厄介な上司や部下

乱暴な指示をだしてくる上司の言い分を代弁してみる

嫌味な感じの上司の画像イメージ

上司がどのように指示を出すかが部下のモチベーションに大きく関わる記事を書きました。

どんな部下でもこれで育つ!部下のやる気を上げる指示の出し方

自分が上司の場合はこのような指示をだせるように研鑽をしなければいけませんが、実際こんなよくできた上司であることの方が少ないと思います。

 

上司の指示が乱暴だったり雑だったりで嫌気がさす人も多いでしょう。

チームの成果を出すためにも上司としては丁寧な指示を出す必要がありますが、しかしあえて指示を乱暴に出すことが望ましいということもあります。

単に上司が無能であるため乱暴に指示を出しているケースもありますが、中にはそうでないこともあります。上司にも上司なりの意図があって乱暴に指示をだすことがあります。今回はこの点についてまとめます。

とても理不尽な「乱暴な指示」


まず、乱暴な指示とはどんなものでしょうか。

業務の目的や意義を最低限は伝えます。その上で目的を達成するためのやり方については漠然とだけ伝え、詳しくは自分で考えろ、というスタンス。

やり方、完成のイメージは一度自分で考え、それを見てダメだしをし改善していきます。上司自身に出来上がりのイメージはありません、あくまで部下に考えさせ、それを見てあれこれ言います。

 

また、出てきたものを見て「なんか違う」と感じたら以前とは逆の内容の指示をだすこともあります。

そして、相手が抱えている業務の多さは関係なく思いついたことをどんどん振ります。そしてほとんどの業務について「急ぎでやれ」「至急」「早々に」という言葉がつきます。

全部早く仕上げて欲しいけど、具体的な優先順位は自分でつけなさいというスタンスですね。

一定以上のレベルの社員に求められる指示の出し方


この乱暴な指示というのは、主任や係長などの役職がついている社員に対して、その上長が行なう指示の出し方です。

指示を受ける側に一定以上の力量があることが大前提であり、この方法を経験や実力が乏しい相手にしてしまってもついてこれません。

 

もし新人にこのような指示を出している職場があったらある意味ブラック企業なので離職を考えたほうが無難でしょう。

また、この乱暴な指示は次々と出されるため、相手にそれを受け止めるだけの力量があったとしても、色々なことを中途半端に着手してしまい仕事のスピードが落ちてしまうという危険性もあります。

指示を出す側にはメリットがある


一方で、指示を出す側としては相手の都合を一切考えずただ指示を垂れ流していればよいだけなのでかなり楽というメリットがあります。指示の出し方、進捗の管理について労力を使う必要がありません。

この場合の指示を出す側というのは少なくとも課長、また経営層である場合も多いため、自分の部下に指示を出す労力を、将来の戦略を考えるなど発展的なことに時間を使うことができます。

 

また、このスタイルの指示で成果を出すことができる社員がいる組織は強くなります。このような社員に支えられ、会社のトップ層が発展的な仕事に時間を割くことができるようになります。

そのため、ある程度の力量がある相手に対して、敢えてこのように乱暴に指示をだし相手を鍛えるのです。

会社を大きくしていくためには会社全体の方向性を考えたり、仕組みを作る人が必要です。そうなると実務にかかる時間はありません。また、新規出店や人材採用など大きなテーマについて判断を下す必要もあります。

そのため経営層は大雑把に方針を示し、あとの実行は下の社員に任せるという流れを作ることが必要なのです。

それを実現するために乱暴な指示の出し方が必要になります。

 

ただし、このような指示の出され方は受け手にストレスがかかります。途中で嫌気がさしてしまい退職してしまうというようなリスクも一方ではあります。

このリスクを回避するには、指示の受け手が納得するような好待遇であることや、指示を出す側が人間的に尊敬されているなど、モチベーションがあがるような要素も必要でしょう。

また、魅力的な待遇にして、希望する人が常に多くいるような体制にすることも大事でしょう。誰かがドロップアウトしてもすぐに代わりの人材が見つかるのであれば会社としては問題ありません。

ただし、中小企業などで人材も豊富でなく待遇も良いとはいえない中でこのような環境をしくと人材定着に苦労するというリスクもあります。

「乱暴な指示」は人を伸ばす


出し手からするとメリットがある乱暴な指示ですが、受け手にもメリットがあります。乱暴な指示を形にするためには想像力や仮説を立てる力、相手のニーズを引き出す力などさまざまな能力が必要です。

 

また、自分ひとりではできない規模の仕事であることも多く、部下に指示を出したり、関係各所を協力しながら進めることも求められます。

ストレスがたまりがちな乱暴な指示ですが、それに応えることで自分の能力もついてきます。いつかその体制に嫌気が差して転職を考えることがあっても、乱暴な指示の元でついた仕事を進める能力は次の職場でも活きるでしょう。

人間的に尊敬できない・明らかに自分が楽をしたいから指示を乱暴に出しているという場合は何も考えずに丸投げしているだけなので、身の振り方を考えたほうがいいかもしれません。

 

しかし、乱暴な指示を出してくる上司が人間的には尊敬できる人であったり、かつて自分がそのような環境で成果をだして出世した・・というような人であればこれまで説明したような背景であなたに指示を出している可能性が高いでしょう。

それについていくことであなた自身も成長し、所属する組織の発展にもつながります。「上司の指示が乱暴でやってらない!」と投げ出す前に、これらの内容を少し考えてみてください。

それでも本当にやってられない場合はこちらの記事を参考に

上司や職場が嫌になったらこれを読めー仕事は流してやってもよい

 

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