部下育成

上司がどう振る舞うかによって、部下が前向きになるかどうか決まる。

理不尽に怒り狂う画像イメージ

会社の中で仕事をしていると、顧客や会社の上層部から理不尽な要求や指示が降りることはよくあるでしょう。

そして、こうした理不尽な要求や指示によってやる気がなくなるということは良く起こります。特に会社からの理不尽な指示や方針にやる気をそがれることが多いです。

上司としてはそのような理不尽によって、部下のやる気が下がってしまうことは避けたいところです。

 

こうした理不尽に対して、上司自身がどのように受け止め、どのように話すかということが部下に影響を与えます。げんなりしてやる気を失ってしまうか、それとも前向きに捉えられるかは上司の振る舞いによって変わります。

そこで今回は会社や顧客からの理不尽に対して、上司はどう向き合うべきなのかをまとめます。

人生も会社も社会も何もかもすべて理不尽


そもそも社会とは理不尽です。人生において理不尽ではないのはせいぜい大学まで。社会は色々な人が自分の幸せを求め生活していて、ある人にとっての幸せが他の人にとっての不幸せということも多いです。

例えばオリンピックでは金メダルは1人しか与えられず、どんなイケメン俳優でも妻になれる女性は同時に一人までです。

そして究極的には自分たちが生きるために植物や動物を食べるのも、狩られて食べられる彼ら(と表現していいのか微妙ですが)にしてみれば理不尽です。

 

また、これまでの人生で失敗をして他の人に迷惑をかけたことはないでしょうか。そしてそれによって、誰かに被害を与え、理不尽だと思わせてしまうこともあったかもしれません。

自分の幸せを求めて生活していることが、誰かの不幸せにつながってしまうことがあるのです。

 

また、究極の理不尽として天変地異があげられると思います。

地震などによって生活環境が変わることを余儀なくされたりといったことは誰のせいでもなく、理不尽以外の何者でありません。

この世に理不尽が溢れていることを共有する


このように考えると世の中は理不尽で出来上がっています。自分が理不尽を被ることもあれば、自分が原因となって誰かに理不尽な思いをさせてしまうことだって考えられます。

この事実を上司が発信し、部下と共有することがまず大切です。そしてその上で、その理不尽を受け入れることです。

やってはいけないのは「理不尽であるのに、あたかもそうでないかのように振る舞う」ことです。

部下にしてみれば、「この人は無理やり自分たちをごまかそうとしている、言いくるめようとしている」と不信感を与えてしまいます。

 

それよりは、世の中は理不尽だらけだということを理解させつつ、この件は理不尽であるということを認めてしまったほうが潔く好印象です。

理不尽は人が生きていくうえでどうしても避けられないもので、それを嘆くよりもいっそのことそれを受け入れて笑い飛ばすのがむしろ良いでしょう。

それを明るく受け入れ打開策を考えていく・・ということを上司が積極的にできるとチームも明るくなります。

理不尽にぐちぐち言わずぐっと堪え前向きに頑張っていく姿はメンバーにとって励みになり、リーダーに対しての信頼感が増すでしょう。

「この件は理不尽だけども、がんばっていこう」と声をかけたり、上司自身がその理不尽に腐らずに向き合う姿を見せることが大切です。

理不尽をむしろ利用するくらいの心意気で


また、チームは大きな困難・危機にぶつかったときただ落ち込むのではなく逆に発奮し団結できることもあります。

それを起こすのはやはりリーダーの明るく前向きな姿勢です。

いっそのこと、開き直り明るく乗り越える姿をメンバーに見せ信頼感を高めるためのチャンスとして利用してやりましょう。

理不尽に負けず前向きな自分を見せ、部下からの信頼を得るためのダシにしようと考えるぐらいがちょうどいいと思います。

 

また、上司自身がこういう理不尽に対応できず腐ってしまうことも多くあるため、理不尽に対して前向きに取り組むことが出来ればそういう人たちと差をつけられるチャンスです。

頑張った分がそのまま認められるような環境だとみんな頑張ります。しかし理不尽によって、やる気が下げられるような環境でどう振る舞うかで他の上司との差がつくものでしょう。

 

このように考えて、降りかかる理不尽を自分の出世の土台にすればよいのです。そうすると自分にとっては受け入れがたい理不尽から、利用価値のあるものに変わります。

動機は何であれ、そのように捉えることで上司としては自然に明るくなり、その振る舞いが部下へと伝わっていくでしょう。部下は上司の振る舞いに必ず影響されます。どんな理由であっても部下としては明るく振舞う上司のほうがいいに決まっています。

理不尽は自分にとって害だと決め付けず、違った視点で捉えて有効活用してください。

上司の振舞いが部下のやる気を左右するという意味で、こちらも参考になります。

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