するか、などということももちろん重要です。

 

しかし、

顧客満足度が向上する→リピーター・紹介を生み売上が上がる→利益が上がる

新人が育つ→一人前に仕事をこなす→その仕事が利益を生む

というように、会社から求められるほとんど多くのことは、「利益を上げられるかどうか」につながります。

結局、会社というのは利益を上げることができないと給与などの支払ができず、会社の運営を続けていくことができません。個人でいうとお金を稼がないと満足な生活をしていけないのと一緒です。

 

そのため、「利益を生むことができる能力」は、ほとんどすべての企業において共通して重視される能力です。

顧客満足度の向上や、新人教育などは非常に大切なことですが、それはあくまで利益につながるからと考えるべきです。

顧客満足をあげたとしてもリピーター化や紹介が無いのならば利益を生んでいるとは言いがたく、顧客満足度が上げられなくても他の方法で利益を生むことができる人よりも評価されないということになりがちです。

会社員である以上、この点を自覚させることがとても大切になります。

間接部門では「コストを下げる能力」が重要


利益を生むために必要なことは

・売上をあげられるかどうか

・コストをさげられるかどうか

の2点です。

営業や販売の仕事では売上をいかにあげられるかどうかが利益を生むことができるかどうかとほぼ同じ意味合いとなります。

一方で裏方と呼ばれるような事務処理の職種は、売上を作るわけでありません。そこで、「いかにコストを下げられるか」ということが利益を生むかどうかに直結します。

コスト削減は移動費や宿泊費など、支払う金額を抑えることだけではありません。

例えば1時間かかっていた作業を10分で終えることができるようにやり方を変えたりするなどの改善も人件費の削減につながる立派なコスト削減です。

特に成熟した市場では売上を前年より上げることがそう容易ではないため、コストを下げることで利益を生み出す力も重視されます。

どの会社であっても利益はあげる必要がある


先ほども触れましたが、会社にとって利益は家庭でいうと収入にあたるもので、いくら愛情に溢れる家庭でも、収入がないと生活していくことは不可能ですよね。

そう考えると、利益をあげることができるかどうかはやはり会社にとって最重要であり、それができる人材は会社にとって重宝されます。

自分は転職しても通用するのだろうか、社会のなかで自分の価値はどのくらいなのだろうかと気になる場合こともあると思います。

そのひとつの指標として今の会社で利益を上げているだろうか、また、他の会社でも利益を上げるためのスキルはあるのだろうか、ということを一つの基準として考えると良いのではとおもいます。

自分がどれだけ売上・利益をあげることができる人材なのか

=自分が社会でどれだけ価値がある人材なのか

と考えてよいでしょう。

 

利益の重要性を部下に理解させよう


このようなことを上司は部下に伝え、一般の企業では「利益を生むことができるかどうか」が非常に重視されると理解させることが大切だと思います。

「会社が評価してくれない!」と不満に思う社員は、

「顧客満足度を高めているはずなのに自分を評価してくれない!」というように考えることがいいでしょう。

しかし先ほどの例で考えると、「顧客満足度を高める」社員が優秀なのではなく、「顧客満足度を高め、そこからリピーターや紹介を作る」社員が優秀と判断されるのです。

「利益を作ることができるかどうか」という視点で考えるように促す必要があります。自分の評価に不満を持つ社員はこの視点が抜けていることが多いと感じます。

どんな会社でも、続いていくためには利益が必要で、それを生むことができる人を評価すべきなのです。それを部下に理解させましょう。

 

また、利益を出していたとしても、コネやゴマすりによる昇格や昇給が横行して正当に評価されないという環境もあるでしょう。

その場合は環境を変えるべきです。こういう組織は本来あるべき姿を見失っているので、いつか破綻します。

利益を生む力は普通の企業ではかなり重宝されるので、その実績をアピールすればよい待遇ので転職も可能だと思います。

このような説明をし、部下に「利益を生むことができるかどうか」という正しい方向に奮起してもらうようことが重要です。

利益を作ることの重要性についてはこちらの記事も参考になります

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