部下育成

部下に任せっきりにするな!目標達成させるために上司が考えるべきポイント

目標を達成した女性のイメージ画像

売上目標や年間予算など、上司には会社から数値目標が課されることが多いでしょう。

上司にはチームへ与えられた目標を達成させることが求められます。そのため部下に対して働きかけをしなければいいけません。

そのための取り組みは以下の記事が参考になります。

できる上司は知っている!部下のやる気を上げ目標達成させるためのコツ

目標数値に納得感を持たせ、個人個人に目標を割り振り、振り返りを頻繁に行うという働きかけをすることが必要です。

なお、数値目標を部下に割り振るだけで達成できる見通しがある場合は、目標達成はさほど難しくありません。割り振ったあとは実行されているかどうかの管理だけ行えばよいことになります。

しかし予定した見通しどおりにうまくいかない場合や、部下に割り振った目標値に無理がある場合、上司には「足りない分をどのように補うか」という別のプランを考えることが必要になります。

この「目標を達成させるためのプラン」を描くのが上司の仕事で、この能力の良し悪しによって目標達成の可能性が変わります。そこで今回は、そのプランを描くために役立つコツをまとめます。

ゼロベース思考


ゼロベース思考というのは既存の枠組みにとらわれず、白紙の状態から考え直すという考え方です。これは比較的有名な考え方です。

たとえば若い女性向けの化粧品の売上が伸びずに目標が達成できない、というときに販売対象を年配の女性や美意識の高い男性をターゲットにしてみる、などという考え方が当てはまります。

従来の方法の延長や改善をするということではなく、まったく別の方法を0から考えていくというイメージです。これまで当たり前だと考えている前提を疑うという発想が必要です。

与えられた目標が従来の方法では達成できない場合、新しい別の方法を考えることで目標にとどかせようと考えます。現場レベルでやれることには限界があるかもしれませんが、このような発想で新しい方法が無いかを考えることは役立つでしょう。

「使えるものはすべて使う」発想


たとえば陸上競技なら筋力や技術を磨くだけではなく、シューズやウェアで記録の出やすいものは無いかを探したり

学校のテストであれば自分で勉強をするだけでなく、先輩に去年どんな問題が出たか聞いてみたり

・・といったように、まわりの人もやるような努力だけでなく、それ以外の方法を徹底的に考えて実施してみるという考え方です。

明確なルール違反はダメですが、ルール違反ギリギリはダメではない、という考えです。

「目的のためには手段を選ばない」という言葉がありますが、ルール違反とならない範囲で柔軟にあらゆる手段を考えて手を打つことで目標に到達させるという考え方です。

 

自らに高い目標を課す


また、「与えられている目標より高い目標を課すこと」も非常に重要です

もともと予定通りのプランで売上があがっていくわけではありません。予定よりもうまくいかないこともあるでしょう。

そこで、もともと与えられた目標より高い目標を勝手に設定し、それを達成させるために部下への割り振りやプラン設定を行います。

この「高い目標を課す」という方法を効果的に使っていたのが元プロ野球選手の落合博満さんです。

彼は日本プロ野球史上唯一となる3度の三冠王を獲得した非常に有名な選手です。

彼はそんな偉業を達成するために、通常であれば

3割3分の打率(33%の確率でヒットを打つ)

で優秀な選手と言われるところを、彼は

4割の打率(40%)

を目指して試行錯誤していましたと語っています。

3割3分の成績にするのと4割にするのとでは必要な練習や準備のレベルは違ってくるようで、そのレベルに届かせるように修練を積み重ねた結果偉業を達成できたのではと思います。

高い目標が飛躍した発想を生む


落合博満さんの例からわかることは、目標は高ければ高いほど達成するための努力は大きなものになるということと、飛躍した発想をしやすくなるということです。

少し高いだけの目標だと「あと少し頑張ろう」と考えるだけで思考が止まりますが、到底届かないような高い目標であれば、やり方自体を根本的に見直すという発想が出てきます。

たとえば25mしか泳げない人が40mくらいの川を渡ろうと思ったら泳ぎの練習をしようという発想になると思いますが、5kmもある大河を渡れと言われた場合は船を作るなどの根本的な方法の見直しをすると思います。

あえて大きな目標を自分の中に設定し、高い理想を持つことで発想が広がり多くの努力をし、その結果実力もつくことになると思います。

上司は戦術を練り、達成するためのプランを描くのが仕事


このようなポイントを押さえ、チームが目標を達成するためのプランを練ることが上司の役割です。

プランを遂行し、実際に売上などの実績を積むのが部下の仕事ですが、部下がどのように動くのかを決めるのが上司の仕事です。

部下の遂行能力が高くとも、上司がプランを描く能力が低いと目標は達成されません。上司は遂行能力よりもプランを描く能力を高めることが重要でしょう。

今回ご紹介したポイントは、どんな種類の目標数値の達成プランにも応用ができると思います。達成が困難な場合はこれらのポイントを押さえてプランを練りましょう。

上司としての働き方はこちらも参考になります

部下のやる気アップがすべて!実務をしない管理職がすべき5つのポイント

 

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